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ブックマーク / urbansprawl.net (11)

  • ジモティーで土地を売る

    このブログでも時折紹介はしているが、僕はこのブログを開設してから、現在までに合計で3つの分譲地を購入している。まず1つ目が、芝山町の「ハニワ台ニュータウン」にある36坪の宅地、2つ目が、現在暮らしている横芝光町の貸家の隣にある30坪の宅地(20万円)、そして3つ目が、茨城県鉾田市(大洋村)にある、未登記の古別荘付きの土地(20万円。諸費用込み41万円)である。 このうち、横芝光町と鉾田市の分譲地については、当ブログの過去記事でも購入に至るまでの過程を詳細に報告しているが、(参照「限界分譲地の使い道を模索する」「大洋村の別荘を41万円で購入する」)、最初に購入した芝山町の分譲地については、これまで当ブログ上でも、また僕の日常生活を語っているTwitterにおいても、その存在についてあまり詳しく触れることはなかった。と言うのも、この土地は元々僕が、と二人で暮らせる程度の小さな家を、ローンを組

    ジモティーで土地を売る
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2022/01/14
    『きれいに整地された画像だと、これほどまでに訴求力が違うものなのかと改めて驚かされた。草刈業者の、きれいに草刈していた方が買い手が付きやすくなります、との営業トークはあながち誇張でも』
  • 八街市朝日  僕が暮らした限界分譲地

    私事になるが、僕たち夫婦が、東京の江東区から八街に引っ越してきて約2年。貸家の更新時期が近づいてきたところで、僕たちは先日購入した芝山町の土地の近くに改めて別の貸家を借りることになり、今回、これまで暮らしていた八街市朝日の貸家を引き払うことになった。 借りた貸家は、引越しのシーズンにあまり選択の余地もなく決めた物件で、ファミリータイプの戸建物件であったために、子供のいない僕たち夫婦の生活スタイルに適応せずやや使いづらい面は多々あったものの、八街での暮らしそのものは、僕ももさしたる不満があったわけでもなく、懸念していた砂嵐も限られた時期のみのものであった。 朝日区(八街は自治会を区単位で表記する)は戦時中には陸軍の飛行場が設置され、戦後も成田に先立って、国際空港の最初の建設候補地として挙げられたほどの平坦な地勢である。激しいスプロールに見舞われているのは八街の他の地域同様だが、徒歩圏内にス

    八街市朝日  僕が暮らした限界分譲地
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2019/02/04
    うむ。『管理する意思がないのなら、登記簿上の「所有者」など、優先的な使用権を失ってもやむを得ず、そして近隣住民による不在地主の所有地の管理を正当な権利の行使とする法的整備が必要である』
  • 横芝光町宮川 川沿いの分譲地再訪  読者からのご意見に対する訂正と反論

    2017年の12月に、僕は横芝光町の宮川にある分譲地を訪問して記事を一つ投稿した。それからしばらく当該記事には、一つのコメントも付くことなく、また一時的にアクセスが急増することもなく、僕自身その記事自体を忘れていたものであるが、つい先日、その分譲地の住民の方から、記事内容の事実誤認を複数指摘するコメントを頂いた。その筆致はいたって丁寧で悪罵を投げかけることもなく誠実なものであるが、行間から、僕の書いた文章に対する強い不信感が伺えた。評価も星1つである。 問題の記事:「横芝光町宮川 川沿いの忘れられた分譲地」 ご意見を読むと、確かに明らかに僕の事実誤認であることは間違いないご指摘もいくつかあり、素直に非を認め訂正しなければならないところであるが、指摘個所が多く、もともと杜撰な下調べの元に執筆した記事に加筆しても仕方ないと考え、改めてこの分譲地を再訪して記事を書くことにしたのだが、その前に一つ

    横芝光町宮川 川沿いの分譲地再訪  読者からのご意見に対する訂正と反論
  • 八街「危険空き家」レポート

    「空き家対策特別措置法」が施行されて以降、ニュース番組等で、老朽化し倒壊の恐れのある危険な空き家が、行政によって除却される事例の報道を目にする機会が多くなった。その多くはこれまでにも屋根材や外壁の落下事故、悪臭や不法投棄、果ては不審火などで度々近隣住民から役所にクレームが入れられていたものであり、さりとて所有者には解体費用を捻出する経済的余裕もなく、結果として行政代執行が行われているものである。 都市部などで代執行の手続きを経て解体される家屋は、詳細に調べたわけではないが、映像を見る限り、路地裏や崖地などで、おそらく再建築不可の家屋も少なくないのではと推察される。特に都内などでは、今なお狭小地において3階建てのミニ戸建の販売が多く行われており、例え廃屋が残されていようとも、建築可能な土地が売るに売れない、という事態はそうあるものでもなかろう。放置家屋が建つ土地は再建築不可か、借地か、あるい

