昨年10月に完結した前回連載「あれから1年」から1年あまりぶりとなる第4回連載「いくつかの結末」を開始します。 本連載の記事本数は合計5、6本くらいにするつもりですが、予定はあくまで予定です。 なお、記事1本だけの 「無題」(https://note.com/mshin0621/m/m38195d59fc80) は、連載でなく番外篇として扱うことにしました。連載初回の本記事では、呉座勇一の労働訴訟2件が和解で決着したため、その和解内容などについて考察します。 なお予め言っておくと、私は訴訟記録などを閲覧しておらず、以下の考察はネットで公開されている情報に依拠したものです。 主な時系列2021年(1月12日付)国際日本文化研究センター(以下、「日文研」と略す)が、同年10月に呉座(当時、日文研テニュアトラック助教)を准教授に昇進させテニュアを付与すると呉座に通知する(ソース「京都新聞記事(魚