共有PCのChromeの設定が勝手に変更されてしまう! 企業内システムなどで、複数人が共有・利用しているPCにGoogle Chrome(以下、Chromeと略)をインストールしておいたら、最初にしたはずの設定がいつの間にか変更されていた、なんてことはありませんか? 例えばパスワードの保存は、共有PCでは危険なので無効化すべきです。しかし、Chromeを起動できるスタッフ(利用者)なら、簡単に設定ページからパスワード保存を有効化できてしまいます。 このような利用者による勝手な設定変更を防ぐには、Chromeの「ポリシー」機能を活用する方法が挙げられます。ポリシーによって設定した項目は、設定ページより優先され、かつ設定ページでは変更できなくなります。 本稿では、Windows OS版Chromeを対象とした「ポリシーテンプレート」を利用してChromeの設定を強制する(利用者による変更を禁止