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ブックマーク / www.ringolab.com (31)

  • 限界集落の真実: 過疎の村は消えるか? - 情報考学 Passion For The Future

    ・限界集落の真実: 過疎の村は消えるか? 「限界集落」とは65歳以上の高齢者が人口の半数を超え、独居老人世帯が増加し、社会的共同生活が困難な集落を指す。限界を超えると人口、戸数がゼロになり「消滅集落」となる。過疎化現象の末路として80年代に問題提起され、その後2007年の参議院選挙で地域間格差の問題に絡んで再びクローズアップされた。そして国は過去7年間で191の集落が消えたと発表した。 高齢化→集落の限界→消滅。遂に過疎化も行きつくところまでいったかと、私もそう受け止めていた。ところが地域社会学者の著者は「消滅しそうな集落など、いったいどこにあるのか?」と意外な問題提起をしている。 著者は長い間常識ととらえられてきた「限界集落」というモデル自体に疑問を呈する。そして自らフィールド調査を行って、高齢化で共同生活に支障をきたして消滅に至った集落は実際には1件もないという調査結果を発表する。確か

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    Desperado 2012/01/31
  • アメリカを変えたM世代――SNS・YouTube・政治再編 - 情報考学 Passion For The Future

    アメリカを変えたM世代――SNS・YouTube・政治再編 アメリカで1982年~2003年に生まれた世代をミレニアムの頭文字をとってM世代と呼ぶ。アメリカ史上もっとも人口が多く、もっとも多様な人種が混在する世代であり、彼らは米国の未来に大きな影響力を持ち始めている。政治におけるM世代の影響を中心に、米国のいまを著名な政策コンサルタントと世論調査の専門家が解説する。年長の世代が、今の若者たちも、自分たちが若者だった頃と同じように行動すると思ったら大間違いだから、目を覚ませという警鐘を鳴らす内容にもなっている。 M世代は、楽観的で、性別や人種にこだわらず、グループ志向、コミュニティ志向が強い平和主義者たちだ。そして彼らはデジタルネイティブであり、FacebookやTwitterを使ってネットワーク化が進んでいる。選挙に際しては"ネットルーツ"と呼ばれる政治勢力を形成し、数の多さも背景に有力

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    Desperado 2011/10/09
    日本でも同じ氷河期世代ながら、70年代生まれと80年代生まれの間にすげー溝がある気がする。
  • 核爆発災害―そのとき何が起こるのか - 情報考学 Passion For The Future

    ・核爆発災害―そのとき何が起こるのか 原子力発電所の最悪のシナリオを超えて、核爆弾爆発の最悪を研究した。 著者は広島大学原爆放射線医科学研究所助教授を経て札幌医科大学教授となった被爆の専門家。9.11同時多発テロがきっかけで核テロ攻撃に対する被害のシミュレーションや、核爆発被害に対する防災・防護の研究に取り組んでいる。 広島で原爆が投下されたとき、直下にいても生き残って、ちゃんと長生きできた人がいる。ビキニ環礁での核実験を生き延びた住民がいる。被爆した第5福竜丸の乗組員たちのその後の健康状態は?。核爆発による被爆で生死を分けたのは何だったか。そのとき我々はどう行動したらよいのか。核爆発で放射能に汚染された都市はどうなってしまうのか。万が一の核爆発に対するガイドラインが書かれている。 永田町の上空600メートルで20キロトンの核爆弾が爆発すると、直後に直径220メートルの火球が都心上空に出

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    Desperado 2011/04/02
  • 言語技術」が日本のサッカーを変える - 情報考学 Passion For The Future

    ・「言語技術」が日サッカーを変える 日サッカーに足りないのは自己決定力と、その基盤となる論理力と言語力。「ディベート」や「言語技術」の講義、各界著名人の講演などの体験を通して、賢いサッカーエリートを育成しようという、日サッカー協会副会長の画期的トレーニング論。 先日、ご人の講演も拝聴したが言語技術教育は「サッカー以外でも役立つから」というのではなく「サッカーに直結するから」やっているのです、という言葉が印象的だった。世界で勝つためには、論理思考とコミュニケーション能力が必須なのだそうだ。 「論理力も表現力もない選手とは、語弊があるかもしれませんが一言でいうなら「スポーツバカ」です。かつての日のスポーツ界は、たしかに考えることや表現することを、あまり重視してきませんでした。根性や体力で勝負すればいい、という雰囲気が蔓延していました。たとえば中学から高校に上がる時には、「おまえ勉

