常識破るシステム改革 「世界トップレベル研究拠点」=1=の一つとして発足した東京大カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)=2=は、11年で世界をリードする研究所に成長した。背景に大学組織の常識を破るシステム改革がある。近年指摘される日本の科学研究停滞を解決するカギもありそうだ。10月まで11年間、初代機構長を務めた村山斉教授(54)に道のりを聞いた。【聞き手・須田桃子、写真・手塚耕一郎】 --機構長交代の10月の記者会見で、自身の立場を「中小企業の社長」に例えたのが印象的でした。
常識破るシステム改革 「世界トップレベル研究拠点」=1=の一つとして発足した東京大カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)=2=は、11年で世界をリードする研究所に成長した。背景に大学組織の常識を破るシステム改革がある。近年指摘される日本の科学研究停滞を解決するカギもありそうだ。10月まで11年間、初代機構長を務めた村山斉教授(54)に道のりを聞いた。【聞き手・須田桃子、写真・手塚耕一郎】 --機構長交代の10月の記者会見で、自身の立場を「中小企業の社長」に例えたのが印象的でした。
測度論 [measure theory] / ルベーグ積分 [Lebesgue integral] 測度論とルベーグ積分に関して勉強したことをまとめたマイノート(忘備録)です。 目次 [Contents] 概要 複雑な関数の積分で生じる問題(リーマン積分の問題点) ルベーグ積分の視点 縦割り分割から横割り分割へ 面積の分割に対しての加法性 測度に基づく積分 ルベーグ積分を導入することでのメリット 測度の構成方法 1次元ルベーグ積分の構成方法 σ-加法族を定義域とする測度 σ-加法族(完全加法族) 測度、測度空間 可測性(可測関数、可測集合、可測空間) 単関数 ルベーグ積分(可測関数の積分) 可積分、可積分関数 有限加法的測度(ジョルダン測度)とそれが誘導する外測度 面積の過大評価と過小評価(内面積、外面積) 有限加法的測度(ジョルダン測度) 集合の分割 半加法族 有限加法的測度(ジョルダン
先日、world scientific社から出版される数学の国際メジャージャーナル『Journal of Topology and Analysis』で、ZOZO研究所渡邊(わたなべ)の論文が、ベスト論文に選ばれました! 今回は以下4つの論文が選ばれました。 ・ Amenable groups and smooth topology of 4-manifolds Michael Freedman, Larry Guth, Emmy Murphy ・ Intersection numbers in the curve complex via subsurface projections Yohsuke Watanabe ・ Volumes of balls in Riemannian manifolds and Uryson width Larry Guth ・ The Farrell-Jo
(注)朝永振一郎氏(1906-1979)は京都大学の出身であるが、理化学研究所仁科研究室を経てライプチッヒ大学に留学(ハイゼンベルクに師事)、帰国後1941年に東京文理科大学の教授となられ、新制東京教育大学の発足に伴い1949年から1969年まで、東京教育大学理学部物理学科および光学研究所の教授を務められた。その間、1956年から1962年の2期6年間(1期4年間、再任2年間)にわたり、東京教育大学の学長を務められ、東京教育大学の発展のために尽力された。朝永氏が学長をされていた時代は後年教育大関係者によって「朝永時代」と呼ばれるようになり、東京教育大学がもっとも輝いていた時代、東京教育大学の黄金時代と見なされるようになった。教育大学新聞会は、学長退任直後の1962年、朝永教授に過去の「思い出ばなし」の連載企画を提案したが、教授はこれを快く引き受けられ、24回にわたって当「教育大学新聞」の紙
ドラクエ世界の形 パラレルワールドと被覆 被覆変換と被覆空間の住人たち 被覆のガロア対応 体のガロア理論 普遍被覆と基本群 文献 ヒルベルトの類体論 目次 ドラクエ世界の形 パラレルワールドと被覆 被覆変換と被覆空間の住人たち 被覆のガロア対応 体のガロア理論 普遍被覆と基本群 文献 ヒルベルトの類体論 ドラクエ世界の形 ドラクエ(に限らず色々なコンピュータゲーム)に関する定番の疑問(ツッコミ)のひとつに「あの世界はいったいどんな形をしているのか」というのがある。ドラクエやそのほか多くのゲームの世界では正方形の世界の北と南、東と西がつながっている。 しかし地球のような球形の世界はこのようにはなっていない。 おそらくこの疑問に対する標準の答えは 「あれは球形の世界ではなくドーナツ形(トーラス)だ」 というものだろう。 またそれと同じくらいありそうな答え方は「あの世界は球面ではなく真っ平らで、
(これは、「算数ガール」に極めて近い「数学ガール」の物語) 図書室には、私だけのお気に入りスポットがある。図書室の隅、二つの書架の間にちょうど自分の体を納めるほどのスペースが空いている。お気に入りのその場所に、ぺたんと座り込んで読むのが好き。身体全体が包まれて、安心して本に入り込める。誰からも見られない、私だけの世界に。 その日……運命との出会いの日も、私は図書室にいた。森の木のようにたくさん並んだ書架の間を歩き回り、そしてたまたま、いつもは寄りつかない書架に向かった。ちょっとした気まぐれだ。 (中略) 気づいた。 奥に何かある。 いま取り出した本にちょうど隠れるような位置。本棚の奥にもう一冊の本があるのが見えた。 私は手を伸ばしてその本を取り出す…… 少女アルファの冒険 PDF/A5版/33ページ/DRMなし 2015年4月21日 結城浩ミニ文庫mini-006 https://www.
