世の中 まつりさんのツイート: "「ハイエースしたい」を単なる冗談なのにって思う言語センスは、性差とか性尊重とかフェミニストvsオタクとかそういう話じゃなくて、「アスペ」「ガイジ」をカジュアルに使ったり、「死ね」を挨拶がわりに使ったりする感覚と地続きだと思ってる。性教育じゃなく品格教育の範囲の話。"
なんかものすごく久しぶりに記事を書く気がします。あままこです。 今ネット上では、NHKのニュースサイトにキズナアイが登場し、その登場の仕方が問題あるのではないかとか、そうやって社会学者が「ポリコレ」を盾にいちゃもんをつけるのこそ問題だ、という感じで、論争が巻き起こっていますね。 で、まずこの論争に対する僕の意見はというと、まあ、荻上チキという評論家の人*1がTBSラジオの番組で述べていた意見 www.tbsradio.jp と大体同じ感じで、「キズナアイの記事にはジェンダー的な問題があるから、それに対して議論をすることはいいことで、『騒ぐ方がおかしい』と一蹴するのはおかしい。」というものです。 さらに言えば、ジェンダー的な問題とは更に別に、「こういう解説記事で、聞き役にバカを演じることが強いられる」ということも問題だと思っています。これに関しては、twitterで意見を連投したのでそれを転
母の死に伴う葬儀を、先々週末に行うことができました。20名弱ほどのご参列を頂きました。本当にありがとうございます。 まだまだ、残された事をやっていかないといけないので、法的な関係だけでも多分一年くらいはかかってしまいそうですが、葬儀の後エネルギーが完全に抜け落ちたのもある程度溜まり直してますので、少し書いてみましょう。 又、フェミニズム運動と反差別運動(のそれぞれ主流派)がやり玉に挙げられてる。 この数年間、ネット上で特にホットな問題として、「(主に男性の)オタクの文化と、フェミニズム運動や反差別運動を筆頭にする左派リベラルの対立」と言うのがあって、それ自体は度々書いてきたと思います。 で、又、そのような話が噴き出し始めたわけですよ。 togetter.com 「フェミニスト」であり、最近PAPS(ポルノ被害と性暴力を考える会)の理事となった北原みのり氏と、反差別運動にのめり込んで、別の方
『Shape Garden』は、いわゆるマージパズル系ゲーム。同じ数字同士をくっつけて大きくしていき、画面がいっぱいになったらゲームオーバーというシンプルなルールである。 続きを読む 概要 バベルの塔の神話に着想を得た、言語謎解きアドベンチャー。 続きを読む グラッサーの最新作『Crux』より。レーベルのOne Little Independent Recordsは、ビョークなどもアルバムを出している。 時々聴きたくなるミュージシャンなのだが、メジャー感にもインディー感にもいまいち振り切れず、これ! と言い表せない作風なのがあまりパッとしない理由だろうか…。 今回は異なる要素を組み合わせた作品ということで、結構意欲作だと思うのだが。フィドルを取り入れていたり、この『Vine』でも民謡のような歌唱や喉歌が聞こえる。 続きを読む メモ。SNS時代の情報は、のちのち振り返りづらいと思うので。俯瞰
私(安岡孝一)の2016年2月26日の日記の読者から、近江龍一・西原陽子・山西良典の『ドメインにより意味が変化する単語に着目した猥褻な表現のフィルタリング』(人工知能学会第31回全国大会論文集, 2M2-OS-34a-1, 2017年5月24日)という論文を読んでほしい、との御連絡をいただいた。読んでみたのだが、書写言語研究におけるサンプルデータの重要性を全く理解していない論文で、正直、頭が痛くなった。 本研究では猥褻な表現に関する文を集めるために,pixivに投稿されているR-18小説を用いた.R-18小説に分類される小説の中から,2016年10月のウィークリーランキングTop10の小説を選択し,分析に用いた. そんな偏ったサンプルデータ10本で、まともな結果が出るわけが無いだろう。しかも、なぜpixivに限定しなければいけないのか、pixivに限定する意図は何なのか、この論文には全く書
違法? 合法?→合法無断で引用していいの?→著作権法第32条に基づき、公表されてる著作物は無断で引用していいことになってます分析だから引用じゃない!→あっ、ひょっとしてかける数とかけられる数は違うって信じてる宗派の方ですか? 全文を機械分析するなんて引用の範囲を超えている!→著作権法第47条の7「情報解析のための複製等」に該当し合法です pixivは会員しか見れないけど?→不特定の誰か1人以上、あるいは50人くらいの人数より多くの特定多数に公開することを公表といいます会員制なのに公表してるってみなされるのおかしくない?→お金を払ってシュリンク破らないと読めない商業漫画も公表されたものですが何か 判例はあるの?→教師・生徒300人に配られた中学校の卒業文集は公表されてるので引用OKという判例→http://www.u-pat.com/h-1.html支部の規約で引用は禁止されてるよね?→規約
さてと、例の「やおい論争」。 "Queer Studies '96"を取り寄せてみました。"性"を巡る問題について、これだけ熱く語っている人たちの活字を追っていると正直クラクラするような気分になりました。それは僕が普段「差別」という問題について意識せずに生活しているからなのでしょうが、それにしても差別だのなんだのといったフレームワークを多用した世界観を持つと、なんだか息苦しい気がしてきます。その中で「少女マンガとホモフォビア」と名付けられた佐藤小論文はむしろライト路線な文章でした。 もっとも「やおい論争」と言っても、ここで言う「やおい論争」は「CHOISIR」(ショワジール)というミニコミ誌で1992年から4年間にわたって行われた一連の論争のことを指しています。「生き方とセクシュアリティを考える女性のためのミニコミ誌」という触れ込みの書物ですから、国立国会図書館にでもいけば閲覧できるのかも
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く