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    Desperado 2011/03/21
    田島さん、試合後のインタビューで選手が他の選手のことをニックネームで呼ぶ習慣を何とかして下さい。
  • 宦官―中国四千年を操った異形の集団 - 情報考学 Passion For The Future

    ・宦官―中国四千年を操った異形の集団 中国人研究者による宦官の研究。 中国史において宦官は、しばしば皇帝を惑わし政治を混乱に陥らせる元凶として登場する。歴史家の司馬遷、航海王の鄭和、紙を発明した蔡倫など良い意味で活躍したものは稀である。性器を切除された男の奴隷である異形の存在である宦官の実態に迫る。 異民族の捕虜や重罪犯が無理やり去勢されて宦官になるケースが最も多かったらしい。その処罰は宮刑と呼ばれ、打ち首に次ぐ重罪に与えられる屈辱的な刑であった。不潔な処理によって死ぬ者多数であったが、手術を生き延びた者は、体力は女性を上回り、かつ、女と姦通する心配のない、都合のいい労働力となった。恐ろしい慣習だが、商王朝の甲骨文に既に記載が見つかっているくらい古くに起源があるそうだ。 来は奴隷であっても、男子禁制の宮廷内に皇帝と一緒に住む宦官の中には、皇帝に寵愛されて特権を与えられる者もいた。全体の一

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    Desperado 2011/01/25
  • 望みは何と訊かれたら - 情報考学 Passion For The Future

    ・望みは何と訊かれたら 大傑作。70年代を舞台にした連合赤軍系恋愛小説。 学生運動華やかなりし70年代に、仙台の高校を卒業した沙織は、上京して一人暮らしをしながら大学に通う。友人に誘われて参加した「革命インター解放戦線」の集会で、沙織は、カリスマ的リーダーの大場修造にどうしようもなく惹かれてしまう。大場の思想によって、彼等は爆弾テロによる革命を指向する過激派へと少しずつ変貌していく。そして連合赤軍と同じように、山岳基地で陰惨な「総括」リンチ殺人によって仲間を殺す。 時代背景のせいでもあるが、議論好きのインテリ学生たちが、しだいに狂気の殺人者集団となっていくプロセスが、連続的で自然であり、生々しくリアルで怖い。前半の政治と革命の季節を描いた部分だけでも相当に秀逸な作品といえるのだが、作品の真の主題は中盤以降の愛の季節だ。 恐怖に駆られてアジトを逃げだした沙織は身も心もボロボロになって生き倒れ

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    Desperado 2011/01/22
  • 癒しとイヤラシ エロスの文化人類学 - 情報考学 Passion For The Future

    ・癒しとイヤラシ エロスの文化人類学 「各々の時代や文化で、男らしさや女らしさについての支配的な考え方、性的指向についての理念が存在し、その中で生きている私たちは自分たちの性的実践を自然なものとみなし、支配的な理念にも従おうとします。性は私的なものとはいえ、自由に変えられるわけではないのです。」 こののいうイヤラシとは性産業のつくりだすポルノグラフィー表現のことである。自他の融合がエロスであり、それを否定するのが反エロスという立場だとすると、現代のイヤラシには両方が含まれている。「快楽を与える者と与えられる者、すなわち能動と受動との関係が固定していて、与えられる側の能動性が発揮できないような状況が反エロスなのです」と著者は言う。 このはイヤラシの中にエロスを探究しようとする試みである。戦後米兵を相手にしていた売春婦の時代から現代のAV女優まで、それらを扱った書物や映像作品を分析して、エ

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    Desperado 2011/01/16
  • 権力の館を歩く - 情報考学 Passion For The Future

    ・権力の館を歩く 現代の権力者の住まいを訪ね歩き、建築と政治の相関関係を暴くノンフィクション。 西園寺公望の坐漁荘、近衛文麿の荻外荘に始まり、吉田茂の目黒公邸と大磯御殿、鳩山一郎の音羽御殿、岸信介の御殿場邸、池田勇人の信濃町邸、佐藤栄作の鎌倉別邸、田中角栄の目白御殿、三木武夫の南平台邸、福田赳夫の野沢邸、大平正芳の瀬田邸、中曽根康弘の日の出山荘、竹下登の代沢邸、宮沢喜一の軽井沢別邸など大物首相たちの屋敷の場所と建築の様子が、往時の写真とともに明らかにされる。もちろんほとんどが大豪邸だ。 「より具体的かつ視覚的にいえば、建築がそこで営まれる政治を規定しているのではないか。外面的には建築が建つ"場"の状況によって、内面的には建築の中の"配室"の状況や、さらには部屋内の机や椅子の"配置"状況によって、政治決定のあり方が決まってくる。もちろんかつての経済決定論と同様、すべてが建築によってきまるとす

