タイリクオオカミ(ハイイロオオカミ)。米魚類野生生物局が提供(2011年8月13日撮影)。(c)AFP PHOTO / US FISH & WILDLIFE SERVICE/HANDOUT 【8月13日 AFP】米ドナルド・トランプ(Donald Trump)政権は12日、「絶滅の危機に瀕(ひん)する種の保存に関する法律(Endangered Species Act)」(種の保存法)に基づく主要な規制を緩和することを最終決定した。同法は米国民の大多数の支持を得るとともに、タイリクオオカミ(ハイイロオオカミ)やハクトウワシ、ハイイログマ(グリズリー)の個体数を回復させたとの評価を受けてきた。 「絶滅危惧種(endangered species)」(同法では、分布域のすべて、または重要な一部で絶滅の危険がある種を指す)と同等の保護を、「絶滅の恐れのある種(threatened species)