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文学に関するyuzuk45のブックマーク (77)

  • ザコ園芸家の3月

    3月。園芸を趣味とする人びとが待ちわびた季節。 柔らかな日差しに誘われて、国道沿いのホームセンターにカチコチに乾燥した水苔を買いに園芸趣味者たちが群がる季節。 大小さまざまな植物の即売イベントがいたる場所で開催されて、奇妙な蘭に、雄々しいユーフォルビアに、グルメな虫植物に、大いなる眠りから目覚めた塊根植物に、それから…なんだかよくわからない多肉植物にも、冬の間に貯めこんだ札束が飛び交う季節。 園芸趣味者のXを見れば氷漬けだった2月の頃が嘘のような狂乱騒ぎが繰り広げられている。 だがタイムラインの百花繚乱をよそに、ザコ園芸趣味者はボサッとしていた。ザコ園芸趣味者だからだ。 ザコ園芸趣味者の朝は遅い。 起きたらベランダの窓を開け、曇天の続く空をギラリと睨みつけ、空気の匂いを疑わし気に嗅いだあと「まだ寒い」と一言つぶやいて窓から顔を引っ込め、布団に再び潜り込む。 たしかに、背後ではいよいよ植え

    ザコ園芸家の3月
    yuzuk45
    yuzuk45 2024/04/01
    道の趣味世界って本当に面白い
  • 三島由紀夫が太宰治の書く「上流階級」を批判→吉田健一、近衛文麿が登場し上流階級バトルが始まる

    臓物ちゃん @ItohK4 ガチ上流階級出身の三島由紀夫が「上流階級がそんな喋り方する訳ないだろ」って太宰治の『斜陽』にツッコんでるの、強すぎる…… pic.twitter.com/bCCWwLH4nh 2024-01-17 20:06:41

    三島由紀夫が太宰治の書く「上流階級」を批判→吉田健一、近衛文麿が登場し上流階級バトルが始まる
  • 無理だった婚活の男の話

    かなり昔の話なので書いちゃうね。 昔私が婚活していたころに遭遇した無理だった男の話をする。 婚活と言っても、家族に勧められてしかたなくやってる婚活で、いい人がいればいいなぐらいでやっていた。 でも婚活してるような男って私のタイプの感じがいなく、しつこく勧めてくる家族にうんざりしていた。 そんな中出会ったそいつは高貴な家柄の男で、私の容姿を一目見て気に入ったらしく、熱心にメッセージを送ってきた。 私としてはうーんという印象だったのだが、家族がその男の肩書に目がくらんだのか猛プッシュしてきた。 そこで私は「外国のブランドもののケースを手に入れてくれたらお付き合いしますよ」とその男に言った。 男はそこそこ金は持っていると思われたので、その提案を喜んで受け入れてた。 しかーし、そのブランドは超・希・少w なので、時間をかけてやっと手に入るだろうと思われるもの。 つまり、その間は婚活に時間を取られな

    無理だった婚活の男の話
  • 映画『つるばみ色のなぎ子たち』パイロットフィルム|The Mourning Children Teaser 1

    映画『#つるばみ色のなぎ子たち 』 パイロット映像初公開! The Mourning Children: Nagiko and the Girls Wearing Tsurubami Black HP:https://tsurubami.contrail.tokyo/ RELEASE DATE: Coming Soon ----------------------------------------------- <イントロダクション> 死んだら人はどこへ行ってしまうのだろうか。消えてしまうのだろうか。 京都で死者数万人、死体は山に置かれ、町の外には野犬が蔓延る一。 ----------------------------------------------- 原作・監督・脚/DIRECTOR・ORIGINAL SCREENPLAY 片渕 須直/KATABUCHI Sunao 監

