みなさんのプロダクトでは、意思決定が一貫しているだろうか。例えば、営業とUIデザイナーで想定しているユーザーのペルソナが異なったり、同じアプリの中なのに担当しているプロダクトマネージャーが異なることで、エラー時の挙動が機能ごとに異なることはないだろうか。プロダクトに強い軸が通っていないと、チームのコミュニケーションコストが大きくなり、またユーザーから見てもUXがちぐはぐに感じられてしまうだろう。本記事では、プロダクトに携わる意思決定を一気通貫して実施するためのプロダクトの強い軸をつくる方法を解説する。 前回記事 第5回「プロダクトの成長・衰退とともに変化する、プロダクトマネージャーの役割とは?」 プロダクトを成功に導く、「プロダクトの強い軸」とは 一気通貫した「プロダクトの強い軸」がないと何が起きるだろうか。例えば、意思決定の根拠が毎度異なるリーダーについていくのは非常に骨が折れる。プロダ