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ブックマーク / mainichi.jp (94)

  • 人を動かすナラティブ:「死刑になりたい」 他者を巻き込む「間接自殺」のなぜ/上 | 毎日新聞

    無差別的な殺傷事件を起こしたとされる被告が、法廷で「死刑になりたかった」と語ることが珍しくない。1986年から昨年までの裁判報道で被告が「死刑になりたかった」と述べたと伝えられた成人事件は少なくとも33件ある。なぜ「死刑で死ぬ」ために他者を殺すのか。専門家はその現象を「間接自殺」と呼ぶ。 また、次回「『聞き書き』が変える『人生の物語』」は2月中をめどに掲載します。 「死にたくても死ねなかった」 昨年7月31日、東京地裁立川支部の法廷で住所不定の無職、服部恭太受刑者(犯行当時24歳)は懲役23年の実刑判決を言い渡された。 2021年10月、走行中の京王線特急電車の車内で乗客をナイフで刺し、車両に火をつけたとして殺人未遂や現住建造物等放火などの罪に問われた。街がハロウィーンでにぎわう中、米映画のキャラクター「ジョーカー」の装いで犯行におよんだ。 元恋人が別の男性と結婚したことや、職場で配置換え

    人を動かすナラティブ:「死刑になりたい」 他者を巻き込む「間接自殺」のなぜ/上 | 毎日新聞
    Imamu
    Imamu 2024/01/19
    自殺さえできればどうでもいいよ
  • 「盗用です」 身に覚えのないDMと戦う「セーラームーン」監督 | 毎日新聞

    「作り手への迷惑行為が急増している」と語るアニメ監督の幾原邦彦さん=東京都三鷹市で2023年9月13日、宮明登撮影 「私の作品が盗用されています。深い傷を心に負いました」――。有名アニメ監督の元に、SNS(ネット交流サービス)を通じて心当たりのない「抗議」が寄せられた。相手は見ず知らずの女性で、仕事仲間にも同様のメッセージが届き、事態は関係するイベントの中止にまで発展した。監督は女性に賠償を求める訴訟を起こし、法廷に立った。胸中にあったのは「京アニ事件」と、業界の未来への危惧だった。

    「盗用です」 身に覚えのないDMと戦う「セーラームーン」監督 | 毎日新聞
    Imamu
    Imamu 2023/10/16
  • 群馬県立図書館の図書支援、娯楽から専門性重視へ 不安の声も | 毎日新聞

    群馬県立図書館(前橋市)が、県内35市町村の読書環境整備のため実施してきた図書支援のあり方を2024年度から変更する。小説や絵など娯楽要素の強い書籍から、歴史や農業技術経済学など専門書を中心に置き換える。担当者は「県立図書館ならではの専門性の高いに触れてほしい」と語るが、公立の図書館を設置していない自治体からは不安の声も上がっている。【渡辺薫】 公立図書館図書館法に基づき各自治体が制定した条例の下に設置され、県内では23市町村が開く。残り12町村は建設費負担などを理由に図書館を設置しておらず、公民館の中に図書室を併設するなどして住民に読書環境を提供しているが、自治体によって規模や蔵書数はさまざまだ。

    群馬県立図書館の図書支援、娯楽から専門性重視へ 不安の声も | 毎日新聞
  • 「生まれてこないほうがよかった」  世界で注目「反出生主義」とは何か | 毎日新聞

    「人間は生まれてこないほうがよい」……。そんな「反出生主義」という思想が静かなブームになっている。海外では数年前から反出生主義の言論が目立ち始め、日でもコロナ禍の今、関連書籍が売り上げを伸ばしているという。古代からある思想だが、なぜ今、反出生主義なのか? 反出生主義に関する著作がある哲学者の森岡正博・早稲田大教授に聞いた。【上東麻子/統合デジタル取材センター】 ――そもそも反出生主義とは何でしょう。 ◆簡単に言うと、人間が生まれてきたことを否定し、新たに子どもを生み出すことも否定する考え方です。実は古代からさまざまな文献に顔を出してきました。最近ではインターネットを通じて世界に拡散されています。南アフリカの哲学者、デイビッド・ベネターが有名ですが、地球環境問題の悪化を深刻に受け止め、子どもを作らないことを推奨したり、人類絶滅を目指す運動もあります。2019から20年にかけて、反出生主義は

