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ブックマーク / www.magazine9.jp (6)

  • どこに着地していいのかわからない体験〜アイドルのライブで耳にした不穏な言葉〜の巻-雨宮処凛がゆく!

    沖縄で機動隊員が「土人」「シナ人」などの暴言を吐いたことが多くの批判を受けている。 ちょうどそんなニュースが流れ始めた頃、どう思えばいいのかわからないような、だけどじわじわと打ちのめされるような出来事に遭遇した。 それはある女性アイドルのライブに行った時のこと。っていうか、「なんでお前がアイドルのライブに?」という突っ込みは、私が自分自身に100回くらいしているのだが、ある女性アイドルが突然好きになってしまったのだから仕方ない。もともとこちらは10代から筋金入りのバンギャ。二十数年にわたり、ヴィジュアル系を追いかけてきた我が身に起きた突然の「アイドル降臨」という事態に戸惑いつつも、「ライブに行きたい!」「生で見たい!」という気持ちが抑えきれずにいそいそとネットでチケットを予約し、コンビニで引き換え、その日を楽しみに楽しみに待っていた。 そうして、当日。 何しろ彼女たちのライブを見るのは初め

    どこに着地していいのかわからない体験〜アイドルのライブで耳にした不穏な言葉〜の巻-雨宮処凛がゆく!
    Imamu
    Imamu 2016/10/26
    「ライブ前の「尖った笑いネタ」として、ネット右翼らしき女性の音声をもってきたのかもしれない」
  • 頼まれてもいないのに新成人へのメッセージ。の巻-雨宮処凛がゆく!-第362回

    1月11日は成人の日だった。 テレビでは晴れ着姿の「新成人」の姿や、毎年恒例の「荒れる新成人」の姿がメディアを騒がせた。ちなみに私は「荒れる新成人」報道は安易な若者バッシングに繋がるので、どうにかした方がいいと毎年思っているが、思っているだけで特に何もしていないという立場だ。だからちょっと書いてみた。 さて、そんな私が成人となったのは20年前。成人式からもう20年も経つのだ。 思い出すことと言えば、20歳のお正月、一通も年賀状が届かなかったこと。友達もなく、お金もなく、バイトをするだけで自分が何をしていいのかさっぱりわからずリストカットを繰り返すという、言わば「どん底」だったのが20歳だった。 なぜ、友達すらいなかったのかというと、必死で「キャラ変」をしていた頃だったからだ。私は高校を卒業した1993年に美大の予備校に入るため上京しているのだが、同時期、多くの友人が上京した。といっても「学

    頼まれてもいないのに新成人へのメッセージ。の巻-雨宮処凛がゆく!-第362回
    Imamu
    Imamu 2016/01/14
    「「人形作家」という、漠然とした目標を見つけた私は、それまで命がけでハマっていたヴィジュアル系に、急速に興味がなくなっていった」「当時はヴィジュアル系が市民権を得始めた頃で、より日陰なガロ系の世界に」
  • 『奥さまは愛国』を読んで。の巻‐雨宮処凛がゆく!

    どこまでも深い「わからなさ」と、ほんの微かな希望が残った。 それが『奥さまは愛国』(河出書房新社)を読んでまず思ったことだ。 2月に出版されたばかりの書の執筆者は、フェミニストである北原みのりさんと、在日韓国人三世の朴順梨さん。 帯には、以下のような言葉が踊る。 「〈普通の主婦〉が、愛国活動にはまっている 彼女たちは何を愛し、守ろうとしているのか?」 ご存知の通り、私自身、90年代後半に右翼団体に所属していたという経歴の持ち主である。「なんで?」といまだに聞かれるが、一言ではとても説明できない。 ただ、バブルが崩壊し、「一億総中流」という戦後の神話が崩れていく中、フリーターとして浮遊していた私には、どこにも帰属先がなかった。「頑張れば報われる」と言われてそれなりに努力してきたのに「バブル崩壊によって今までのことは嘘になりました」と梯子を外された気がして、何か納得いかなかった。「教育に嘘を

    『奥さまは愛国』を読んで。の巻‐雨宮処凛がゆく!
    Imamu
    Imamu 2014/03/23
    「強者でありたい女たちは、フェミニズムこそが女を侮辱していると考える」
  • 「橋下徹の交渉術・言論テクニックを解剖する」中島岳志‐マガジン9

