江の島片瀬漁港で水揚げされたイワシと天然塩だけで作った調味料「鵠沼魚醤(くげぬまぎょしょう)」の販売が10月に始まり、1カ月が過ぎた。市内飲食店では魚醤を使った新メニューも提供している。 商品を手にする「湘江亭」の高橋さん 同商品は、ダイニングバー「湘江亭」(鵠沼石上1)を営む高橋睦(むつみ)さんが8年ほど前から自店の料理に使ってきた魚醤を商品化したもの。2年ほど前、鵠沼地区の市民参加会議が地産品おこしのプロジェクトを開始。地元で揚がったイワシを使った高橋さんの魚醤が話題となり、地域の新ブランドとして飲食店や家庭に広めることになった。 魚醤は、古代ローマ時代にヨーロッパで使われ始めたとされる魚類を主原料とした液体調味料。魚のたんぱく質が分解されてできたアミノ酸を豊富に含み濃厚なうま味があり、タイのナンプラーやベトナムのニョクマム、国内では秋田のしょっつるなどが知られている。「文献としては残
大磯プリンスホテル(大磯町国府本郷)を起点に湘南の海岸線沿いを走る「第7回湘南国際マラソン」の開催が11月3日に迫った。 今大会からフルマラソンの制限時間を30分延長し6時間30分とし、第6関門を新設。昨年に続き「東日本大震災復興支援大会」と位置付け、ランナーの参加料の一部(500円)や走行距離に応じた金額を募金。「さらに力強くサポートする取り組み」として新設した募金額5万円の「特別チャリティー枠」では、70人のランナーが参加を予定する。「復興が遅れ現在も不自由な生活を余儀なくされている被災者の皆さまの支えとなれるよう、『湘南から元気を!』をテーマにランナー、ボランティア、そして地元が一緒になって元気を発信していく」と同マラソン事務局広報の福永順美さん。 エントリー総数は2万3279人で、内訳はフルマラソン1万7916人、ハーフマラソン471人、10キロマラソン4892人。外国人ランナーは
大磯の水産加工会社「湘南定置水産加工」(神奈川県中郡大磯町西小磯)は9月25日、商品開発を進めてきた地魚を使った「生ハム」などの販売を開始した。 同社は、大磯で定置網を行っている「湘南定置」(同)の水産加工部門。大磯港の漁獲シェアトップの同社。社長の加藤孝さんは、「漁師は自分が捕った魚に自分が値をつけるべき」との持論を持つ一方で、旬の魚は捕れすぎてしまうため値崩れを起こすというジレンマを抱えていた。水産加工・販売の6次産業化を視野に入れていたところ、漁協の朝市のボランティアをしていた原大祐さんと知り合う。大量に余った魚を廃棄せずに何かできないかと話をするうち、同社加工部門を新たに立ち上げ、2012年4月、原さんが社長に就任する形で加工業進出にかじを切った。 朝捕れたものをその日の朝のうちに加工することがメリットになる商品を作りたいと考え、開発に乗り出したのは、魚を使った「生ハム」。神奈川県
鎌倉商工会議所(鎌倉市御成町)が10月20日 鎌倉市御成町の駐車場「タイムズ鎌倉下馬」で鎌倉初の「オクトーバーフェストKAMAKURA2012」を開催する。 同所青年部の事業の一環で、夜の鎌倉の活性化と東北復興支援チャリティーを目的として開く同イベント。サントリービア&スピリッツ、鎌倉ビール、厚木ビール、湘南ビール、横浜ビール、さがみビール、箱根ビールのビール会社7社が参加し、地元鎌倉の店舗のほか、東北の物産も販売する予定。 鎌倉は年間1800万人の人が訪れる一大観光地だが、その観光客のほとんどが午前10時ごろから15時ごろまでの滞在で、朝と夜の街は閑散としている。そこで、「夜の鎌倉の街へ観光客を誘導し、比較的観光客の少ない時期である10月に集客イベントを提案しようとオクトーバーフェストを考えた」という青年部会長の矢崎さん。 青年部では、2007年度に策定された鎌倉ビジョンに基づき、鎌倉市
湘南までカバー範囲を拡大した「ミシュランガイド東京・横浜・湘南 2012」の内容が、29日、発表された。新たに3つ星を獲得した3軒はいずれも日本料理で、初登場の「鮨 よしたけ」(東京・銀座)、2つ星から昇格の「龍吟」(東京・六本木)、藤沢市の初登場「幸庵」だった。そば、韓国料理などが目立ち、初期のフレンチ偏重から、普通の日本人にも親しみやすい内容へのシフトが目立つ。 2012年度版は、湘南エリアに調査を拡大。前年度版の鎌倉に加え、横須賀市、葉山町、逗子市、藤沢市、茅ヶ崎市、平塚市、大磯町、小田原市、湯河原町が加わった。ガイドによると、「幸庵」は昼のコースが5800円から、夜のコースが8600円からの日本料理店。鎌倉の日本料理「円」と懐石料理旅館の「石葉」(湯河原町)が2つ星を獲得した。横浜エリアでは日本料理の「菅井」(中区)が2つ星に昇格した。 東京エリアの3つ星は16軒。フレンチの「カン
