インテルは1日、第2世代Coreプロセッサーと同時に発表した、同CPU用チップセット「Intel 6シリーズ」に設計上の問題があると公表。該当するチップセットの工場出荷を停止、改良されたチップセットの製造を開始したと発表した。 この問題は、Intel 6シリーズチップセットが含むSATAポートの品質が時間経過によって低下するというもので、SATAポートに接続されたHDDや光学ドライブの性能や機能に影響を及ぼすとしている。 米国のニュースサイトAnandTechでは、この問題がチップセット内の、SATA 3Gbpsに対応するポート用の電子回路(PLL)内のトランジスターに起因するとしている。0~5番の6つあるSATAポートのうち、該当するポートは2~5番という。問題が発生するチップセットは、Intel 6シリーズのすべてのもよう。 インテルでは問題を特定して解決策を施したとしており、修正され