    「生まれてこないほうがよかった」  世界で注目「反出生主義」とは何か | 毎日新聞
    Imamu
    Imamu 2021/01/02
    学習院大学のシンポジウムで後ろ向いたら森岡正博さんがいらっしゃったのが今ではよい思い出
  • 「1日で49人の相手を…」 過酷な労働、波乱の人生赤裸々に 「からゆきさん」肉声テープ発見 | 毎日新聞

    宮崎康平氏が「からゆきさん」をインタビューした際に録音したテープ。「からゆきさんの話(1)」と書いた紙が貼られている=内嶋善之助さん提供 「一日一晩のうちに、49(人と)したよ……」。16歳の少女は、船底で汚物にまみれて海を越え、見知らぬ異国で春を売った。幕末から明治、大正にかけ、貧しさから海外に渡り、娼婦(しょうふ)として働いた女性「からゆきさん」。その一人が約60年前、その過酷な体験を赤裸々に語った約12時間分の肉声がテープに残されていた。からゆきさんが自らについて語ったり書き残したりした史料はほとんど残っていない。この女性はシンガポールで裕福なイギリス人に身請けされ、たくさんの宝飾品を贈られて「ダイヤモンドおなご」と日人の間で呼ばれた。30歳半ばでホテル経営に乗り出すほど成功したが、帰国後、だまされてほぼ無一文になるなど、波乱に富んだ生涯だった。しかし、海外に渡った女性の存在は地元

    「1日で49人の相手を…」 過酷な労働、波乱の人生赤裸々に 「からゆきさん」肉声テープ発見 | 毎日新聞
    Imamu
    Imamu 2020/12/30
    「痛みは、ワセリンを塗ってしのいだ」「娼婦は1人の客の相手が終わるごとに、膣(ちつ)内を消毒洗浄」「週に1度、医師によって行われる性病検診」「娼婦は1人1冊、日記帳のような帳面」
  • 香港、早くも言論統制 図書館、民主派著作閲覧禁止 | 毎日新聞

    香港各紙は5日、公立図書館が民主派の一部の著作について閲覧と貸し出しを禁じたと報じた。香港政府は、「独立」や「革命」などの主張を禁じる国家安全維持法(国安法)の施行が理由だと説明しており、早くも言論統制が始まったとみられる。今後は出版物への検閲も予想され、出版業関係者からは「海外での製を検討する必要がある」との声が出ている。 香港紙によると貸し出し禁止対象は、▽民主活動家、黄之鋒氏の著作2冊▽民主派立法会議員、陳淑荘氏の著作1冊▽香港の「完全な自治」を主張してきた作家、陳雲氏の著作6冊――の計9冊。香港全土の公共図書館でこの9冊は計約380冊あるが、いずれもホームページで検索すると「検査中」との表示が出て、閲覧や貸し出しができない状態となっている。

    香港、早くも言論統制 図書館、民主派著作閲覧禁止 | 毎日新聞
    Imamu
    Imamu 2020/07/07
    「香港全土の公共図書館でこの9冊は計約380冊あるが、いずれもホームページで検索すると「検査中」との表示が出て」
  • YOSHIKIさん謝罪 ジャッキー・チェンさんとの会食、ツイッターで公表後に  | 毎日新聞