    映画『つるばみ色のなぎ子たち』パイロットフィルム|The Mourning Children Teaser 1
  • 弱者男性を主人公にした作品

    阿Q正伝(魯迅 中国)弱男度:★★★★★ 悲惨度:★★★★★ 弱男文学界のラスボス。貧乏でブサイクで字も読めない性格も悪い主人公阿Q(仮)が、何の救いもなく転落していく話。 「精神的勝利法」という思考法も阿Q(仮)を弱男たらしめている重要要素。底辺なのにプライドは人一倍高い。 金持ちの女中に言い寄ろうとして逃げられ村八分になり、盗みを働くようになる。 革命に便乗して騒いでいたら、最後は頭が悪いせいで冤罪で処刑される。 何が悲惨かというと、死んで悲しまれないどころか死自体が冤罪で無意味なところ。 ノートルダムのせむし男(ヴィクトル・ユゴー フランス)弱男度:★★★★☆ 悲惨度:★★★★★ 阿Q正伝が東洋の弱男文学代表だとしたら、ノートルダムのせむし男は欧州代表。 主人公カジモドは見た目がキモいという理由で親から捨てられて幽閉されて育てられる。 自分に優しくしてくれた美少女に恋するけど、美少女

    弱者男性を主人公にした作品
    yuzuk45
    yuzuk45 2023/08/22
    太宰がないね。石川啄木も中也も。現在だと中原昌也とか?
  • 8 それこそ「世界観」の問題。 | この戦争は、私たちの日常とつながっていて。小泉悠×糸井重里 | 小泉悠 | ほぼ日刊イトイ新聞

    メディアに多数出演、 Twitterでの独自のキャラクターにファンも多い ロシア軍事研究家の小泉悠さんに、糸井重里が ウクライナ戦争の話をうかがいました。 なかなか語るのが難しい話題ですが、 軍事オタク出身で、ちょっとしたユーモアや キャッチーな話題などもはさみつつ、 やわらかく語ってくださる小泉さんのお話は、 身構えず、落ち着いて聞くことができます。 日で暮らす私たちはこの戦争について、 どんな軸を持てばいいのだろう? 「知っておいたほうがいい部分」や 「考えておくべき部分」は、どこだろう? 戦争や軍事との向き合い方を考えるための なにかヒントになれば、と思います。 *2023年5月「生活のたのしみ展」でおこなわれた 「ほぼ日の學校 特別授業」を記事にしたものです。 >小泉悠さんプロフィール 1982年千葉県生まれ。 民間企業、外務省専門分析員などを経て、 2009年、未来工学研究所に

    8 それこそ「世界観」の問題。 | この戦争は、私たちの日常とつながっていて。小泉悠×糸井重里 | 小泉悠 | ほぼ日刊イトイ新聞
  • お店の雰囲気に合っていない客について

    関東の田舎で働いてる。しがない機械工場勤めだ。話したいことがあって増田に投稿する。 いま居るとこは、すげーのどかだ。ほぼ東京の隣であるにもかかわらず田んぼが結構並んでる。あと数か月で稲刈りだな。今週ぐらい、近くの神社で夏祭りがある。嫁も子供もない自分は参加しずらいが、それでも毎年行ってフランクフルトと焼きそばを買って帰る。のどかな地域だと思う。地元なので思い入れはある。 それで、何か事情のある家族もいないし、二週間に一度は飲みに出る。安い焼き鳥の店で千円ちょっとだけ飲みい(ボーナスが出たばかりだとやや高い店)して、それでスナックやラウンジに行く。田舎だから、そりゃあ安いもんだ。飲み放題で三千円の店とかもある。 自分が好きな店は、スナックとラウンジを足して2で割ったようなお店(以降は「お店」とする)だった。婚姻的な意味を表す英語が店名になっていた。最初はなんとなく寄ってみて、「料金高いな」

    お店の雰囲気に合っていない客について
    yuzuk45
    yuzuk45 2023/08/07
    物凄く判りやすい文章だった。トリックが仕込まれているんじゃないかと疑ったがそうではなかった
  • 芥川龍之介が自殺した夏は死ぬほど暑くて追悼文でも同情されている→「暑さから発狂」も死の2日前

