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社会とジェンダーと思想に関するImamuのブックマーク (11)

  • 主婦・植民地・動物 - heuristic ways

    このところどうもスランプ気味で、なかなかまとまった文章が書けそうにない。とりあえず精神的リハビリを兼ねて、備忘録的な「コピペ」をとっておくことにする。 J.アン・ティックナー『国際関係論とジェンダー』は、17世紀ヨーロッパに起きた画期的な変化とその影響を繰り返し取り上げているが、その中心的事態は近代主権国家と国民国家システムの成立である。 *1 西欧社会で、国民国家体制は一七世紀ヨーロッパに始まる。チャールズ・ティリーが指摘するように、近代国家は戦争を通して誕生した。近代国民国家初期の指導者たちは、資源の強制的な搾取と、より強大な領土獲得を求めた戦争を通して、彼らの権力を強固なものとしてきた。 ティックナー氏は、この過程が「西欧啓蒙主義の科学」、すなわち「自然を飼いならし、支配し、利益や便利さを求めて利用しようとする」「機械論的自然観」の成立と並行していたと指摘している。《一七世紀に自然は

    Imamu
    Imamu 2008/05/28
    (近代)(資本主義)自然観の変化(生きた有機体→自分では動けない生命のない機械)―女性観の変化(「家庭」概念,「主婦」概念)→「植民地で生産された贅沢品の需要が高まり、また贅沢品の誇示が公的領域から私的領域へと」
  • 「なぜCanCam的「めちゃモテ」のひとり勝ちなのか」 - 奴隷こそが慈悲を施さなければならない

    「エビちゃん」という新しい「正しさ」の圧力 通勤電車付近というのは、殺伐としてむさ苦しいものである。そんな中で、いまならばエビちゃん風など流行りのファッションをしている女性を見つけると、なにかドキッとするものだ。単にかわいい女性というよりも、流行りのファッションを身にまとっていると、それだけで引かれるモノがあることを感じる。 これは、そのファッションのもつ魅力であるとともに、そこに新しい「コミュニティ」を見るからではないだろうか。そのファッションを指示する多くの若い女性たちという「コミュニティ」であり、そこに新しい「正しさ」がある。その「正しさ」は漠然としたボリュームを暗示する「コミュニティ」という圧力として働くある種の虚像であり、だから早すぎても、遅すぎるてもダメなのである。 「なぜCanCamの「ひとり勝ち」なのか」 と、考えていると、CanCamの「ひとり勝ち」状態について、女子大生

    「なぜCanCam的「めちゃモテ」のひとり勝ちなのか」 - 奴隷こそが慈悲を施さなければならない
    Imamu
    Imamu 2007/06/29
    『彼女たちはCanCam的「めちゃモテ」の位置に居続ける、「みんなにちょっとずつ愛される」ことに耐えられるのだろうか』だから最終的に<私の彼氏>=恋愛幻想に行くんではないか?
  • 語れないことと書けないこと - heuristic ways

    5月2日と3日にNHKの「ハートをつなごう」という番組で、「性同一性障害」の特集があった。2日の分は見逃したが、新聞のテレビ欄を見て気づいたので、3日の放送は録画してチェックした。この番組では、昨年度から断続的に「性同一性障害(GID)」の問題を取り上げて放送しているらしく、過去の放送に対して、「特に当事者からの反響が大きく、番組宛に多くのメールが送られて」きたという。今回は、「メールを送ってきてくれた当事者を訪ね、番組に参加して」もらうという企画。前半では、山岡純さんというGID当事者のメールをまず紹介し、人やその周りの人々(母親、パートナーなど)に対する取材の様子を放送。後半では、すでに社会的にカミングアウトしているGID当事者たち(虎井まさ衛、大迫真実、森村さやか、杉山文野、村松康さん)と、精神科医の針間克巳氏、作家の石田衣良氏、女優・歌手のソニンを迎え、さらに山岡さんも加わって、

