世界文化遺産登録で富士山が注目される中、工事現場などで使われる円すい形の三角コーンを、富士山に見立てた「富士山コーン」が人気を集めている。 もともと青い三角コーンの先端に白いシートを張って「雪化粧」を施し、静岡県富士宮市の広告・企画デザイン会社「アドライン」が約3年前に販売を始めた。これまでは県内を中心に年間100個ペースの販売だったが、世界文化遺産登録が確実になった5月以降は首都圏や関西、九州からも問い合わせが相次ぎ、6月23日までの約1か月半で約700個を売り上げた。 通常の大きさ(高さ約70センチ)のほか、約半分のサイズのミニコーンもあり、卓上に置いたり、帽子代わりにかぶったりすることもできる。 富士山コーン、ミニコーンともに1個1890円。同社のウェブサイトからも5個単位で購入できる。問い合わせは同社(0544・26・6265)。
イワシやサバなどの青魚に多く含まれる「オメガ3系脂肪酸」の割合が多い食事を取ることで、恐怖や苦痛を伴う記憶を緩和させる傾向があることが動物実験でわかったと、国立精神・神経医療研究センター(東京都)の関口正幸室長らの研究チームが19日、発表した。 不安障害などの発症予防に役立つ可能性があるという。20日から京都市内で開かれる脳神経分野の合同学会で報告する。 オメガ3系は、DHA(ドコサヘキサエン酸)やαリノレン酸などの不飽和脂肪酸。実験では、オメガ3系と、植物油に多いオメガ6系(リノール酸など)の含有割合を変えた餌を食べさせた複数のマウスに、怖がって動かなくなる程度の電気ショックを与えた後、再び動きだすまでの時間を比較。3系、6系はいずれも必須脂肪酸だが、食事の欧米化が進み、日常生活での3系の摂取量は、6系に比べて減っている。3系と6系の割合を1対7~8にした餌を与えた32匹は、動き出すまで
バンダイナムコホールディングスは、今月17日から米国で、約30年ぶりに人気ゲームのキャラクター「パックマン」の新作アニメを放映する。 イギリスやオーストラリアなど、世界約40か国でも順次放送する予定だが、日本での放映は未定という。 アニメはパックマンを主人公とするアクションコメディーで、日米の制作会社と作った。パックマンは、1980年にゲームセンターで登場した。同時期に米国でアニメ化され、最高視聴率56%を記録するなど、世界的な人気キャラクターとなった。 バンダイナムコは、今夏から放映する国で、ゲームソフトやぬいぐるみなどの関連商品も発売し、キャラクターの使用契約料など35億円の売り上げを見込んでいる。
【ワシントン=中島達雄】地球と火星を往復すると、許容限度近くか、それを超える宇宙放射線を浴びる可能性があるという研究を米航空宇宙局(NASA)のチームがまとめた。 火星に送り込んだ無人探査車キュリオシティに測定器を付け、宇宙船内に飛行士がいる場合のデータを解析した。それによると、地球―火星を1年で往復したとすると、660ミリ・シーベルト前後の放射線を浴びる。 地球上で自然界から浴びる放射線は、世界平均で年2・4ミリ・シーベルトで、その275倍に当たる量だ。火星に着陸して作業などをすれば、被曝(ひばく)量はさらに増える。 NASAは宇宙飛行士ががんになる危険性を抑えるため、被曝量に制限を設けており、30歳で宇宙を初飛行する場合、男性は生涯で800ミリ・シーベルト、女性は600ミリ・シーベルトを超える放射線を浴びてはならない。一度、火星まで往復すれば、飛行士を引退することになる。
広島県府中市の真言宗安楽寺で、毎夕、鐘を突いて夕暮れを知らせる犬がいる。 近くの檀家(だんか)、橘高(きったか)勝則さん(58)が飼っているコーギー犬・マッシュ(雄、6歳)。引き綱をくわえ、懸命に体を揺らして、ゴーン、ゴーン。5年前から始め、雨の日も風の日も欠かしたことがない。信心深さに感心した住職は、マッシュを同寺の<鐘突き犬>に公認した。 橘高さんによると、同寺と近くの神社がマッシュの散歩コース。1歳の頃に神社の鈴ひもをくわえて鳴らし始め、数か月後には、同寺の鐘を突くようになった。 夕方、マッシュは境内に入ると、鐘楼までダッシュ。一目散に石段を駆け上がって引き綱に食いつき、後ろ脚で立ち上がって何度も鐘を突く。疲れると、しばらく休んで息を整える。
【上海=鈴木隆弘】上海紙「東方早報」などによると、エジプト南部ルクソールにある古代の神殿に、中国人の名前とともに「ここまで旅行に来た」と刻みつけられた落書きが見つかった。 インターネット上で犯人捜しが行われた結果、南京の男子中学生と判明。両親が謝罪する事態となった。 落書きは、今月6日にルクソールを訪れた中国人旅行者が発見。24日夜、中国版ツイッター「微博」に、落書きの写真とともに「消そうと思ったが消えなかった。3500年前の文化財なのに」と投稿したところ、27日までに約10万回も転載され、「中国の恥だ」などとする批判の書き込みが殺到した。 落書きをした中学生の両親は25日、地元紙に対し、「皆さんに謝罪する。子供も反省しているのでチャンスを下さい」と訴えた。
日本新薬(京都市)は27日、中枢神経系に作用し、お酒を飲みたいという意欲そのものを抑える効果を持つアルコール依存症治療薬を発売した。 医療用断酒補助剤「レグテクト錠333mg」で、こうしたタイプの断酒剤は国内初という。 従来の断酒剤は、飲んだ人の体質を一時的に下戸に変えて、少量の飲酒でも頭痛や吐き気を起こしやすくするものだった。 アルコール依存症は飲酒が習慣化し、精神的にも肉体的にもお酒がやめられなくなる症状だ。禁断症状が起こる患者もあり、回復には生涯の断酒が必要とされるが、時折生じる強烈な欲求に押され、再び飲酒してしまうケースも少なくないという。 新薬はドイツの製薬会社が開発し、既に世界24か国で発売されているという。日本新薬の臨床試験では、有効成分の入っていない「偽薬」を使った場合に比べ、断酒成功率は11ポイント高かったという。
愛知県岡崎市公認のご当地キャラ「オカザえもん」が注目を集めている。 白いつなぎの衣装に身を包み、おかっぱ頭とぎょろりとした目などで「岡」、胸毛で「崎」の漢字を表現。「妻に逃げられたバツイチ、子持ちの40歳」の設定で、仕事のオファーも急増中だ。 オカザえもんは名古屋市の現代美術作家・斉と公平太さん(40)が制作した等身大のアート作品で、昨年、岡崎市で開かれた芸術イベントに着ぐるみとともに出品された。身長1メートル80、体重60キロ、逃げた妻との間には4歳の子供がいることになっている。 各地で人気のご当地キャラとは一線を画した独特の風貌に、「怖い」「気持ち悪い」と泣き出す子供も。ただ、若い女性には「キモかわいい」と評判で、ツイッターなどで知名度も上昇している。斉とさんは「とにかく岡崎市を知ってもらおうと考えた。元々『ゆるキャラ』ではなかったが、ある意味狙い通り」と話す。
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