    進士 素丸 @shinjisumaru 内田百閒が「芥川君が自殺した夏は大変な暑さで、それが何日も続き、息が出来ない様であつた。餘り暑いので死んでしまつたのだと考へ、又それでいいのだと思った」と書いてるけど、言うても当時の基準の暑さやろと思いつつ気象庁データベースで芥川が自死する前日の気温調べたら35.6度あったわ。 2023-08-05 19:16:53 内田百閒bot @Hyakken_Uchida 芥川君が自殺した夏は大変な暑さで、それが何日も続き、息が出来ない様であつた。餘り暑いので死んでしまつたのだと考へ、又それでいいのだと思った。【龜鳴くや】 2015-07-24 11:41:35 進士 素丸 @shinjisumaru 気象庁データベースによれば1927年7月11日から30度を超え、芥川が自死する2日前である22日からは35度を超えてるが、この日は観測史上日で初めて気温が4

    芥川龍之介が自殺した夏は死ぬほど暑くて追悼文でも同情されている→「暑さから発狂」も死の2日前
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    yuzuk45 2023/08/07
    エアコンないんだもんな/気候変動人為説、どうなんだろうなと。本当に温室効果ガスの排出量なのかね。なんだろうね。
  • 新幹線の車内雑誌に載っていた高校生の短歌に胸をつかまれてしまった「10代の感性と短歌の造詣が合体して最強のエモ短歌になっている」

    NOBBON @nobnobnobbonbon 関東圏在住の社会人。趣味はボードゲーム読書、そしてアメコミです。 ポッドキャスト『アメコミ放浪記』を始めました。 podcasters.spotify.com/pod/show/amehou amehou.blog.fc2.com NOBBON @nobnobnobbonbon プールの水 飲んだら死ぬと思ってた こわいものはそれだけだった 新幹線の車内雑誌に載ってた短歌に胸をつかまれてしまった。 子供らしいユーモラスな逸話で始まって、失われてしまった世間知らずなまでの万能感への郷愁で終わるドラマチックさ。 盛岡第一高校 文学研究部の方の作品。 pic.twitter.com/tT9MUxYcK3 2023-08-05 16:09:26

    新幹線の車内雑誌に載っていた高校生の短歌に胸をつかまれてしまった「10代の感性と短歌の造詣が合体して最強のエモ短歌になっている」
    yuzuk45
    yuzuk45 2023/08/07
    瑞々しい。プールだけ(銃声
  • 俵万智さん、社名変更のツイッター詠んだ短歌にネット感動「これがプロか」「完璧すぎる…」(スポニチ) | 毎日新聞

    歌人・俵万智さん(60)が24日に自身の「X」(前ツイッター)を更新。社名変更を発表したツイッターを詠んだ短歌で、ネットをうならせた。 俵さんは以下の2首を投稿。 「言の葉を ついと咥(くわ)えて 飛んでゆく 小さき青き鳥を忘れず」 「このままで いいのに異論は 届かない マスクの下に唇をかむ」 そして「寂しいね…」と率直な思いをつづった。 ネット上では「これがプロか…」「完璧すぎる…」「ついと=ツイート、青い鳥 異論=イーロン マスク 上手いこと織り込んで詠まはりましたな」「素敵な歌をありがとうございます」「なんて美しくてせつない言葉」「皆が思っていることを全て歌の中に入れてるのはさすがというか、座布団10枚」といったコメントが寄せられていた。

    俵万智さん、社名変更のツイッター詠んだ短歌にネット感動「これがプロか」「完璧すぎる…」(スポニチ) | 毎日新聞
  • コーマック・マッカーシー5選

    くり返し読み返す作家は少ないが、コーマック・マッカーシーの作品はその中に入っている。特に『すべての美しい馬』は今度も何度も読み返すだろう。小説でしか伝えられない美と残虐を、確かに受け取ったと信じさせてくれるからだ。 アメリカ文学を代表する作家の訃報に接し、わりと衝撃を受けている。あたりまえなのだが、人生は期限つきであり、生きて、読んでいられる時間は思ったより短いことを、あらためて思い知らされたから。 ここでは、お薦めの作品を5つ、紹介する。世界には美と残虐が仲良く同居しており、剥き出しになった暴力と向き合うときにこそ、人間とは何かが見えてくる作品だ。 ザ・ロード 氏の作品を知らない人向けの入口となる一冊。他と比べると短めで、作風と世界観を味わうのにうってつけだ。 カタストロフ後の世界を旅する、父と子の物語。 ゾンビのいない終末世界だとこんな風になるのだろう。劫掠と喰人が日常化した生き残りを

