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Bolanoに関するuporekeのブックマーク (11)

  • 通話 - 情報考学 Passion For The Future

    ・通話 「『通話』―スペインに亡命中のアルゼンチン人作家と"僕"の奇妙な友情を描く『センシニ』、第二次世界大戦を生き延びた売れないフランス人作家の物語『アンリ・シモン・ルプランス』ほか3編。『刑事たち』―メキシコ市の公園のベンチからこの世を凝視する男の思い出を描く『芋虫』、1973年のチリ・クーデターに関わった二人組の会話から成る『刑事たち』ほか3編。『アン・ムーアの人生』―病床から人生最良の日々を振り返るポルノ女優の告白『ジョアンナ・シルヴェストリ』、ヒッピー世代に生まれたあるアメリカ人女性の半生を綴る『アン・ムーアの人生』ほか2編。 」 ラテン・アメリカの知る人ぞ知る小説家ロベルト・ボラーニョの短編集。 ボラーニョという作家を知りたくて読んだが読んだ後の方が、果たしてどういう作家だったのかわからなくなった。作風がバリエーションに富んでいて、どれも濃密。「ウディ・アレンとタランティーノと

    uporeke
    uporeke 2010/08/21
    やはりボラーニョは長編の方が
  • ロベルト・ボラーニョ『野生の探偵たち』 - 越川芳明のカフェ・ノマド Cafe Nomad, Yoshiaki Koshikawa

    放浪詩人の書いた「21世紀文学」 ロベルト・ボラーニョ『野生の探偵たち』 越川芳明 今年の春、ふらっと立ち寄ったトロントの書店で購入したのがロベルト・ボラーニョのスーパー・メガノベル『2666』の英訳ペーパーバック(2009年刊)だった。 著者紹介の欄を覗いてみれば、2003年に50才の若さで亡くなっているが、すでに何冊もの英訳が出ているではないか。 このたび見事な日語訳が出た『野生の探偵たち』は、ガルシア=マルケスやコルタサルなど、中南米の一流の作家たちに贈られるロムロ・ガジェゴス賞を受賞している。日語版は、上下二巻で900頁を超す大作だ。 ボラーニョは1953年に南米のチリで生まれた。思春期に家族と共にメキシコに移住し、世界各地を放浪したあと、居を定めたスペインのバルセロナ郊外で亡くなっている。そうした遍歴から窺われるのは、「根なし草」の放浪癖だ。 放浪は何かを発見するための手

    ロベルト・ボラーニョ『野生の探偵たち』 - 越川芳明のカフェ・ノマド Cafe Nomad, Yoshiaki Koshikawa
  • 『新潮』をボラーニョが制覇する

    『新潮』というのは新潮社の文芸誌。その8月号をロベルト・ボラーニョが制した。とはどういうことか? 2人の論客が合計4ページにわたってボラーニョのを紹介していた。いずれも2段組みの通常の読み物に比べて小さな活字の3段組み。ページ占有率にすればかなりのもののはず。 掲載順に言って、まず、都甲幸治さん。自身の連載ページ「生き延びるためのアメリカ文学」の第29回として「さまよえるファシストたち――ロベルト・ボラーニョ『南北アメリカのナチ文学』」。文学事典とも短編集ともつかない形式で30人もの架空のファシスト作家たちの評伝を並べたボラーニョの傑作を紹介している。「ボラーニョの作品を読めば、我々が今まで中南米文学に対して抱いていたイメージは粉々に砕けてしまうだろう。ボルヘスなど中南米文学の最良の部分をきちんと消化したうえで、これほど現代的な作品を書いている作家がいたのか」。 いたのですよ。そしてまた

  • CHUCKPALAHNIUK.NET

  • 白水社の本棚@アマゾン - 通話 (EXLIBRIS)

  • ロベルト・ボラーニョ 『通話』

  • 『通話』 - sgnstyleの日記

  • レイモンド・チャンドラー『さよなら、愛しい人』(1940) / Pulp Literature

    ★★★★ The Adventure of Sherlock Holmes ジェレミー・ブレット / デビッド・バーク / ゲイル・ハニカット / テニエル・エバンズ ハピネット・ピクチャーズ 単品 【Amazon】 / BOX(24枚組) 【Amazon】 「ボヘミアの醜聞」、「踊る人形」の2編。 NHKで放送していたドラマの完全版(日語吹き替えも収録)。これはすごかった。あの端正な小説世界を忠実に再現していて、風格ある映像にぐぐっと引き込まれる。ホームズ役のジェレミー・ブレットは大はまりだし、馬車が闊歩するロンドンや緑に覆われた郊外など、異国情緒あふれる風景も素晴らしい。紅茶を飲みながらのんびり浸っていたい世界観だ。 第1話「ボヘミアの醜聞」"A Scandal In Bohemia" ボヘミア国王がお忍びでホームズの部屋を訪問。結婚を間近に控えた王は、昔の恋人であるアイリーン・アド

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  • 通話/ロベルト・ボラーニョ - Cafebleu Diary

    少し読み進めただけで、親しみの持てる作家だとわかる。率直でまわりくどいところがない。スピーディで「だからどうした」的な結末がない。チリの作家、故・ロベルト・ボラーニョの短編集。「通話」「刑事たち」「アン・ムーアの人生」の三部構成で、その中に独立した4~5篇の短編が収められている。 「通話」は表題作を除き作家に関する短篇を集めたもの。「センシニ」は多分、私の感覚ではサッカー選手の「(ネストル・)センシーニ」なんだけれど、アルゼンチンの作家ダニエル・モヤーノがモデルの一人と言われている。そこそこ有名だがアルゼンチン軍事政権下を逃れスペインに亡命、糊口を凌いでいる某作家と主人公が「文学賞で賞金をもらおう」と情報を交換しあうお話。しぶとく、しぶとく、物を書き続ける。 「アンリ・シモン・ルブランス」は時代を遡り、第二次大戦直前からのフランスで活動していた、これも「ぱっとしない」作家の話。文学的にはま

  •  ロベルト・ボラーニョ『通話』 - 西東京日記 IN はてな

    訳者あとがきには「ウディ・アレンとタランティーノとボルヘスとロートレアモンを合わせたような奇才」との評価が引用され、帯には「チェーホフ、カフカ、ボルヘス、カーヴァー、彼らの作品の完璧な受容が、これらの作品の原点にある」と書かれている、チリ出身の作家ロベルト・ボラーニョの短編集。 こんなに脈絡も泣くビッグネームが並ぶと、「さすがにそんなのありえないでしょ?」と思うでしょう。実際、上記の名前のアーティストの作品にそれほど共通点があるとも思いませんし。 ところが、読んでみるとそのいくつかは納得できる。特に個人的にはタランティーノとチェーホフ、その全く関連のないような2人のアーティストが、コーマック・マッカーシーあたりのテイストを通して結びついている、それがこのロベルト・ボラーニョの『通話』だと思いました。 この短編集は短編集でありながら、マイナーな詩人たちの生き様を描いた「通話」、ロシアのマフィ

     ロベルト・ボラーニョ『通話』 - 西東京日記 IN はてな
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