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    Desperado 2011/01/10
  • 響き合うリーダーシップ - 情報考学 Passion For The Future

    ・響き合うリーダーシップ ハーマンミラー社の伝説のCEO マックス・デプリーが1987年に書いたリーダーシップ論の古典。ドラッカー、トム・ピーターズ、クリントン元大統領など著名人が絶賛している。 リーダーシップに必要なのは、誠実さ、関係を築き育む能力、コミュニティの構築。権力によるマネジメントから説得によるリーダーシップ、そして現代的な参加型マネジメントへ。20年前に書かれたと思えない内容。やっとこのの中身に時代が追いついてきた。 「リーダーシップは「アート」だ。時間をかけて身につけるものであり、たんにを読んで学ぶものではない。リーダーシップは科学というより伝承であり、情報の蓄積というより関係の構築なので、その意味では、私はそのすべてを明らかにする方法を知らない。」 コミュニケーションと関係構築にマニュアルは通用しない。人の心に響くのは誠実さや信念にもとづくリーダーシップである。著者は

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    Desperado 2010/09/13
  • スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則 - 情報考学 Passion For The Future

    ・スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則 このは「現実歪曲フィールド」の異名をとるジョブズの伝説的なプレゼンの数々を徹底分析した著者が、その極意を一般人にやさしく解説するだ。 イベント発表用プレゼンなのに情報を盛り込み過ぎて印、刷用文書のようなスライド=「スライデュメント」をつくってしまう失敗は、誰もが経験したことがあるのではないだろうか。その対極にあるのがシンプルに研ぎ澄まされたスティーブ・ジョブズのプレゼンである。 あの驚くべきわかりやすさと強烈なインパクトはどこからくるのか。このにはジョブズとゲイツのプレゼンを平均単語数、語彙密度、難解語、難読指数、言葉の複雑度で比較するという興味深い試みと納得の結果が示されている。ジョブズのプレゼンのキレはデータ解析でも示せるものだったのか。 ジョブズ流の基は ・計画はアナログでまとめる ・一番大事な問いに答える

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    Desperado 2010/09/01
    "あとはMac、iPod、iPhone、iPadのような製品を連発できる会社のCEOになるだけだ" それが~一番大事~♪
  • ホワイトハウス・フェロー―世界最高峰のリーダーシップ養成プログラムで学んだこと - 情報考学 Passion For The Future

    ・ホワイトハウス・フェロー―世界最高峰のリーダーシップ養成プログラムで学んだこと 「ホワイトハウス・フェロー制度は、アメリカに存在する研修制度のなかで明らかに最良のものだ。世界で最も優れた研修制度と言ってもいいかもしれない。この表現はまったく誇張でない。私たちフェローがどういう経験をするか考えてみてほしい。私たちはアメリカ政府の中枢で一年間過ごす。どこへでも好きな場所に出張し、誰でも好きな人物と会える。週に三日はアメリカの最重要人物たちと事をし、質問したいことはなんでも質問できる。こんな制度は世界のどこにもない。まったくない。」元国務次官補、元ホワイトハウス・フェローのダニエル・サリバンの言葉 とてつもなく厳しい選考試験で選ばれたアメリカの若きエリート十数人が、一年間、政府の最高レベルの中枢で働く機会を得る。彼らは大統領や省庁のトップを補佐しながら、物のリーダーシップを学ぶ。 研修期間

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    Desperado 2010/08/13
  • 情報楽園会社 TSUTAYAの創業とディレクTVの失敗から学んだこと - 情報考学 Passion For The Future

    ・情報楽園会社 『情報楽園会社 TSUTAYAの創業とディレクTVの起業』(徳間書店刊・1996年)に加筆して復刊。カルチュア・コンビニエンス・クラブ社長の増田宗昭氏が語るCCC成功の原点。14年前のであるが、現代のネットビジネス文脈でも活かせる知恵が書かれている。 前半のTSUTAYA創業の回想録では、増田社長がドキドキしながら、一店舗目を開業した思い出を語る。当時の小さな店舗の写真や、手書きの企画書が、千里の道も一歩からだったのだなあと思わせる。 当時、自分が何を考えていたかが語られる。増田流はとにかくわかりやすい。たとえばコア事業のレンタルビジネスの説明。 「レンタル業とは、一言でいってしまえば金融業である。八百円で仕入れたCDが、レンタル料金百五十円を生む。このレンタル料金百五十円の実態は、金利に他ならない。なぜならお客さんに貸し出されたCDそのものは、翌日に返却され、また次の人

