「地元に住んだまま漫画家を続けられたのは、先生の存在が大きい」。鳥山明さんの初代アシスタントを務めた漫画家で、岐阜県の大垣女子短期大デザイン美術学科長の田中久志さん(64)=愛知県一宮市=は、突然の別れを惜しむ。
近畿日本鉄道は10日午後6時ごろ、志摩線の鳥羽駅ー志摩赤崎駅間で車両故障が発生し、一時運転を見合わせた。同社によると、志摩赤崎駅構内で運転士が誤って赤信号のまま列車を進行させ、パンタグラフが破損した。
「千葉県から来ました!」「富山からです」。関市広見の広見公民センターで20日に開かれた「関広見まつり」。実行委員会のスタッフが来場者にマイクを向けると、意外な答えが連続した。取材を進めると、知る人ぞ知る事情があることがわかった。 地域の飲食店や企業による出店にキッチンカー、地元の吹奏楽団の演奏会-。一見すると一般的な地域のお祭り。しかし、集まったのは地元の住民だけではなかった。
新型コロナウイルスワクチンの接種を加速させようと、接種券がなくても受けられる職場接種が本格化する中、名古屋市で糖尿病の患者ら基礎疾患のある人が取り残されている。他都市と比べ接種券を配るペースが遅いためで、職場や学校などで打てなければ一回目の接種が九月にずれ込む年代もある。患者は「国の定める優先順位は高いはず。早く打って安心したい」と訴える。(植木創太) 「発症すれば重症化しやすいので、家族も気を張っている」。1型糖尿病を患う名古屋市緑区の女性(44)が明かす。外出は最低限に抑え、美容院には一年半行っていない。移動は車だ。 市は難病患者や障害者に続き、七月十二日から六十四歳以下の市民に接種券を配る。高い年代順に配る予定で、四十代のこの女性に届くのは八月十日以降。五十九歳以下は、年代ごとの接種期間でそれぞれ、基礎疾患のある人の予約が優先されるが、「既に健康な人が職場接種しているのに」と悔しがる
大村秀章愛知県知事のリコール活動団体会長で、美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長は河村氏の当選について「まあ良かったです、とは思うが、義理で市長選が終わるまで我慢していた。リコールをしようと言い出したのは河村さんなのに、私が言い出したとうそをついたことは許せない。いざという時に逃げる人とは今日をもって友達をやめて、絶交します」と話した。
愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡る署名偽造問題で、運動をボランティアで手伝った同県尾張地方の40代女性が取材に応じた。活動団体会長を務めた美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長や、活動を支援した河村たかし名古屋市長らの問題発覚後の説明に不満をあらわに。「何があったのか、ちゃんと話してほしい」と語った。 高須氏と、運動団体事務局長の田中孝博・元愛知県議は二月二十二日に開いた会見で、本紙の取材で明らかになった署名偽造へのアルバイト動員について「事務局は何の関係もない」と繰り返した。女性は二人の姿に「彼らが始めた運動を、私たちは頑張ってやったのに」と落胆した。 女性は、大村知事が実行委員会長を務めた国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の展示内容に疑問を持ち、リコール運動に参加した。地元に設けられた事務所で、署名の受け付けを担当。署名してくれた六十〜七十人の顔は今でも覚え
名古屋市長選は25日投開票され、現職の河村たかし氏(72)=減税日本推薦=が当選し、元市議長の新人、横井利明氏(59)=自民、立民、公明、国民推薦=との事実上の一騎打ちを制した。1期目途中の辞職に伴う出直し選を含め、5回目の当選。名古屋市では戦後の公選制導入以降初めて、4期目を務める市長となる。
新型コロナウイルスの感染拡大が収束をみせないまま2021年を迎えた1日未明、名古屋市熱田区の熱田神宮には、マスク姿の家族連れや若者らが初詣に訪れた。混雑は例年ほどではなかったが、拝殿前では午前0時前にカウントダウン。人が密集して混雑し、警察官らが密を避けるよう呼び掛ける場面もあった。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で苦境に陥っている音楽業界を支援するため、愛知県は2021年4月から1年間、コンサートの主催団体を対象に、同県常滑市の県国際展示場「アイチ・スカイ・エキスポ」の会場利用料を全額、県負担とする方針を固めた。利用は1業者につき1回限り。コロナ対策で会場利用料を都道府県が全額負担するのは全国で初めてとみられる。 関係者によると、プロのミュージシャンらのコンサートの主催団体が対象。ホール利用料に加えミュージシャンの控室として利用される会議室や光熱費など経費すべてを県が負担する。コンサートは準備などを含め、会場を三〜四日借り切って開催するケースが多い。七千五百人程度を...
17日午前11時15分ごろ、「『俺はコロナだ』と言って、役場から逃げた男がいる」と愛知県大治町役場の職員が、津島署大治交番に届け出た。同署は役場関係者から事情を聴いている。 町は、他の来庁者に庁外に出てもらった上で、午前11時すぎから役場を閉鎖している。今後、消毒作業を行う。 町によると、同日午前10時半ごろ、1階ロビーにいた案内係の女性に対し、男が突然、マスクを外してせきをかけ、「俺はコロナだ」と言った。「冗談だ」とも言っていたという。男はその後、役場の窓口に書類を出し、立ち去った。 (中日新聞)
新型コロナウイルスの感染拡大で学校が臨時休校となり、自宅で1人で過ごしている子どもが、侵入した泥棒と鉢合わせする事案が愛知県内で相次ぎ、県警が注意を呼び掛けている。 県警によると、3月23日午後に、尾張地方で小学生の男子児童(11)が留守番をしていたところ、男2人が1階の窓ガラスを割って侵入。男は「ずっと前を向いていて」と児童に指示し、現金やクレジットカードを盗んで逃げた。同日午前にも尾張地方で男が無施錠の窓から侵入し、小学生の女子児童(10)の姿を見て、何も取らずに逃走する事案があった。 4月9日には三河地方で、自宅1階の窓ガラスをたたく音を聞いた中学生の男子生徒(13)が2階に避難。母親が帰宅すると、1階の窓が割られ、財布やバッグを盗まれていた。 いずれも児童や生徒にけがはなかった。県警の担当者は「テレビをつけておくなど、家人が在宅であると装う工夫が侵入盗への対策に有効だ」と話している
名古屋市交通局が、市営地下鉄の駅名変更を検討している。二十日に有識者でつくる地下鉄駅名称懇談会(座長=阿部亮吾・愛知教育大准教授)が初会合を開き、「中村区役所」(桜通線)「市役所」(名城線)など六駅を審議対象とし、二〇二一年一月までに新駅名を決める方針が交通局から示された。 地下鉄駅は地図や案内板にも表示されるため、むやみに変えないのが原則。開業六十二年間で駅名変更は、町名改編などに連動した「栄町→栄」「伏見町→伏見」(一九六六年)、「藤ケ丘→藤が丘」「瑞穂運動場→瑞穂運動場西」(〇四年)の四例しかない。
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