    コーマック・マッカーシー5選
    yuzuk45
    yuzuk45 2023/06/30
    図書館で借りよう。「ノーカントリー」大好きな映画
  • BE@RBRICK INU 400%/MLE × INU “メシ喰うな!”発売記念 町田康インタビュー | MEDICOM TOY

    町田康 1962年大阪府生まれ。高校生の頃から町田町蔵の名で歌手活動を始め、1981年パンクバンド「INU」のアルバム『メシ喰うな!』でレコードデビュー。俳優としても活躍。1992年、詩集『供花』(思潮社)発表。1996年、初の小説「くっすん大黒」を発表。翌年Bunkamuraドゥマゴ文学賞・野間文芸新人賞を受賞。以降、2000年「きれぎれ」で芥川賞、2001年詩集『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、2002年「権現の踊り子」で川端康成文学賞、2005年『告白』で谷崎潤一郎賞、2008年『宿屋めぐり』で野間文芸賞を受賞。新刊に、日神話をわかりやすくユーモアたっぷりの口語訳で生まれ変わらせた『口訳 古事記』(講談社)など。2023年度より武蔵野大学文学部専任教員を務める。

    BE@RBRICK INU 400%/MLE × INU “メシ喰うな!”発売記念 町田康インタビュー | MEDICOM TOY
  • 藤島泰輔はジャニーズ事務所の興盛にどれだけ貢献したのか知りたい

    藤島泰輔なんて作家の名前、知ってるのはかなりのジジイ・ババアだろうなあ。 今のジャニーズ事務所の社長はシャニー喜多川こと喜多川擴の姪である藤島ジュリー景子(日人なのになんでミドルネームあるんだろ?アメリカうまれだから?戸籍上はどうなってるんだろ?)という女性だが、この人の父親である。 詳細はwikipediaを見ればわかるが、1933年うまれで小学校から大学まで学習院出身。現上皇のいわゆる御学友の一人。新聞記者時代に当時の御学友たちをモデルにした小説『孤獨の人』がベストセラーになり、その後、作家として独立。世の中まだまだ“進歩的文化人”が幅を利かせてきた時代に“保守派の文化人”として活躍した人である。 かつて、韓国の朴正煕独裁政権下で反体制作家として活躍し死刑判決を受けた金芝河という韓国人詩人がいたのだが、日ペンクラブの要職にあった藤島泰輔は韓国政府を擁護する立場の発言を繰り返し、日

    藤島泰輔はジャニーズ事務所の興盛にどれだけ貢献したのか知りたい
    yuzuk45
    yuzuk45 2023/05/19
    へええ
  • [第6話]漫古☆知新-バカでも読める古典文学- - 漫☆画太郎 | 少年ジャンプ+

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    [第6話]漫古☆知新-バカでも読める古典文学- - 漫☆画太郎 | 少年ジャンプ+
  • 伊集院光と大江健三郎 その1

    以前にも書いたように。「いいとも!」が終わったのをきっかけに、伊集院光のラジオをネット経由で聞くようになった。一人で事するのが嫌いなので、なにか音源が欲しかったからだ。 伊集院光のラジオが面白いというのは、小林信彦のエッセイで読んでいた。聞いてみたら、なるほど、面白い。基、くだらないこと、シモネタ、バカバカしいことを中心にしゃべっているのだが、その根底に、とても強いものがある。真面目すぎるほどの誠実、知性、寛容と頑なさ。 高校中退で、落語家出身、130kgの巨漢にしてスポーツ好き。野球は芸人でチームを組んで定期的に試合をしているし、ランニングは小さな駅伝大会に参加 するほど。自転車は、東京の自宅から出発して日を分けて掛川あたりまで走って行ってしまうほど。雑学王として名を轟かせながら、番組で「インテリ軍団」に 組み入れられることには抵抗を感じる。実力とコンプレックスが微妙に絡み合ったこの

