2018年2月22日 福島第一原発事故以降、脱原発を求めるデモが活発に行われました。その動きは日本国内に留まらず、海外へも広がりを見せています。とくにドイツの一部地域においては、毎年各地で行われる追悼式が政治団体も加わった反原発デモへと発展し、福島の現在に関するドイツ語での正確な情報がドイツ国民に伝わらないまま、福島について誤った情報やイメージが共有・拡散されています。 たとえば、2017年にベルリンで行なわれた「かざぐるまデモ」の告知文には次のような文章が記されています。 原発事故がもたらす影響は、人間にとっても自然界にとっても悲劇にほかなりません。この事故によって、何万人という人々が故郷を失いました。健康への危険性が高いのに、日本政府は子どもだましの除染をして、まだ空間線量の高い地域に住民を帰還させようとしています。 原発事故で汚染された地域はもう安全だということにして賠償金の支払いか
![ドイツの脱原発デモ「かざぐるまデモ」と福島 – Fact Check 福島 | ファクトチェック 福島](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2fffd67c64167e9d0f50277a48e057e730ea37b8/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Ffukushima.factcheck.site%2Fwordpress%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F02%2F1c86153a66bab2be4404be776793873a.jpg)