[連載]まんが難民に捧ぐ、「女子まんが学入門」第2回 関係性に萌える『スラムダンク』〜スポ根としての女子まんが序論(2)〜 漫画の読書量*1が漫画に対する批評能力の高さに直結するわけではないことを示す好個の例となる記事で、色々と賛同できない箇所はあるのですが何より気になったのは、「SLAM DUNK」の読解の方向性云々ではなく、この記事の筆者がやたらと男子の読み方/女子の読み方を強調している点です。 『スラムダンク』を女子まんがとして・・・・・・・・読み解くとき、そこにあるのは「関係性の快感」です。「関係性の萌え」と言ってもよいでしょう。 (傍点引用者 以下同じ) 男性読者の多くは・・・・・・・・、やはり桜木や流川の「成長の快感」や、湘北の「勝利の快感」に目を奪われがちでしょうが、女子たちが見てきたのは・・・・・・・・・・・そういった関係性であり、個人であったはずです。 一般的なスポ根、特