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    Desperado 2010/08/06
  • 日本文化論のインチキ - 情報考学 Passion For The Future

    ・日文化論のインチキ 『菊と刀』『甘えの構造』『中空構造日の深層』『陰翳礼讃』『タテ社会の人間関係ー単一社会の理論』『共同幻想論』『空気の研究』などなど、名著、ベストセラーとされる日文化論、日人論の100冊以上をメッタギリにする痛烈な日文化論・論。私も日文化論は好きで、このブログでも多く取り上げてきたが、そのほとんどが槍玉に挙げられている。 なにがイケナイのか?。これは日独自のものだというもののほとんどが外国にもある、そもそも文化質などという"ないもの探し"をするのがおかしい、という論旨で、多くの日文化論をインチキと認定していく。 「要するに、西洋の歴史から何か普通名詞、つまりカテゴリーを作り上げ、それに日歴史を当てはめようとするのが間違いなのだ、と普通には考えられるが、実際はそうではなくて、歴史に法則性や、何か深い原因のようなものを探ろうとする行為自体に、非科学的

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    Desperado 2010/06/03
  • もう一度見たい!「科学」と「学習」 - 情報考学 Passion For The Future

    ・もう一度見たい!「科学」と「学習」 まだかな まだかな 学研のおばちゃん まだかな 昨年、惜しまれつつも休刊となった学研の「学習」(1946年創刊)と「科学」(1963年創刊)。最盛期の1979年には両誌合算で670万部という大部数を誇った。私も愛読していて、懐かしくてたまらず購入したメモリアルムック。 復刻ミニふろく「人体骨格モデル」と「5年の科学」の豆付き。 国立天文台天文情報センター長の渡部潤一氏がこんな文章を寄せている。 「小学校高学年になると、実験より机上の勉強で知識を得る入試対策がメインになります。それはそれで大事な側面ですが、今の教育の中に、手を動かして物を作る喜び、原理を知る喜びに繋がるカリキュラムがもっとほしいですね。それこそ、国が『科学』と『学習』に補助金を出して、年に1回でいいから子どもたち全員に配れたらいいなと思います。例え、99%が無駄になっても、1%でも面白

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    Desperado 2010/05/06
  • 奇跡の脳 - 情報考学 Passion For The Future

    ・奇跡の脳 著者は脳が専門の神経解剖学者。37歳の時、脳卒中に襲われて、まともにはなすこと、歩くことさえできなくなるが、大手術と8年のリハビリで奇跡の復活を遂げた。自分の脳が損傷を受け、そして回復していく体験を生々しくドキュメント化した書は米国でベストセラーとなった。 脳卒中に襲われた朝、著者は朦朧としていく意識の中で、客観的に自分の身に何が起きているのかを把握していた。一人暮らしの彼女は異変に気づいて助けを呼ばなくてはならないことを理解するが、論理的思考の左脳が破壊されていて、具体的にどうしたらいいのかわからなくなる。 「できごとを順序立てて並べるため、絶え間なく指示を出してくれていた左脳の司令塔が沈黙してしまったので、外部の現実との結びつきを維持すべく、わたしは知覚を総動員しようと懸命になっていました。過去、現在、未来に分かれるはずの時系列の体験は、順序よく並ばずに、全部が孤立したま

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    Desperado 2010/05/05
  • iPhoneで文書ファイルを持ち歩くツール Air Sharing - 情報考学 Passion For The Future

    地味なツールだが定着しているiPhoneアプリ。Pro版を愛用中。 ・Air Sharing http://avatron.com/apps/air-sharing/ Air Sharingは、iPhoneのメモリ上に文書ファイルを入れて持ち歩くことができるツールだ。無線LANを通じて、パソコン上にマウントできるのが特徴である。つまり、パソコンのドライブのひとつとして、iPhoneを認識させて、ドラッグ・アンド・ドロップでファイルをiPhoneへ転送できる。 ファイル名での検索が可能なので、大量に持ち歩いてもOKである。電車内で営業資料をチェックする、原稿チェックをするなんていうのに便利だ。 オフィス文書やPDFファイルのビューアーが付属しているので、中身をチェックすることもできる。iPhone内にファイルがあるので、通信不能な場所でも、ファイルを見ることができる。またメール機能があるので

