サルによる被害が相次いでいる山口市小郡地区では、23日から24日にかけて新たに8人がサルに襲われてけがをしました。7月8日以降、近隣での被害者は合わせて38人にのぼり、山口市はサルの捕獲に向けて24日から麻酔銃を使った捕獲に乗り出しました。 アパートの網戸を開けて入ってきた 警察によりますと24日午前2時15分ごろ、山口市小郡新町のアパートの3階で、網戸を開けて入ってきたサルに10代の少女が右足をかまれました。 その後、一度サルが外に出たため網戸を閉めましたが、サルは網戸を突き破って再び部屋に入り、今度は40代の母親の左足にかみついたということです。 また、午前6時前には同じ地区のアパートの4階で窓からサルが侵入し、この部屋に住む50代の女性の両手をかんだということです。 同じ頃には近くの屋外にいた50代の女性が後ろからサルに襲われ、左足にかみつかれました。 この女性が傘を振り回したところ