密造酒を飲んで体調不良となった男性=26日、インド・アーメダバードの市民病院/Sam Panthaky/AFP/Getty Images ニューデリー(CNN) インド西部グジャラート州で、少なくとも36人が密造酒を飲んで死亡し、約50人が入院した。地元警察が明らかにした。 グジャラート州ではアルコール飲料の製造・販売・消費が禁止されているが、死亡したり入院したりした人は全員が密造酒を飲んでいた。 州警察によると、約10人が逮捕され、およそ475リットルの液体が押収された。 調べによると、逮捕された男の1人が州内の工場から盗み出したメタノールが、親類を通じて転売され、水で薄めてアルコール飲料として販売されていた。メタノールを飲むと酔った感覚になるが、ごく少量でも健康被害が生じることがある。 インドでは密造酒によって死者が出る事件が後を絶たない。 グジャラート州など数州はアルコール飲料の販売