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ブックマーク / chakichaki.hatenablog.com (6)

  • 書棚と平台 - 本屋のほんき

    書棚と平台―出版流通というメディア 作者: 柴野京子出版社/メーカー: 弘文堂発売日: 2009/07/01メディア: 単行購入: 10人 クリック: 193回この商品を含むブログ (36件) を見る日の出版流通制度は、世界的に見てもかなり特殊なシステムによって動かされています。 雑誌が書店で販売されていること、これは当たり前のように思えるかもしれませんが、実は世界的にはかなり特殊な部類にはいります。海外の多くの国では、雑誌は書店で買うものとは決まっていません。書店はあくまで書籍を買う場所であって、雑誌を買う場所ではないのです。 このは、日の書店およびその特殊な出版流通の仕組が、どのような時代背景を経て成立していったのかという歴史を、丹念に追いかけていった学術論文です。 スリップは、いつごろから普及したのか? ジャンルという概念は、どのようにして成立したのか? なぜ、は定価販売で

    書棚と平台 - 本屋のほんき
    Imamu
    Imamu 2009/08/21
    『この本は、日本の書店およびその特殊な出版流通の仕組が、どのような時代背景を経て成立していったのかという歴史を、丹念に追いかけていった学術論文』
  • 旅の指さし会話帳 こりん星語版 - 本屋のほんき

    文化でニュースになっておりました、旅の指さし会話帳300万部記念限定で「こりん星語」版が登場したという記事が気になりまして、無理やり「こりん星語」版を取り寄せてみました。イベント会場で配布されたフリー冊子であるらしいです。反響が大きければ、商品化も検討するということなのですがいったいどんな中身だったのでしょうか? 開いてみると、こりん星語のページは見開き2ページ分だけで、あとは韓国語版の再録。例文はこんな感じでした。 どこから来たりんこ? Where are you from? お昼ごはんはべたりんこ? Did you eat lunch? いつか行きたい国はあるりんこ? Is there any country you would like to visit? 〜に行ってみたいぷー♪ I want to go to 〜♪ どうやら日語の語尾に「りんこ」をつけたら、こりん星語になる模

    旅の指さし会話帳 こりん星語版 - 本屋のほんき
  • 絶滅危惧種になりつつあるエロ本 - 本屋のほんき

    出版奈落の断末魔―エロ漫画の黄金時代 作者: 塩山芳明出版社/メーカー: アストラ発売日: 2009/04メディア: 単行購入: 7人 クリック: 135回この商品を含むブログ (40件) を見るBRUTUSが「大人のマンガ」特集ということで、日は便乗して「大人(18禁)のマンガ」について書きます。(え?ちがうって?) エロ漫画と言ってもエロ漫画業界について書かれたのご紹介。エロ漫画業界といえば、ゴージャス宝田の「キャノン先生トばしすぎ」が、業界マンガ兼エロ漫画として名作ですが、そのエロ漫画業界の編プロで編集を何十年もやっているこの道のプロ中のプロである塩山さんが、エロ漫画業界を振り返って解説したのがこの。この業界の酸いも甘いも知り尽くしているので、業界最底辺と自嘲するエロ漫画業界に棲息する様々な人種を、異様な迫力でバッタバッタとこき下ろしていく様に圧倒されます。編集者がいかに姑息

    絶滅危惧種になりつつあるエロ本 - 本屋のほんき
    Imamu
    Imamu 2009/05/20
    『出版奈落の断末魔―エロ漫画の黄金時代』
  • コミックにシュリンクをしないとどうなるか?(その2) - 本屋のほんね

    さて、ここでシュリンクの歴史を紐解いてみましょう。そもそもコミックのシュリンクはいつ誰が始めたものなのでしょうか?コミックのシュリンクを書店業界で一番最初に始めた人は「こうしたほうが売上があがる」と必ずや考えていたはずなのです。そりゃそうですよね。では、その方のお話を聞いてみることにしましょう。 「シュリンクを始めたきっかけはね、コミックが猛烈に売れ始めた当時、コミックを買いにきてたお客さんは、ほとんどみんな雑誌で連載を読んでから来てたんですね。当時はコミック雑誌の種類も少なかったこともあって、今とは比べ物にならないくらい雑誌がよく売れてたし読まれてたんです。だから屋にコミックを買いに来るお客さんは、基的にみんな内容を知ってたんやね。一回読んだやつを買いに来てるわけ。じゃあ、コミックコーナーで立ち読みをしてる人たちはどうかというと、彼らは絶対に買わへんわけですよ。一回読んだやつをまた立

    コミックにシュリンクをしないとどうなるか?(その2) - 本屋のほんね
    Imamu
    Imamu 2007/12/24
    「モノ」-きれいなモノ-「目的買い」/「情報」-「衝動買い」/無党派層(近さ)
  • 達人の平積みワザ - 本屋のほんき

    三省堂神田店の八角リング積み。材料は海辺のカフカ。元記事はこちら(http://www.excite.co.jp/News/bit/00091112170721.html)。海辺のカフカ発売限定企画の平積みアートであったそうです。 天一書房日吉店の八角タワー積み。材料は鈍感力と紀香魂。天一書房のカウンター前はいつも何かがこういう積まれ方をしています。日常的に見ることの出来る平積みアート。 ツタヤ六木店のらせんタワー積み。材料はゲドを読む。これどうなってるんだろう?考えた人すごいなぁ…。 世の中にはこういう平積みアーティストがきっとたくさんいて、多分私の知らない不思議な積み方をしている店が他にもきっとあるのだ。変な平積みを発見した方、ご一報を。あ、この積み方のネーミングですが、私が勝手にそう呼んでるだけです。

    達人の平積みワザ - 本屋のほんき
    Imamu
    Imamu 2007/06/28
    すげー
  • 在庫検索機のログデータ活用法 - 本屋のほんき

    今日は書店的Web2.0な事例(ちょっと違うけど)のご紹介。 うちの店には、お客様が自由に店内の在庫を検索できる端末があります。この端末、ログデータを取っているので、どんなが検索されたのかあとから参照することが出来るようになっています。 この検索ログデータは、いわゆる売上ベストのデータとはちょっと違っていて、よく売れているが必ずしも上位に来るわけではなく、多くのお客様が欲しいと思っているのに店内に見つからない、が上位に来るという性質をもっています。したがって、うまく活用すれば流行の先取りとかにも使えるわけでして、新刊などでこの上位にあがってると、即追加発注!みたいな感じになるわけです。 たとえば先週の検索件数一位は 鈍感力 作者: 渡辺淳一出版社/メーカー: 集英社発売日: 2007/02/05メディア: 単行購入: 2人 クリック: 89回この商品を含むブログ (171件) を見

    Imamu
    Imamu 2007/03/07
    データ。「多くのお客様が欲しいと思っているのに店内に見つからない本」
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