米証券取引委員会(SEC)は26日(現地時間)、外国人がコンピューターに侵入し、米Symantecなどの公表前のプレスリリースを入手、株で荒稼ぎしていたと発表した。手口は解明中だが、セキュリティ企業の同社にとってイメージにかかわりそうだ。 この外国人は1月12日、大量のSymantec株のオプション取引を実行。連休明け16日に同社が業績下方修正を発表したことで、思惑通りに株が下がり、103万471ドルの利益を上げていた。コンピューターに不正アクセスし、発表を事前に知っていたとみられている。 標的になったのは、同社や米RealNetworksなど12社。同様の手口で合計270万ドル以上稼いでいたという。Symantecのセキュリティー対策に問題があったかどうかは不明だが、同社はファイアウォール製品なども販売しているため、信用への影響が気になる。【南 優人/Infostand】 SECの発表
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