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ブックマーク / note.com/li_kotomi (2)

  • LGBT関連のNGフレーズ集|李琴峰

    セクシュアル・マイノリティを題材に小説を書いていると、時々意味不明なことを言われたり、よく分かってもいないのに「分かっているつもり」で上から目線の評論を書かれることがあります。 よほどひどいもの(「レズビアン小説を書くならエロスが必要」とか「外国人が書くLGBT小説という枠を越えられていない」など)については都度講演のネタにしたりエッセイで反論しているが、いちいち言い返すのも疲れるし、自分の基準はどこにあるのだろうと自問する時がある。 この記事では、実にありふれた言説から、実際に言われたことがあるものまで、私が考える「セクシュアル・マイノリティを扱う作品を批評する際のNGフレーズ」や「セクシュアル・マイノリティの人々について語る際のNGフレーズ」を羅列してみる。自分用のメモも兼ねて。思いついた時に都度追加するし、読者の方も、何か思いついたらぜひ教えてください。 中には絶対に「NG」とは言わ

    LGBT関連のNGフレーズ集|李琴峰
    u-li
    u-li 2024/04/29
    “ここ数年でトランスジェンダーに対する差別言説の盛り上がりを踏まえ、トランスの人々について言及する際に好ましくない用語を文末に補足”
  • 同じ船に乗って、同じ虹のもとへ|李琴峰

    あなたは何を求めて、虹のもとへ集ったのですか? あなたは何が欲しくて、虹を仰ぎ見るのですか? 虹って、当に儚いものですよね。 匂いもしないし、手にも触れられない。雨が降らないと現れないし、やっと見えたと思った途端、すぐにまた消えてしまう。 儚過ぎて、当はただの幻ではないかと、疑ってしまいそうなほどです。 疑いながらも、そこに何かを求めずにはいられない、そんな自分に気付いてしまいます。 私もそう思います。 例えば虹色の行列で闊歩し、色々な人々と熱情的なハイタッチを交わしながら、「ハッピープライド」を口にしてみる時。 例えば宵闇の二丁目を漫ろ歩き、次第に賑わっていく街を微笑ましく眺めながら、自分の行きつけの店へ向かう時。 例えばアルコールを片手に、大音量の音楽に合わせて無我夢中に身体を揺らす時。 まるで世界に祝福されているような気分ですね。当はそんなことないのに。 私達はよく分かっていま

    同じ船に乗って、同じ虹のもとへ|李琴峰
    u-li
    u-li 2019/05/31
    “私達を傷付けるのは、傷付け得るのは、何も「外の世界の嵐」なんかじゃありません。 というと語弊があるかも”“本当の意味で傷付け、再起不能になるまで打ちのめすことができるのは、いつも親しい人達なのです”
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