「読み書きそろばん」と言うように、昔から数学は学校で教育されてきました。しかし、学校で習う数学は数学の分野のほんの一部分でしかありません。その幅広い分野を一枚の図にまとめたものが公開されています。 Science Infographics Breakdown STEM Subjects as Visual Maps https://mymodernmet.com/science-infographics-dominic-walliman/ The Map of Mathematics - YouTube 私たちは学校で数学を学びますが、それは数学のほんの一部分でしかありません。数学の分野は非常に多様なものです。 数学は最初「ものを数える」ところから始まりました。そして長さを測るようになり、紀元前3000年にはエジプトで方程式が誕生。その後も負の数やゼロなどの発明が続きます。 現在の数学は「
Tychonoff の定理の証明にはいろいろなものがありますが、ここでは 1930 年に Tychonoff が最初に証明したときの原論文とほぼ同じ方法によって証明します(正確には、原論文で証明されているのは単位閉区間の直積の場合のみです。しかしその議論は任意のコンパクト空間に直ちに一般化できます)。 その証明では「完全集積点」という概念を用いたコンパクト性の特徴づけが用いられます。この特徴づけは昨今では多くの人に忘れられているのではないかと思われます。今回の PDF はその特徴づけの証明から始めます。順序数や基数、超限帰納法にある程度馴染みがあることを仮定します。 PDF「Tychonoff の定理の証明」 平面内に「まる」を描くと、平面は「まる」の内側と外側という二つの領域に分かれるというのは経験的に誰もが知っていることです。これを厳密な数学の定理にしたものが Jordan の閉曲線定
こんにちは、スケベサイエンティストのDaiです(@never_be_a_pm) つい最近、noteというサービスが、コードを挿入できる機能を追加しました。 noteでコードが投稿できるようになりましたβ|深津 貴之 (fladdict)|note エンジニアのnoteクリエイターさん達に、素敵なお知らせが。 pcのnoteエディターに、コード埋め込み機能(β)がつきました。エディタでテキストを選択し、ポップアップのコードボタンを押すと、コードブロックを埋め込めます。 こんな感じですね。 for(int i=0; i<100; i++){ println("hello world"); } あわせて、コードブロックの中では、TABボタンが使えるようになります。まだ実験中なので、使いにくいところはあるかと思います。 アプリでの対応はリニューアル後になってしまいますが、年内には搭載されるはずです
コンピュータの専門書としては異例の大ヒットを記録した『ゼロから作るDeep Learning』の続編の公開レビューを行います。 レビュー期間は2月28日(水)から4月13日(金)までの1ヶ月半です。 レビューはDropboxのコメント機能を利用して行います。 Dropboxアカウントをお持ちの方はどなたでも参加可能です。 https://www.dropbox.com/sh/ev6a40fbagw2qtz/AABF2zxkvo12H7-b25eYxsBKa?dl=0 いただいた指摘内容は、著者と出版社で相談のうえ取捨選択して原稿へ反映させていただきます。 レビューに貢献していただいた方のお名前(あるいはアカウント名)を、本書の「謝辞」の欄に記載させていただきます。もちろん、記載の有無はレビューアの意思に従います。 なお『ゼロから作るDeep Learning ❷』は、全国の有名書店さんやA
新作情報 2013年五月祭で販売した,「ぼくでもわかるすうがく」という冊子の抜粋と,それに対するDr.Xの挑戦を公開します. ダウンロードはこちらから. (もう少ししたら特設ページをちゃんとつくりたい気持ちがあります.善処します) 過去の作品 料理嫌いの数学徒のための、「カレーライスの作り方」(takasuke)です!! こちらより閲覧いただけます! ∞次多様体! 『リーマンめんまちゃん』(イラスト、ranaluta) 『俺の姉貴はそんなに可愛いわけじゃない』(小説、塩) 『幾何学オペラ ミルナーホームズ』(ラノベ、文:森の未知、絵:takasuke,上の図はコレの表紙です) 『わすれな手帳』(ラノベ、文:ぴよこ、絵:ソーメソ) 『ことわざ解説コーナー』(ことわざ嘘解説、監修:Jensen) の豪華付録付き!! 表紙は、このHPのトップ絵を飾るわれ等が幼女、いんふぃたんの靴下ワンピース姿(
以前の記事 adhara.hatenadiary.jp ではSU(2)群の既約ユニタリ表現を紹介した。 そこでは複素係数二変数斉次多項式空間がSU(2)の表現により既約分解されること、各次数の部分空間が既約部分空間なっていること、がわかった。 本記事は各部分空間を結びつける演算子=ボソン演算子を導入することを目的としている。 このようなボソン演算子を導入することは、Jordan-Schwingerのbosonaization(ボソン化)と呼ばれる。 ボソン演算子の成す代数は一般にHeisenberg代数と呼ばれる。 記事の構成は以下のようになっている。 SU(2)群の既約ユニタリ表現に関するおさらい ボソン演算子の構成 本記事を書くにあたり、B. G. Wybourne, "Continuous Symmeties in Physics"を主に参考にした。 SU(2) 群とsu(2) 代数
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