    Imamu
    Imamu 2007/05/07
    『GID当事者の「問題」とは、自分の心や身体の状態について他人に「語れない」という問題と、公式の書類に自分の性を「書けない」という問題と二つのレベルがあるのではないかと思い至った』
  • ゾミ夫(うさちゃんピースを見て飛んでくるUFOが夕日に照らされている) - あいぼん解雇

    http://www.helloproject.com/newslist/kago_0703261829.html ・第1部 「事務所の管理が甘かった」という意見もあるけど、そんなの内情がわからない以上、知りようがない。 「加護がファンを裏切った」という意見もあるが、それだってあらゆるアイドルが裏で何をやっているかわからない以上、加護ちゃんだけを断罪するわけにはいかないだろう。 自分がこの件について心配なのは、 「あー、やっぱり『アイドル』っていうイメージはダメなんだね、世の中に『いらない』ものなんだね」と世間が思うということだ。 どういうことかというと、 大塚英志だったかササキバラ・ゴウだったか忘れたが、かつてのアイドル・岡田有希子の自殺について、 「生身の女の子に『アイドル』というイメージを押しつけすぎたからではないか」と、「アイドルというイメージを押しつける人たち」を批判していた記憶

    ゾミ夫(うさちゃんピースを見て飛んでくるUFOが夕日に照らされている) - あいぼん解雇
    Imamu
    Imamu 2007/03/27
    面白ひ。重要。最重要。「アイドルというイメージを押しつけ」批判or『「アイドル」という「イメージ」はあってもいい』派→『ただ、その役割を担う人間が生きやすいようにした方がいいんじゃないか』
  • みやきち日記 - 「愛に性別は関係ない」の正体

    日も掲示板レスをリライトしたものをアップ。一生懸命書いた文を流しちゃうのももったいないなー、と思いまして。 倖田來未「BUT」歌詞 倖田來未 スペシャルインタビュー - goo音楽 「同性愛がテーマ」という触れ込みで売り出されている新曲「BUT」ですが、歌詞やインタビューの内容を見て、「何この勘違いヘテロの上から目線」ともやもやした気分になりました。これらの文面から読み取れる限り、倖田來未は同性愛のことなどほとんどわかっていないし、異性愛者の暴力性についてもまったく無頓着だとしか思えないからです。 同性愛者には、好きになる相手の性別は重要です。 倖田來未:海外の作曲家さんからトラックをいただいてパッと思いついたのが同性愛だったんですよ。私は好きになる相手が異性であろうと同性であろうと関係ないと思うタイプなんですよ。 今回のシングル「BUT」はなんと“同性愛”がテーマになっているという。

    みやきち日記 - 「愛に性別は関係ない」の正体
    Imamu
    Imamu 2007/03/25
    『「他集団を容認してあげよう」という善意』=『「自分たちと異質なものだったら認めてやらない」という排他性の裏返し』
  • 革命的非モテ同盟跡地

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    Imamu 2007/02/24
    『喪男が「善悪」を問題にし、非モテが「利害」を問題にしている』
  • 「同性愛は神が許さない」と言うアナタ自身が守れていない7つの戒律 - みやきち日記

    人ってば無宗教なくせに、 女と寝るように男と寝る者は、ふたりとも憎むべき事をしたので、必ず殺されなければならない。 (レビ記 20:13)……という聖書のことばとかを根拠に、「カミサマが禁じているんだから、同性愛は悪いことだ!」と言いたがる人がけっこういるわよね。でも、ちょっと待って。そう言う異性愛者たちは、聖書が禁じている以下の7つの項目を守れているのかしら? すきやき鍋に牛脂を溶かしちゃダメ とんかつも豚汁もべちゃダメ タコもイカもナマコもべちゃダメ 「アクリルとポリウレタンの混紡」な下をはいちゃダメ 占いもイタコも信じちゃダメ 家庭菜園に2種類の野菜を植えちゃダメ お地蔵様を拝んじゃダメ 以下、出典と解説 すきやき鍋に牛脂を溶かしちゃダメ 出典:「あなたがたは、すべて牛、羊、やぎの脂肪をべてはならない」(レビ記 7:23) 解説:すきやき鍋に牛脂をジュージュー溶かしながら