    八街「危険空き家」レポート
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2018/06/02
    『屋根材が強風によって吹き飛ばされ、所有する自家用車がその破片で損壊する事故があり、(…)落下対策のつもりなのか何なのか知らないが、あろうことか近隣の家屋側に面した屋根材をすべて剥がしてしまった』
  • インフラが消えていく

    成田市の南部に位置する富里市は、元々1985年までは「富里村」として村政施行されていたものが町に昇格し、その後も成田空港勤務者のベッドタウンとしての人口流入が止まらず、町制施行が開始されてからわずか17年で今度は市に昇格するという、北総でも特に人口増加の激しかった自治体である。市域の大部分が明治時代の旧開拓地である富里は、1970年から2005年までの35年の間に、人口は4倍以上にも膨れ上がり、急激な宅地開発が進められた。富里は鉄道駅のない自治体として知られるが、実は京成の成田駅から南に徒歩数分も歩けば富里市の市域となり、京成成田駅の南に広がる日吉台団地は富里市である。また、東関東自動車道の富里インターの近くに位置する富里バスターミナルは、ジェイアールバス関東が運行する東京駅行き高速バスの、高速前の最後の停留所でもある。 富里の市街地や住宅地は、今日でも京成成田駅と結ぶ路線バス網も多く健在

    インフラが消えていく
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2018/02/17
    『市境をまたいだ分譲地は八街と富里の境にもいくつかみられるが、当時の開発業者は一体何を考えていたのだろう』←茨城県開発公社が開発した水戸市と城里町にまたがる水戸ニュータウンという分譲地があってですね
  • 【番外編】同和行政が生み出した「町」

    今から約16年前の2002年、当時21歳だった僕は、たまたま仕事を求めて半年ほど暮らした、三重県桑名市の社宅の近所に同和地区があったことから、同和問題に関心を持ち、それから数年ほどの間、この問題についていろいろ調べていた。最近ではあまりこの問題が広く語られることもなく、同和行政、並びに部落解放運動において中心的な役割を担った部落解放同盟自体が、同和行政の終結とともに大幅に同盟員の数を減らし、併せて行政への影響力も失っていったことから、僕自身もこの問題から距離を置くようになってしまったが、当時、調査のために訪れた大阪東大阪市の旧同和地区、荒地区を訪問した際に撮影した写真が今でも手元に残っている。 荒はそもそも北総とは何の関係もないうえ、大阪市からも近く限界ニュータウンとは到底言えない立地で、なぜこのブログでそんな町を取り上げるのかというと、東大阪市は、不正が横行した同和行政の歴史の中で

    【番外編】同和行政が生み出した「町」
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2018/01/20
    なかなか興味深い記事だが、写真は「こんな有様」というほどの有様でもないような。
  • 東金レイクサイドヒル八坂台 (クレオの杜)

    東金レイクサイドヒル八坂台は、東金線の東金駅から北西におよそ2㎞の位置にある住宅地。2㎞というと比較的近く感じるが、その道程のほとんどが丘陵の斜面に設けられた勾配の強い道路で、駅徒歩圏内と言うには少し厳しい立地条件だ。近隣には日吉台という、バブル期に居住が進んだ大規模な住宅団地があるが、いずれもアップダウンの激しい地形であることには変わらず、自転車通学の中高生が自転車を手押しして上り坂を歩行している姿をよく見かける。 この住宅地は当ブログをお読みいただいた読者の方からコメント欄にて情報をご提供いただいたものである。東金には先述の日吉台のような、交通不便な山林を切り開いて造成した規模の大きい住宅団地がいくつかあり、僕は東金には頻繁に赴くにもかかわらずこの団地はまったくのノーマークであった。理由としては、例え更地が多くとも現在も分譲が行われ住宅建設の進んでいる団地は、東金に限らず各所にあり珍し

    東金レイクサイドヒル八坂台 (クレオの杜)
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2018/01/11
    はっはっはー、まだまだだね。茨城県住宅供給公社が開発したあげく破綻してしまい、住宅地の過半がメガソーラーに転用となった水戸ニュータウンの話をしようかw ( http://www.jre.co.jp/plant/list.html#kanto02 )
  • 八街市滝台 オフロードコースと化した分譲地