    人気ロックバンド「X JAPAN」のリーダー、YOSHIKIさんが香港出身のアクション俳優、ジャッキー・チェンさんとの会の様子をツイッターなどで写真付きで公表したところ、香港や台湾SNSなどで批判が相次ぎ、14日夜、謝罪に追い込まれた。 ジャッキーさんは中国政府の国政助言機関である中国人民政治協商会議(政協)委員も務め、香港や台湾では「親中」イメージが強い。香港で9日に起きた「逃亡犯条例」改正反対の大規模デモについても12日、台湾で記者団に「よく知らない」と答え、批判を浴びていた。YOSHIKIさんは思わぬ形で香港デモの余波…

    YOSHIKIさん謝罪 ジャッキー・チェンさんとの会食、ツイッターで公表後に  | 毎日新聞
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    Imamu 2019/06/16
  • 難病を紹介する動画 人気声優が拡散に一役 | 毎日新聞

    医療研究開発機構(AMED)は先月下旬から、難病「慢性活動性EBウイルス感染症(CAEBV)」を紹介する動画を「ユーチューブ」の公式チャンネルで無料公開している。人気声優の松来未祐(まつき・みゆ)=名・松木美愛子(みえこ)=さんが2015年10月、CAEBVによって38歳の若さで亡くなっており、松来さんと親交が深かった声優たちが動画の拡散に一役買っている。 CAEBVは日のほぼすべての人が保有しているともいわれる「EBウイルス」が免疫をつかさどるリンパ球内の細胞で増殖し、内臓や血管の炎症、悪性リンパ腫や白血病などを引き起こす病気。治療法の確立に向けた研究は進められているが、国内の年間診断例が30例ほどしかないまれな病気で、発症のメカニズムには解明されていない点が多い。

    難病を紹介する動画 人気声優が拡散に一役 | 毎日新聞
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    Imamu 2019/03/12
  • HYDE記念ギャラリー、和歌山市役所に設置 観光大使の就任記念 | 毎日新聞

    HYDEさんのふるさと観光大使就任記念ギャラリーで写真を撮影するファンら=和歌山市役所で2019年2月15日、後藤奈緒撮影 和歌山市出身で人気ロックバンド「L’Arc~en~Ciel(ラルク アン シエル)」のボーカルを務めるHYDEさんの市ふるさと観光大使就任を記念した特設ギャラリーが15日、和歌山市役所に設置された。早速、多くのファンが訪れ、ゆかりの品を写真に収めていた。 ギャラリーは市役所1階総合案内所の前に設置された。1月30日に市内であったソロコンサートで尾花正啓市長から…

    HYDE記念ギャラリー、和歌山市役所に設置 観光大使の就任記念 | 毎日新聞
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    Imamu 2019/02/17
  • 余録:日本人の目には、どう見てもひらがなの「も」である… | 毎日新聞

    人の目には、どう見てもひらがなの「も」である。しかし、トルコで「₺」を見かけたら、それは通貨「リラ」を示すマークだ。円の「¥」にあたる▲以前は、「L」に横棒で、イギリスのポンドマークそっくりだった。先祖が同じ古代ローマの単位、リブラだから不思議ではない。それを2012年にわざわざ「₺」に変えた人は、当時のエルドアン首相、現大統領である▲いかりの右半分の形をしているため、エルドアン氏は「安全な港」の意味が込められていると強調していた。2の横棒は、厳密には20度の右肩上がりでなければならない。「評価の上昇」を表すそうだ。慢性的なインフレにより、通貨の評価は右肩下がりの連続だったのだ▲そのトルコリラに再び試練である。評価の急降下に見舞われ、歯止めをかけたい大統領は、国民に手持ちの米ドルや金を売ってリラを買い支えるよう呼びかける。安全な港どころではない▲荒波の上空には、トランプ米大統領による

    余録:日本人の目には、どう見てもひらがなの「も」である… | 毎日新聞
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    Imamu 2018/08/19
    トルコリラ記号2012年に Unicode 6.2 にて収録されたらしい。U+20BA。なぜか文字代替をあらわす下駄記号で記事掲載されちゃったというネタ
  • オウム死刑囚:VXの連名論文が学術誌に掲載 | 毎日新聞

