Windows 10 Insider Previewビルド16257で、Windowsを視線誘導で操作できる「Eye Control」機能が搭載された。早速対応デバイスを購入してテストしたところ、びっくりするくらいきっちり動作したので、早速レビューしてみた。 ALS患者のために視線追跡技術の開発をスタート Microsoftは、2014年に筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患った元NFL選手スティーブ・グリーソンからメールを受け取った。眼球以外のほとんどの筋肉を動かしづらくなる病気にかかっても、自分で車いすを動かしたり、家族とコミュニケーションを取りたいという内容だ。メールを受け取ったMicrosoftはその後、社内ハッカソンを開催。1週間のうちに「Eye Gaze Wheelchair」という視線操作できる車いすが生み出され、大賞を受賞した。