京都大、早稲田大、同志社大、立教大で相次いで発覚した入試問題のネット流出。“犯人”と同じIDを会員制日記サイト、ミクシィで使用する男子高校生が、問題発覚の直後にIDを削除し、退会していたことが分かった。都内にある全国有数の進学校の3年生。同じプロフィルを使用する人物が、ツイッターに「京大の試験官は監視していなかった」などと書き込んでいたことも判明。今後、各大学が被害届を提出し、警察当局の取り調べが始まれば、重要な手がかりを握る捜査対象になるのは間違いない。 京大で25日午後に行われた文系数学の試験では、開始7分後からaicezukiなる人物が、ヤフーの質問サイト「知恵袋」への投稿を開始した。 会場では、試験開始と同時に試験官から問題の訂正が伝えられ、訂正部分が板書されたが、開始30分後に投稿された質問(=問題文)は、この訂正がきちんと反映されていた。このため、問題の流出犯は、会場にいた