不正広告対策を手掛けるセキュリティ企業のConfiantは2019年4月16日のブログで、iPhoneやiPadに搭載されている「iOS」のユーザーを狙った不正な広告が横行し、ユーザーセッションが乗っ取られる被害が多発しているとブログで伝えた。 Confiantによると、今回発見された不正広告キャンペーンは、連休や週末を狙って攻撃を仕掛けることで知られる「eGobbler」と呼ばれる集団が関与しているという。同集団は、不正なコードを正規の広告に隠して、ユーザーがWebブラウザで閲覧しているWebサイトをリダイレクトしたり、ポップアップを表示させる手口を使って、ユーザーセッションを乗っ取ったりしているとのこと。 ConfiantがさまざまなOSやWebブラウザでこのコードをテストした結果、Googleが提供するiOS向けのWebブラウザ「Chrome」では、内蔵されているはずのポップアップ防