    八街市の滝台は、市の最南部、東金市と隣接した地域である。地名の由来は「山田台」同様、東金の滝地区に隣接した台地上の地域ということで、開拓時代に「滝台」と名付けられたが、旧開拓地である一方、奈良時代の作成と思われる「山辺郡印」の銅印が地区内の遺跡(滝台遺跡)から出土するなど、古来から居住の形跡が見られる地域でもある。またこの地域は戦国時代の古戦場としても知られ、地区には今でも、兵が敵の攻勢から身を潜めた「凌台(しのぎだい)」、捕虜の首を切ったという「首切り谷」、大将の首を埋めたという「かま塚」、敗走兵の死体で埋め尽くされたという「死人谷(しびとざく)」などなど、あまりにストレートすぎるためか地図上で示されることはないが、物騒な小字が各所に残されている。とはいっても現在は、時折ラブホテルを見かけるものの、他の八街南部の地域同様広大な畑が広がる静かな農村だ。 さて話は変わるが、2018年1月6日

    八街市滝台 オフロードコースと化した分譲地
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2018/01/11
    『未利用地の多い北総の分譲地の私道は、沿道に家屋が一切ない街路は管理を放棄するケースが多く、そのことが一層未利用宅地の流動性を押し下げている』
  • 八街市朝日 更地が沈下する分譲地

    北総台地上に位置する八街市は、比較的地盤が強固な土地として知られる。確かに地震が発生しても、八街だけ周辺地域より震度が1くらい低いことがあり、先の東日大震災でも、八街市内においては瓦屋根に多数の被害が発生した以外は、これといった被害もなく負傷者も出ていない。 だがその事と、土地の造成工事が適切に行われているかは遥か別次元の話であって、既に成約したようだが、以前、市内で地盤沈下により傾いた4LDKの戸建住宅が「貸倉庫」として、月額35000円で賃貸に出されていたことがある。地盤沈下は全国各地でそのトラブルを聞くが、デタラメな開発が蔓延った北総では尚更、急拵えの宅地造成によって地盤に問題を抱えた宅地が未だ不動産市場に残されてる可能性が否定できない(実際過去に集団訴訟も起こされている)。 さて今回紹介するのは、戦後、旧陸軍偵察隊の八街飛行場跡に開墾され、その後町内各所にミニ分譲地が開発された八

    八街市朝日 更地が沈下する分譲地
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2018/01/05
    おお、素敵物件。
  • 八街市山田台 築17年の未入居住宅

    このブログは物件情報というよりもその立地や住環境の紹介に主眼を置いていて、特定の物件についての詳細なレビューは、基的に行っていない。僕は北総の物件情報はアットホームやホームズ、ヤフー不動産などのポータルサイトでほぼ毎日「価格の安い順」に並べ直したうえでチェックはしているのだが、そもそも僕自身が別に不動産の専門家というわけではないし、個別の物件の話題に触れてしまうと、成約した場合、その記事自体が意味のないものになってしまうからである。とは言え、ブログ開始当初に紹介した八街市朝日の廃屋の隣の売地など、その瑕疵が極端なものについては、成約自体が遠い未来の話であろうからネタにしても差し支えあるまいという極めて身勝手な理由で紹介している。 さて、上の画像は、少なくとも僕が北総への引っ越しを検討し始めた2年前の時点で既にアットホームに掲載されていた、八街市山田台の物件広告である。八街で家を探していた

    八街市山田台 築17年の未入居住宅
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2018/01/05
    クソ物件オブザイヤー2018を目指そう。それにしてもこのブログ面白いな。
  • 原野商法の土地の特定は可能なのか  : URBANSPRAWL -限界ニュータウン探訪記-

    全国の都市近郊で宅地の乱開発が進められていた1960~70年代、大きな社会問題となった原野商法。地方の、ほぼ無価値に近い原野や山林を、あたかも大規模な開発予定地であるかのごとく騙って、公図上で細かく分筆しただけの見せかけの分譲地を法外な価格で売りつける商法である。既に国内の山林では大規模な住宅団地やゴルフ場の開発も盛んで、新幹線の開通等もあって実際に山林を現金化した地主も多かったことが、この商法に先行投資として一定の説得力を持たせてしまった。 現況は宅地利用どころか場所の特定すら困難な山林の一部であろうと、登記上は所有権の移転が行われている以上、一般の土地取引と見なされてしまうケースが大半で詐欺での立件が難しく、被害者の多くは泣き寝入りせざるを得なかった。今日においても、はるか地方の山林の奥地の、無意味に細分化された土地を所有し続けている被害者も多く、近年はそうした被害者を狙った新手の測量

    原野商法の土地の特定は可能なのか  : URBANSPRAWL -限界ニュータウン探訪記-
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2018/01/05
    あー、こういうの茨城にも鹿島市とかにいっぱいあるよ! 森の中によく見ると2段積ブロックで囲われた土地があるの、かなりシュール。しかも前面私道と物件の間に10cmぐらい開発業者と思われる法人所有地が入ってる。
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