設置場所は、長崎県大村市箕島の長崎空港隣接地で、賃貸借面積は35.1ha、発電規模は29.1MWと、長崎県最大規模だ。[写真拡大] このところ、メガソーラー(大型太陽光発電所)の建設計画が相次いでいる。全国各地の自治体などが導入に積極的だ。経済産業省資源エネルギー庁によると、日本の2011年末現在の導入実績は491.4万kWで、この10年間で約8倍にも増加しているという。 今回もまた、長崎県に県最大のプロジェクトが登場した。ソーラーフロンティア株式会社と株式会社チョープロは1日、長崎空港隣接地に29MW規模となるメガソーラーの建設・運営に関し、2014年3月31日、長崎県および長崎県土地開発公社と協定書を締結したと発表した。 このプロジェクトは、長崎県で最大で国内でも有数の規模となる。ソーラーフロンティアのCIS薄膜太陽電池モジュールを使った大規模な空港関連の設置事例としては関西国際空港プ
戸田建設と三菱グループは長崎市に出力13.2MWの大規模太陽光発電所を立ち上げる。課題は建設予定地の状態だった。高低差があり、柔らかい地盤の方が多い。建設コストや解体コストを考えたメガソーラーの設計と工法とは。 長崎市に立ち上がる「長崎田手原(たではら)メガソーラー発電所」(図1)は、県内でも最大規模の太陽光発電所となる。直流出力は13.2MW。予想年間発電量は約1300万kWhであり、これは標準的な3500世帯の年間消費電力量に相当する。 同発電所の敷地面積は約112万m2。そのうち、28万m2に太陽電池モジュールを設置する。 この数字を長崎県で最も大きな太陽光発電所である「大村メガソーラー発電所」(長崎県大村市)と比較してみよう(関連記事)。大村の出力は13.5MWであり、田手原とほぼ同じだ。ところが、大村の敷地面積は約20万m2であり、狭い面積を有効に活用している。 これは大村が九州
ハウステンボスの澤田秀雄社長は、昨年12月16日に行った2013年9月期単独決算発表の席上で「テンボスの再建は終了した」と宣言。10年度より佐世保市から10年間の約束で毎年受け取っている「再生支援交付金」(固定資産税相当額)の交付を14年3月期で終え、残期間の交付は返上すると明言した。 1992年の開業以来、18年間にわたり営業赤字を垂れ流していたハウステンボスは10年、再建のため大手旅行代理店のエイチ・アイ・エス傘下に入り、澤田秀雄氏が社長に就任。澤田氏はたった1年で営業黒字に転換させ、以降13年9月期まで4期連続で増収増益を確保。14年9月期も5期連続の増収増益を見込むなど、今や東京ディズニーリゾートと並ぶ人気リゾート施設に再生させた澤田社長の経営手腕は「澤田マジック」と呼ばれている。 今回、改めてその再建の深層を取材したところ、決して「マジック」ではなく、潜在的に優良だった事業資産を
海に浮かべた風車で発電する国内最大規模の「洋上風力発電」の施設が長崎県の五島列島沖に完成し、環境省は28日から実用化に向けて実証実験を始めました。 この施設は、環境省が長崎県五島列島の椛島沖で建設を進めてきたもので、28日、石原環境大臣や長崎県の副知事などが参加して船の上で完成を祝う式典が開かれました。 石原環境大臣は「再生可能エネルギーを普及させるには、潜在的な資源量が最も大きい洋上風力が鍵を握っている。五島の地から全国に拡大していくことを期待したい」と述べました。 完成した施設は、羽根の長さが40メートル、全長170メートル余りの巨大な風車を海に浮かべ、チェーンで海底に固定する、「浮体式」と呼ばれる形式で、環境省は去年8月から同じ場所で小型の試験機を使った実験を行ってきました。 今回の施設では、28日から実証実験が始まり、発電能力は以前の20倍の2000キロワットと国内最大の規模で、発