    金正男氏殺害事件が起きたクアラルンプール国際空港第2ターミナル3階の出発ロビー=2017年10月26日、平野光芳撮影 中川智正死刑囚が拘置所で執筆 松、地下鉄両サリン事件などに関わったオウム真理教の元信者、中川智正死刑囚(55)が、毒物研究の世界的権威である米国の化学者と連名で執筆した化学兵器の神経剤VXに関する論文が21日、日法中毒学会の学術誌「Forensic Toxicology」電子版に掲載された。拘置所で死刑囚の執筆した論文が学術専門誌に掲載されるのは極めて異例だ。【統合デジタル取材センター/岸達也】

    オウム死刑囚:VXの連名論文が学術誌に掲載 | 毎日新聞
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    Imamu 2018/05/23
    「Murders with VX: Aum Shinrikyo in Japan and the assassination of Kim Jong-Nam in Malaysia」"Aum Shinrikyo"もあれだがメインタイトルMurders with VXのインパクト
  • AV問題:女優が語った本音 新ルールで変わる撮影現場 | 毎日新聞

    だまされてアダルトビデオ(AV)に出演させられる被害を防ごうと、AV人権倫理機構が定めたルールの格運用が4月から始まった。業界団体の知的財産振興協会(IPPA)に所属するメーカーと、プロダクションで作る日プロダクション協会は、統一の契約書を使うなど、ルールを守ってAVを作ることが求められる。新ルールでAVの現場は変わるのか。独自の対策で強要問題をなくそうと取り組んでいる安達かおる監督の現場を訪れ、変化していく業界について女優たちの音を聞いた。【中嶋真希】 安達監督主宰のメーカー「V&R」は、安達監督自らがこだわった作品を撮る「V&Rプランニング」と、人気女優を起用した売れ筋作品中心の「V&Rプロデュース」の二つのレーベルがある。プロデュースはIPPAに所属し、AV人権倫理機構のルールに従う「適正AV」。一方のプランニングは、審査を他人に任せたくないという安達監督の考えからIPPAに所

    AV問題:女優が語った本音 新ルールで変わる撮影現場 | 毎日新聞
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    Imamu 2018/04/21
    「業界内では「自ら応募する女性より、スカウトが連れてくる女性のほうが外見のレベルが高い」という声が依然としてある」
  • 訃報:内田康夫さん83歳=作家、浅見光彦シリーズ | 毎日新聞

    名探偵・浅見光彦シリーズで知られる人気作家、内田康夫(うちだ・やすお)さんが13日、敗血症のため東京都内で死去した。83歳。葬儀は近親者で営んだ。お別れの会は行わず、3月23日~4月23日、長野県軽井沢町の浅見光彦記念館に献花台が設けられる。喪主はで作家の早坂真紀(はやさか・まき、名・内田由美=うちだ・ゆみ)さん。 東京都北区出身。東洋大中退。テレビCM制作会社を経営していた1980年、自費出版したミステリー「死者の木霊」が編集者、評論家らの注目を浴びて作家デビューした。3作目「後鳥羽伝説殺人事件」(82年)で浅見光彦が初登場。「天河伝説殺人事件」(88年)「氷雪の殺人」(99年)など、警察庁刑事局長を兄に持つルポライターで年を取らない永遠の33歳、愛車ソアラを転がして全国各地で起きる事件の謎を解くキャラク…

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    Imamu 2018/03/18
  • 今週の本棚:斎藤環・評 『ハームリダクションとは何か』=松本俊彦、古藤吾郎、上岡陽江・編著 - 毎日新聞