    「同性愛は神が許さない」と言うアナタ自身が守れていない7つの戒律 - みやきち日記
  • http://d.hatena.ne.jp/kusamisusa/20061226/p1

  • イケメンは女性に優しい。(非モテにまつわる抑圧の話) - どうでもいいことかもしれない

    バラエティー番組などでグラビアアイドルとかが、男性お笑い芸人に「キモイ」と言う。 そう珍しくもない光景である。私も何度か目にした。 一方イケメンタレントが、女性お笑い芸人に「キモイ(ブスとかでもいいけど)」とか言っているシーンはあまり見ない。少なくとも私は見た事が無い。イケメンタレントが女お笑い芸人に迫られても、ちょっと困った顔をしつつ優しく接する所しか見た事がない。 この差は一体なんだろう? 「女はいつも女という種として(性的な存在)として見做される」この様な言説はブログを読んだり、書いたりしている人なら誰しも(嫌という程)目にしてきたであろう。そしてこれは、おおむね事実である。*1 女として性的な視線に曝されるのは、なにも「若く美しい女」だけではない。 世間には様々な「性的な視線」が存在する。 例えば「人フェチ」や「熟女専」「デブ専」 これらはそれを専門とする風俗店が存在する程度には

    イケメンは女性に優しい。(非モテにまつわる抑圧の話) - どうでもいいことかもしれない
    Imamu
    Imamu 2006/12/22
    男性学「女性ファッション誌が描く「イイ女」は必ずしも男性にとって都合の良い「イイ女」ではないのに対して、男性ファッション誌が描く「イイ男」というのは、女性にとって都合の良い「イイ男」である場合が多い」
  • macska dot org » Blog Archive » 「加害者は決して完全悪ではない」こそ反DV運動の教訓

    以下に報告するのは、以前から何度か話題のソースとしている某秘密主義ジェンダー研究系メーリングリストで過去数日にわたって続いたドメスティック・バイオレンス(DV)についての議論について。わたしと意見をたたかわせた相手の中心的な人はDVについての著書もある男性の学者なのだけれど、リストのルールによってリスト外での引用不可とされているので名前を伏せ、直接の引用は避けることにする。わたしは学術的な議論は公に開かれているべきだと思うのでこのメーリングリストには非常に不満があるのだけれど、貴重な情報源でもありルール違反を理由に追放されては困るので、「名前を出さない」「直接の引用はしない」というところまで妥協しちゃっています。 議論の焦点は、DVにおいて「加害者完全悪論」は良いか悪いか、そしてDVを通常の暴力と同様に犯罪として処罰することがDV解決に繋がるかどうかという点。「加害者完全悪論」というのは、

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    Imamu
    Imamu 2006/12/03
    「加害者を~モンスター~「他者」として扱うことは解決に繋がらない」「公権力による日常的な暴力を正当化・深刻化することに」「合意も納得もしていない不公平な扱いを「自己決定」の美名で容認するのはおかしい」
  • すべての男は非モテである - umeten's blog

    ―― 男性学的なるもの ―― 1、すべての男は非モテである――あいまいな男の私結論をいおう、すべての男は非モテである。 すべての男は生まれながらにして欠如を抱えている。不確かであいまいで不透明で、そして透明な存在。それが男だ。「男という病」だ。そして、それこそが非モテなのだ。 非モテにまつわる語りの量の男女間の非対称性。それは、非モテがそもそも男性性に起因するのだと考えなければやはり理解できない。男女の性の非対称性に基づく、身体と精神の問題。それが先鋭化したものが、非モテなのだ。もちろん、女の非モテという問題もある。 だが、あえていおう、問題は「男は存在しない」という点である、と。 男自身として語られるペニスは、陽根や力の源泉や権力の象徴などと、プラスの意味合いで語られている。が、その実体は、なんら所有を意味しないものなのではないか。むしろ、それは欠如の象徴とでもいうべきものなのではないか

    すべての男は非モテである - umeten's blog
    Imamu
    Imamu 2006/10/02
    以前引用させて頂いた
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