sssp://img.2ch.net/ico/kumori.gif そごう横浜で「神奈川おいしいものフェア」-横浜発祥メニューも そごう横浜店(横浜市西区高島2)で、9月27日より「神奈川おいしいものフェア」が開催されている。 同フェアは、そごう横浜店開店26周年と包括協定締結を記念した企画で、「神奈川・横浜の魅力再発見」をテーマに、週替わりで延べ20店舗以上が出店し、地元のおいしいものや旬のものを紹介する。 そごう・西武は、県民サービスの向上と地域の活性化を目的とした「連携と協力に関する包括協定」を神奈川県と締結している。 商品は、第1弾(9月27日~10月3日)= パティスリーカルヴァ「モンブラン」(1個420円)、粗びき高座豚を100%使用したなんどき牧場「茅ヶ崎メンチ(プレーン)」(1個151円)、荒井屋「上すきやき弁当」(1折1,050円)、 イルフェジュール「蒸ショコラ」(1個
日本ミシュランタイヤは9月30日、北海道内の飲食店と宿泊施設を紹介するガイドブック『ミシュランガイド北海道2012特別版』を2012年4月に発行すると発表した。日本国内の同ガイド本は3冊目。発行は日本語のみで国内のみで販売される“特別版”だが、北海道にも同ガイド本の“星付き店”が誕生することになる。 今回の発行に先立ち、2010年秋頃から同社の調査員が北海道内の飲食店や宿泊施設の覆面調査を実施。日本ミシュランタイヤのベルナール・デルマス社長は「日本で発行5年目という節目を迎え、新たな土地で日本の魅力を探索することにいたしました」と述べ、北海道を選んだ理由については「116万ヘクタールという広大な農地を有し、豊かな海に囲まれた食材の宝庫」とコメントしている。 なお、10月21日に発売される関西版は新たに奈良が加わって『ミシュランガイド京都・大阪・神戸・奈良2012』に、12月2日に発売される
大船仲通商店街近くに7月21日、海の家をイメージした世界50種類のビールを提供するバー「大船リパブリック」(鎌倉市大船1、TEL 0467-84-9198)がオープンした。 もちっとかりっとした食感が楽しめる人気自家製ハンバーガーも オーナーの二見さんは40歳という区切りに、以前からの夢だった自身の店を地元で独立開業した。「海辺にあるような古びた海の家」をモチーフに自身で内装を考案。アメリカの家を壊したときに出る廃材などを使って仕上げ、店の入り口にはカヌーを飾る。店内には海の家のような小上がりスペースがあり、テーブルやカウンターの天板などはカヌーの材を活用した家具を置いている。 店舗面積は8坪。席数は店内が22席、カウンターが6席。夏場は外にもテーブルを置いて座れる。さまざまな酒類を置いているが、最大の特徴は世界各国ビール50種類をそろえている点。南米や東南アジア、ハワイやニュージーランド
日本ミシュランタイヤ(東京都千代田区)は11月24日、厳選したレストラン・ホテルを掲載する「ミシュランガイド東京・横浜・鎌倉 2011」の発行に先駆け、星付きレストランを発表した。横浜・鎌倉エリアを対象とした店舗の掲載は今回が初めてとなる。 「ミシュランガイド東京・横浜・鎌倉 2010」の表紙イメージ 11月27日に発売される同書の掲載施設は、レストランが266店、ホテルなどが46軒、合計で312施設となった。そのうち、同書が「そのために旅行する価値がある卓越した料理」と定義する「3つ星」=14店のレストラン(東京のみ)、「遠回りしてでも訪れる価値がある素晴らしい料理」の「2つ星」=54店のレストラン(東京・横浜)、「そのカテゴリーで特においしい料理」の「1つ星」=198店(東京・横浜・鎌倉)のレストランが選ばれた。掲載レストランのうち73%が日本料理で、今回新たに「牛肉料理」「とんかつ」
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