    (中外医学社・2592円) 「ダメ、ゼッタイ」から包摂へ あなたは、こんな風に考えてはいないだろうか。アル中は迷惑なところもあるけれど、人間臭くて憎めない。いっぽう大麻や覚醒剤の中毒患者は、人間としては終わっている。連中はとことんひどい目に遭わないと変わらないだろう。 書によれば、こうした考えはすべて偏見だ。アルコール依存症は治療可能な病気だし、大麻や覚醒剤に依存しても回復する可能性は十分にある。彼らに対する有効な治療とは、当にひどい目に遭う前にみんなで助けることだ。書のタイトルである「ハームリダクション」とは、そうした考えに基づいて依存症患者を支援する手法のことである。 薬物の使用には、さまざまな点で命に関わる問題が生ずる。たとえば注射器を使い回すことでHIVや肝炎ウイルスの感染リスクが高まる。過剰摂取で命をおとす人は、アメリカでは交通事故の死亡者を上回るほど急増している。そんなの

    今週の本棚:斎藤環・評 『ハームリダクションとは何か』=松本俊彦、古藤吾郎、上岡陽江・編著 - 毎日新聞
    Imamu
    Imamu 2018/01/14
    「「ダメ、ゼッタイ」の厳罰主義は、依存症患者を社会から排除し孤立させてしまう。ハームリダクションは、回復のための選択肢と依存先を増やし」
  • 質量:kg新基準、日本など確立…原器の分銅130年で幕 | 毎日新聞

    質量の単位「キログラム」を新しく定義する技術的な手法を確立したと、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)など5カ国の研究機関が発表した。約130年間にわたり、パリに保管されている分銅「キログラム原器」が重さ1キロを示す「物差し」とされてきたが、役割を終えることになった。来年11月の国際会議で正式に決定される。 原器は白金イリジウム合金製の分銅。1889年、メートル条約に基づき作られ、パリの国際度量衡局で厳重保管されている。質量は一定のはずだが、表面の汚れなどを洗浄するとごく微量に軽くなるなど、精度の信頼性に課題があった。

    質量:kg新基準、日本など確立…原器の分銅130年で幕 | 毎日新聞
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    Imamu 2017/10/26
    「かつては長さにも「メートル原器」があったが、光の速度で再定義された。「キログラム原器」は人工物としては「最後の物差し」とされていた」
  • ベランダ喫煙:煙たいよ! 「被害者の会」登録急増 | 毎日新聞

    マンションなど集合住宅のベランダでの喫煙に対する視線が厳しくなっている。近隣住民の喫煙による受動喫煙で悩む人たちが今年、全国組織の被害者の会を結成したところ、約2カ月半で会員が約820人集まり、不満が高まっていることが浮き彫りになった。公共スペースや店舗などでの喫煙のあり方が議論になって久しいが、「ホタル族」などによるプライベート空間での喫煙についても、ルール作りなどを巡って議論を呼びそうだ。 「どんな人が住んでいるのか分からず、なかなか言い出せませんでした」。千葉県の分譲マンションに住む40代の女性は、階下の男性のベランダ喫煙に苦しんだ。2年ほど前、室外から強いたばこのにおいが漂いはじめ、せきが出た。ストレスで顔にアトピー症状などの健康被害が出たため、病院を受診した。

    ベランダ喫煙:煙たいよ! 「被害者の会」登録急増 | 毎日新聞
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    Imamu 2017/08/21
  • 日焼け止め:使用でビタミンD不足…20代女性に調査 | 毎日新聞

    20代の女性が週3回以上日焼け止めを使った場合、血中のビタミンD濃度が常に「欠乏状態」になっていたことが、大阪樟蔭女子大などの研究チームの調査でわかった。ビタミンDは日光に含まれる紫外線を浴びることで体内で作られ、骨の形成に関わる栄養素。不足すると、骨粗しょう症などになりやすくなる。同大では「直ちに病気になるわけではないが、ビタミンDを含む品で補ってほしい」としている。 研究チームは2016年5月から1年間、同大の学生など20代の女性延べ101人について、日焼け止めの使用頻度や習慣などを調査した。その結果、日焼け止めを週3回以上使うグループの血中ビタミンD濃度の平均は、通年で基準を下回る「欠乏状態」だったという。厚生労働省によると、骨や健康を保つビタミンDの血中濃度の基準は1ミリリットルあたり20ナノグラム(ナノは10億分の1)以上で、それを下回る場合は欠乏状…