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    Desperado 2010/02/11
  • 一〇〇年前の世界一周 ある青年の撮った日本と世界 - 情報考学 Passion For The Future

    ・一〇〇年前の世界一周 ある青年の撮った日と世界 1905年、ベルリンの上流階級の青年が見聞を広めるために休職し世界一周旅行に旅立った。アメリカ、日、朝鮮、中国、インドネシア、インド、スリランカなどを1年半かけて周遊し、各地の風景、風物をカメラで記録に残した。彩色が施されて疑似カラー化された写真はどれも傑作ぞろい。100年前の世界中にタイムスリップできる写真+紀行文のビジュアルブック(ナショナル・ジオグラフィック刊)。 シルクハットやロングスカートの人々が行きかうニューヨークや、カウボーイが馬車に乗り西部劇の舞台のようなアメリカの町、辮髪の男たちが闊歩する中国の道、など古い歴史物の映画を見ているような気分になるが、セットではなくすべてが物。 4カ月滞在した日の印象は特に素晴らしかったようで、「この上なく清潔で異国情緒にあふれ、細かい心遣いが行き届いた旅館」に感動し、「一気に体にまわ

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    Desperado 2010/02/11
  • こころを動かすマーケティング―コカ・コーラのブランド価値はこうしてつくられる - 情報考学 Passion For The Future

    ・こころを動かすマーケティング―コカ・コーラのブランド価値はこうしてつくられる 2001年から2006年まで日コカ・コーラ代表取締役社長、2006年より取締役会長を務める"Mr.コカコーラ"魚谷雅彦氏直伝のマーケティング経営論。世界一のブランドを背負いながらも果敢にイノベーション創出に挑戦してきた同氏の話は、どんな学者や評論家の意見よりも、物だ。物である証拠に、論旨明快でわかりやすい。 新卒でライオンに入社した一人の若手マーケッターが、幾多の冒険と困難を乗り越えて、外資企業でトップに登りつめるまでの、経営者の履歴書としても読みどころが多い。常に現場を意識し、常識を疑い、逆境に燃える、そしてすべてを楽しむ、そんな生き方が魅力的だ。 日コカ・コーラはグローバルな同グループの中でも異彩を放っている。単に炭酸飲料のコカ・コーラを販売するだけでなく、ジョージア、爽健美茶、紅茶花伝など日独自

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    Desperado 2009/11/11
  • アフリカ 動きだす9億人市場 - 情報考学 Passion For The Future

    アフリカ 動きだす9億人市場 かつて暗黒大陸と言われたアフリカが、「施しの対象」としてではなく「世界で最も重要な新興市場の一つ」として、世界経済に台頭する勢いを見せ始めている。アフリカはかつての中国やインドのような、未来の成長市場に変わるという確信で書かれたアフリカ経済の展望の書。 急成長する市場のミドル層「アフリカ2」、人口マジョリティを占める若年層の「チーター世代」、ナイジェリア映画「ノリウッド」の勃興、人間性の経済「ウブントゥ市場」など、アフリカ経済のキーワードを学べる。現地で持続可能な経済を作り出すには、内部に棲みこんだ視点が重要だ。アフリカの国々の個別で特殊な事情は、発展のメリットにもデメリットにもなる。 たとえばアフリカは、通信も金融もインフラが未整備な地域だが、世界でもっとも成長の早い携帯電話市場であるという。2005年にはサハラ以南の人口の60%が携帯電話の通信圏内に入っ

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    Desperado 2009/11/10
  • 世界を変えるデザイン――ものづくりには夢がある - 情報考学 Passion For The Future

    ・世界を変えるデザイン――ものづくりには夢がある 「ほとんどの現代デザイナーの仕事は、世界の大多数の人には何の影響も与えない」 メディアで話題の新型のiPodや高級車のデザインは世界の10%にすぎない豊かな人たちだけのものだからだ。世界の90%を占める人口は、生活に必要な基的な製品を十分に買うことさえできていない。6人に1人にあたる11億人は1日を1ドル以下で生きている。 一部のデザイナーたちは、真に世界を変えるのは、貧しい90%のためのデザインであることに気がついた。そして貧困層のライフスタイルを革命的に変える製品のデザインに積極的に取り組み始めている。電気も電話もない場所で使われることを前提とせねばならない。手頃な値段、小型化、拡張性など、求められるデザインは先進国市場のニーズとはまったく異なる。貧困層は物を買うお金がないわけだから、それを持つことで稼げるようになる製品である必要もあ

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    Desperado 2009/11/06