    マガジン9 憲法と社会問題を考えるオピニオンウェブマガジン。 |「マガジン9」トップページへ|「カフェ・ハチャムの挑戦」:バックナンバーへ| 2011-11-09up 中島岳志の「希望は、商店街! 札幌・カフェ・ハチャムの挑戦」 第6回 11月27日に実施される大阪のW選挙に際して、橋下徹氏の言動に注目が集まっています。大阪都構想を実現すればすべてがうまくいくかのような幻想をふりまき、既得権益を徹底的にバッシングすることで支持を獲得するあり方は、非常に危険だと言わざるを得ません。また、そのような独断的で断言型の政治家を「救世主」と見なす社会のあり方も問題だと思います。(「ハシズムを支える社会」の問題については『創』12月号で詳しく論じています。) 多くの人は、橋下氏の言論術に翻弄されています。彼は「ありえない比喩」を駆使し、「前言撤回」を繰り返しながら、人々の心をひきつけて行きます。私たち

    Imamu
    Imamu 2011/11/10
    橋下徹著『図説心理戦で絶対負けない交渉術 どんな相手も丸め込む48の極意!』「仮装の利益」「譲歩の演出法」
  • 雨宮処凛がゆく!│第174回│マガジン9 - ネットカフェからのSOS〜奇跡の出会い編〜 の巻

    第174回 ネットカフェからのSOS〜奇跡の出会い編〜 の巻 最近、私は人生がヴィジュアル系づいている。もともとヴィジュアル系バンドが大好きだったのだが、今月20日には「バンギャル ア ゴーゴー」というイベントを開催、大好きなMix Speaker’s,Inc.さんとダウトさんにご出演頂き、31日にはロフトプラスワンでトークライブを開催する予定。また、今発売中の『ゲームラボ』で「ザ・V系っぽい特集」をしているのだが、そこでは「雨宮処凛SELECTION」というページを担当。独断で私がオススメする11バンドさんを紹介させて頂いている。 そんな私のもとに、ネットカフェから一のメールが届いたのは先週。仕事がなくなり、お金も底を尽きかけ、携帯も止まったという男性と翌日に会うと、彼は信じがたい台詞を吐いた。 「あの、雨宮さんをがっかりさせちゃうかもしれないんですけど、僕、ヴィジュアル系バンドをやっ

    Imamu
    Imamu 2011/01/19
    【ネットカフェからのSOS〜奇跡の出会い編〜 の巻】「僕、ヴィジュアル系バンドをやってたんです」『様々なヴィジュアル系バンドに命を救われてきたバンギャとして、何か「恩返し」できたような気分だ』
  • 映画『ザ・コーヴ』を観た - 鈴木邦男の愛国問答 第49回 | マガジン9

    自他共に認める日一の愛国者、鈴木邦男さんの連載コラム。 改憲、護憲、右翼、左翼の枠を飛び越えて展開する「愛国問答」。隔週連載です。 すずき くにお 1943年福島県に生まれる。1967年、早稲田大学政治経済学部卒業。同大学院中退後、サンケイ新聞社入社。学生時代から右翼・民族運動に関わる。1972年に「一水会」を結成。1999年まで代表を務め、現在は顧問。テロを否定して「あくまで言論で闘うべき」と主張。愛国心、表現の自由などについてもいわゆる既存の「右翼」思想の枠にははまらない、独自の主張を展開している。著書に『愛国者は信用できるか』(講談社現代新書)、『公安警察の手口』(ちくま新書)、『言論の覚悟』(創出版)、『失敗の愛国心』(理論社)など多数。近著に『右翼は言論の敵か』(ちくま新書)がある。 HP「鈴木邦男をぶっとばせ」 映画「靖国」以上の騒ぎになりますよ、と新聞記者に言われた。「露骨

    Imamu
    Imamu 2010/06/04
    【映画「ザ・コーヴ」を観た】『果たして日本の「伝統・文化」なのか、と~こんなイルカ漁が行われ、殺され、食べられていることは、ほとんどの日本人が知らない』『ストレスで死んでいるイルカが多いのだという』
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