    伊集院光と大江健三郎 その1
    yuzuk45
    yuzuk45 2023/03/16
    じんわりとくる
  • 伊集院光と大江健三郎 その2

    大江健三郎は、伊丹氏の映画をわざわざ見たりはしない。だが、ある時、伊丹氏の妹でもあるが、試写会に行った。そして、それはテロに関する映画だった、と話してくれた。伊 丹氏がテロについてどんなふうに表現したのか。それは重要であると判断した大江氏は、映画館まで見に行った。そして、鑑賞後、伊丹氏に電話したのだ。 伊丹氏は、抽象的な感想は嫌う。あれはポストモダンだったね、みたいな言い方ではダメだ。具体的に、何がどうだったのかを話す必要がある。そこで、大江氏は、映画の中の、とあるエピソードについて話をした。 小太りな警察官がいる。出前の昼について文句を言ったりしてちょっと意地悪な側面がある。サリンジャーなんかを読んでいるのを上司に見られ、そんなもんを読んでばかりいるより、カラオケスナックにでも行ったりすることも仕事の一部である、などと怒られる。 カラオケスナックに行ったその警察官は、歌っている青年が

    伊集院光と大江健三郎 その2
    yuzuk45
    yuzuk45 2023/03/15
    ラジオで触れてほしいな
  • [第5話]漫古☆知新-バカでも読める古典文学- - 漫☆画太郎 | 少年ジャンプ+

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    [第5話]漫古☆知新-バカでも読める古典文学- - 漫☆画太郎 | 少年ジャンプ+
    yuzuk45
    yuzuk45 2023/03/09
    メリーク○トリス、中学生以来見た気がする
  • おばあちゃんの思い出話と乳首責めの相性

    【続きのようなもの anond:20230328202632】 三年前に祖母が亡くなったとき、私は孫代表スピーチを頼まれた。それで葬儀に出るまでの短い間におばあちゃんとの思いでをふりかえることになった。 そのころ大好きだったアイドルが載っていたMyojoやPOTATOを見せて、おばあちゃんに誰が好みか聞くと、「みんなすてきでかっこいいけど、この子が明るい感じでお話がしやすそう」といって、当時の私の推しを選んでくれた。 画家だった曾祖父の描いた、ふたつのあけびが木になるままにはじける刹那をとらえた、グロテスクで美しい日画をいつもいとおしそうにながめていた。 横山大観の展覧会に行きたいというから、じゃあ一緒に行こうと博多駅で待ち合わせをした。前日に何度も何度も電話で確認したホームにおばあちゃんはいなくて、慌てて必死に探したら、私の母が以前に贈ったあみめの大きなベージュのレースのよそ着をきて、

    おばあちゃんの思い出話と乳首責めの相性
    yuzuk45
    yuzuk45 2023/02/10
    天才としか
  • [第3話]漫古☆知新-バカでも読める古典文学- - 漫☆画太郎 | 少年ジャンプ+

    漫古☆知新-バカでも読める古典文学- 漫☆画太郎 <完結済み>伝説の奇才作家・漫☆画太郎がジャンプラ読者に古典文学を紹介!大胆な新解釈でジャンプラ読者を啓蒙する! [JC発売中]

    [第3話]漫古☆知新-バカでも読める古典文学- - 漫☆画太郎 | 少年ジャンプ+
  • 中古品を買う習慣が抜けない

    貧しかった学生時代の名残だろうかと思いながら生活してきたが、30代になっても全然変わらない。それどころか使い古されたものの方が好きになってしまった。中古品には誰かの影が残っていて、耳を傾けるとものを言う。昔の何気ない日常を熱心に語る。そういうのを聞くのがすごく好きだ。 車も中古車だし、服もも半分は中古だ。椅子は中古のコンテッサ。パナの加湿器もモンベルのテントもクリステルの大鍋も中古。これは蓋が別売りなのだが、それも中古。鏡面仕上げの隅に磨き傷がある。その他に目立った傷はない。気軽にクリームクレンザーか何かでひと拭きしたところで、粒度が粗すぎたことに気づいたのだろう。 フェールセーフは機能したが、蓋を閉めるたびに自分のミスを突きつけられているようで我慢ならなかったのだ。ところが私は他人である。他人の些細なミスを引き受けるのは容易い。その蓋は「来そういうもの」なのだ。少し奮発してぴかぴかの

    中古品を買う習慣が抜けない
    yuzuk45
    yuzuk45 2022/12/15
    フェッティッシュ