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    Imamu 2017/07/12
  • 出版:読んで役立つ業界紙 図書館館長がガイド本 取引先情報収集や就活に活用も /東京 - 毎日新聞

    「かまぼこ新聞」「アイスクリーム流通新聞」「接着剤新聞」--。普段の生活では、あまり目にすることのない専門紙や業界紙の数々。実は「最新の情報と多くの情報量を提供する優れた媒体」という。こうした専門紙・業界紙の読み方を江戸川区立篠崎図書館の館長、吉井潤さん(34)が一冊のにまとめた。400紙の詳細なリストも掲載し、興味をそそられる内容となっている。【谷仁美】 出版したのは「仕事に役立つ専門紙・業界紙」(青弓社)。例えば、「コンビニエンスストア新聞」には各店に並ぶ中華まんについて、具材や味の特徴を解説した記事が載っている。9月には早くも「『おでん』の季節が到来!」で各店の「売り物」を紹介。各種統計も充実しており、一般紙以上に詳しく報じられることも多い。一般紙などで話題になる頃には「『何を今更……』と思うこともあった」と吉井さんは笑う。 この記事は有料記事です。 残り586文字(全文959文

    出版:読んで役立つ業界紙 図書館館長がガイド本 取引先情報収集や就活に活用も /東京 - 毎日新聞
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    Imamu 2017/06/13
    『仕事に役立つ専門紙・業界紙』(青弓社)
  • 今週の本棚:斎藤環・評 『中動態の世界-意志と責任の考古学』=國分功一郎・著 | 毎日新聞

    (医学書院・2160円) 受動と能動の区分を再定義する 書の冒頭に、依存症者とのやりとりがある。しばしば自己責任とみなされがちなアルコールや薬物の依存症は、「人の意志や、やる気ではどうにもできない病気」であることが理解されない。それは果たして、当に「意志」の問題なのか。書のスリリングな問いは、ここから始まる。 行為に意志は常に先行するのか。そうとは限らない。脳科学でも、意志より先に脳活動が開始するという有名な実験がある。意志は日常的な言葉だが、いざ定義づけようとすると曖昧になる。國分はこの曖昧さの原因が、能動/受動という区分の曖昧さに起因すると考える。だとすればこれは、文法の問題だ。そう考えた哲学者は、言語学者バンヴェニストに導かれて、今となっては失われた「態」である「中動態」と出会う。

    今週の本棚:斎藤環・評 『中動態の世界-意志と責任の考古学』=國分功一郎・著 | 毎日新聞
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    Imamu 2017/05/28
  • 「オタ芸」訴訟:男性の控訴棄却「鑑賞の仕方はさまざま」 | 毎日新聞

    アイドルのライブでファンがかけ声を出す「オタ芸」のせいで演奏が聞こえなかったとして、観客の男性が主催者側に約100万円の損害賠償やライブのやり直しを求めた訴訟があり、大阪高裁は27日、訴えを退けた1審判決を支持し、男性の控訴を棄却した。田中敦裁判長は「音楽鑑賞の仕方はさまざまで、観客のかけ声は雰囲気を高揚させる側面もある」と指摘した。 訴えられたのは、ライブを主催したラジオ関西(神戸市)と神戸出身のご当地アイドル「コウベリーズ」のメンバー(当時)など。

    「オタ芸」訴訟:男性の控訴棄却「鑑賞の仕方はさまざま」 | 毎日新聞
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    Imamu 2017/04/28
    法律で裁けないのはわかるので、個々人で殺し合えばいい