今年8月、高速バスの安全規制が強化された。2012年4月に関越自動車道の藤岡ジャンクション付近で、大型の観光バスが防音壁に衝突。乗客7人の尊い命が奪われた。この事故を機に、国土交通省は長距離のバス運行の安全対策を強化するためにバス事業制度を根本的に見直した。その結果としてスタートしたのが、新しい高速乗合バス制度だ。 高速道路を利用して長距離運行する高速バスは、鉄道に比べて運賃が安く、利用する人は多い。だが、関越道での事故が起きるまで、いわゆる高速バスには「高速乗合バス」と「高速ツアーバス」の2種類があり、基本的にはほとんど同じサービスを提供しているにもかかわらず、それぞれ異なる法律によって運行されてきたことを知る人は少なかった。 高速乗合バスは路線バスの一種であり、「道路運送法」に則っている。事前に設定されたルートと運賃で、不特定多数の人を乗客として定期運行する。 一方、関越道事故を起こし
さてさて、長崎県島原市を訪れたワタクシですが、街を散策しているうちにお昼になりました。 お昼になればお腹が空くのは当然でありまして、ワタクシ達はお昼ご飯を食べることにしました。 ワタクシ達は商店街にほど近い「手打ちうどん ほんだ」というお店に入りました。 ここは観光客向けのお店ではなく地元の方が通うお店でありまして、地元の人に愛されるお店なら美味いに決まっておりますな。 お店は愛想のいいご主人と奥様が2人で切り盛りされており、ワタクシは手前の『えび肉うどん』(肉うどんにエビのテンプラ入り)を 家人は奥の『肉うどん』を注文しました。カツオが効いた出しが美味しい。 そしてそして、最近は讃岐うどんのブームのせいでコシが強いうどんが人気ですが、ここのうどんはフワッと柔らかい懐かしいうどんでありました。 九州生まれの家人は「これこれ、九州のうどんやわぁ」と喜んでおりました。大阪生まれでうどんにうるさ
長崎県雲仙市・小浜温泉の未利用の温泉水を使って発電する社会実験施設の開所式が7日、同市小浜町で開かれた。 温泉事業者と長崎大、民間企業の関係者らでつくる社団法人「小浜温泉エネルギー」が主体となり、市内のスポーツ施設に1年間、電気を供給し、事業性や二酸化炭素の削減効果、地元経済への影響などを検証する。 小浜温泉の源泉は105度前後と高温で、1日約1万5000トンと豊富な温泉水が湧き出ているが、約7割は使われないまま排水されている。実験では、温泉熱を利用して沸点の低い媒体を加熱・蒸発させ、蒸気でタービンを回す「バイナリー発電」を行う。 実験は環境省の委託事業として実施され、施設には出力72キロ・ワット時の発電機3基と貯湯槽、媒体の冷却塔を設置。3か所の泉源から施設に温泉を引いて発電を行う。電気は地元のスポーツ施設に供給し、余剰分は九州電力に売却する。 施設の建設費用は約2億円。掘削などは行
日本の場合、国の方針が生物資源のオープンアクセス(自由な利用を認める)であるので「ABS(遺伝資源へのアクセスと利益配分)の問題は地方自治体が主体となる必要がある」ということを以前書いた。そして、地方自治体としての文化的、物理的、生物多様性的にユニークであると考えられるいくつかの自治体(沖縄県など)を挙げてみた。 中でも私が個人的に、ABSへの取り組みが一番効力を発揮しそうな自治体として注目しているのが長崎県対馬市である。今回と次回の2回に分けて、色々な意味で魅力的な自治体、対馬市について書いてみたいと思う。 対馬市は朝鮮半島の南の突端、釜山市にほど近い離島の自治体で、大陸に非常に近いという地理的な特性から歴史上、我が国の玄関口であり、外交上重要な役割を果たしてきた。市内にはかつての統治者宗(そう)家の膨大な藩政記録を保存する歴史民俗資料館がある。資料館では、伊能 忠敬が測量する以前に作成
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