【読売新聞】 山梨県富士河口湖町の自動車部品製造会社が、低周波音でクマを追い払う装置を開発した。センサーでクマの接近を感知すると大きな音を出す仕組みで、実験ではクマが嫌がって近寄らなくなる効果がみられた。冬眠明けなのか、このところ北
飲食店などが提供するカット野菜にカエルが混入し、企業が謝罪に追い込まれるケースが相次いでいる。 5月、人気うどんチェーン丸亀製麺の新商品「ピリ辛担々サラダうどん」にカエルが混入しているのが発覚した。動画がSNSに拡散。同社は謝罪し、同商品の販売を当面休止すると発表した。カエルは野菜加工工場で混入したとして、工場での検品を強化すると説明した。 他にも、スーパーで利用客が購入したサラダにカエルが混入していたケースなど、被害は後を絶たない。 こうした中、カット野菜に紛れ込むカエルをAI(人工知能)で検知する画像検査システムが登場した。これまで手作業で異物を見分けてきた現場の負担軽減につながる、驚きの技術とは――。 関連記事 「上司を選べる制度」導入でどんな効果が? 社長も“想定外”だった職場の変化 札幌市のある企業は2019年から、部下が好きな上司を選べる「上司選択制度」を導入した。その結果、離
ホーム NEWS & RELEASE 国内希少野生動植物種スイゲンゼニタナゴの新しい調査手法を開発!~水をくむだけの環境DNA分析で絶滅危惧種の保全を目指す~ 国内希少野生動植物種スイゲンゼニタナゴの新しい調査手法を開発!~水をくむだけの環境DNA分析で絶滅危惧種の保全を目指す~ 2022年12月21日 岡山大学 農研機構 ◆発表のポイント 淡水魚のスイゲンゼニタナゴは、種の保存法で国内希少野生動植物種に指定されており、早急な保全策が必要とされています。国内希少野生動植物種に指定されている魚類はわずかに10種のみです。河川や農業水路の環境水中には、生息している生物から糞や粘液などが排出されますが、それらの中にはその生物に由来する環境DNAが含まれています。本研究では、環境DNA分析によってスイゲンゼニタナゴの生息の有無を推定できる新たな調査手法の開発に初めて成功しました。環境DNA分析にお
平素より株式会社長野日報社のホームページをご利用いただき、誠にありがとうございます。 このたび、弊社ホームページを2024年4月15日(月)にリニューアルいたしました。 より使いやすいホームページを目指して、デザインとページの構成を見直しました。 これからもコンテンツの拡充を図りつつ、お客様に有益な情報を発信してまいります。 今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
東京大学生産技術研究所の沖一雄特任教授らのグループは、湿原に生息するシカの頭数を、鳴き声やドローンの画像から推定する手法を開発した。自然環境保全地域に人が高頻度で立ち入ることなく、植生被害をもたらすシカの個体数を管理する基礎データが得られる。
詳細情報 開発の社会的背景と研究の経緯 野生鳥獣による農作物の被害額は年間約158億円(2019年度)であり、その約34%はニホンジカによる被害で、その個体数の増加と分布拡大への対策が喫緊の課題となっています。野生鳥獣にとって、農作物は栄養価が高い上に農地で大量に採食することができる魅力的な食物といえますが、農作物を食べることが具体的にシカの身体にどのように影響するのかは不明でした。シカ類では一般的に、一定のサイズ以上に体が成長すると繁殖を開始することが知られています。そのため、農作物の採食が体のサイズや妊娠率にもたらす影響を知ることは、農地を含むその地域に生息するシカ個体数がどのように変化するかを明らかにする上で重要です。 そこで今回、シカによる農作物の被害が多く確認されている長野県および群馬県の調査地で捕獲されたメスの野生ニホンジカ152頭の標本と付随するデータを解析することで、農作物
理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター集積バイオデバイス研究チームの田中陽チームリーダー、船野俊一研究員、田中信行上級研究員らの共同研究グループは、底棲生物[1]であるシビレエイ[2]の自律的な動きを利用し、海底地形図の作成が可能であることを実証しました。 本研究成果は、海底の地形情報を幅広く社会に還元し、さまざまな分野で役立てることに貢献すると期待できます。 今回、共同研究グループは、従来の計測機械を用いた海底探査とは全く異なる、底棲性で電源としても使えるシビレエイを生物エージェント[3]として用いた方法を提唱し、その手法の妥当性を検証しました。まず、大型水槽でシビレエイの撮影動画から動きをプロットし、シビレエイがほとんどの時間、底付近を動いていることを確認しました。次に、シビレエイに小型音響送信機のピンガー[4]を装着して海底に放ち、その位置を追跡することにより、海底の地形情報が
LED製品の開発・製造・販売などを手がける(株)カネヒロデンシは、農作物の鳥獣被害対策用として高照度の「LED大型センサーライト」を開発した。 LED大型センサーライト 新製品は東京海上日動火災保険(株)と共同で開発したもので、山口県内で実証試験を行い製品化したもの。(株)カネヒロデンシがLED製品専業メーカーとして培ったノウハウを結集した。 夜間に鳥獣が接近するとGPS(全地球測位システム)によるセンサーが感知し、LEDにより照射する仕組み。光度は2万8000cdでサッカー場並みの明るさ。設置も簡便で箱罠・くくり罠などへの誘導も行える。耐衝撃材を使用しているため強度にも優れる。 税別販売価格は、標準仕様が26万8000円、バッテリー仕様が21万4000円、AC電源仕様が20万8000円。レンタルも可能で、料金は3年の場合1台あたり月額9980円、1年の場合同2万4000円。 農林水産省の
Googleの兄弟企業であり秘密研究機関として知られる「X」が、何千という魚の個々の行動を自動で追跡・記録できる技術「Tidal」を開発しました。この技術は、これまで人が把握しづらかった「海面下で何が起こっているのか」の理解に役立つとみられています。 Introducing Tidal - X, the moonshot factory https://blog.x.company/introducing-tidal-1914257962c3 Alphabet's X launches Tidal to automatically track and log fish behavior | VentureBeat https://venturebeat.com/2020/03/02/alphabets-x-launches-tidal-to-automatically-track-and-
理化学研究所(理研)光量子工学研究センター先端光学素子開発チームの田島右副専任研究員、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)動物衛生研究部門の菊佳男上級研究員、長澤裕哉研究員らの共同研究チームは、乳汁を小型のパルス核磁気共鳴装置(NMR)[1]で観測をすることで、黄色ブドウ球菌(SA)[2]感染による乳牛の乳房炎を簡便かつ迅速に診断できることを発見しました。 本研究成果は、酪農分野において深刻な被害をもたらす乳牛の難治性乳房炎の非侵襲的な早期診断を可能にし、乳房炎被害の削減に貢献すると期待できます。 今回、共同研究チームは、パルスNMRを用いた乳汁のスピン-スピン緩和時間[3]の測定により求めた乳汁に含まれる微粒子の比表面積[4]と、乳房炎の炎症症状の指標である乳汁中の体細胞数の関係を調べました。その結果、SAに感染した乳房の乳汁の比表面積は、健常乳房の乳汁よりも低い値を示すことが分か
マスプロ電工は、岡山県井原市の協力で、イノシシなどの有害獣対策で設置される箱罠の扉が閉まったことをマスプロのSigfox通信を利用して通知するシステムの実証実験を開始した。 箱罠とコンパクトな通信端末。設置が容易 近年、イノシシなど野生有害獣による被害は、農作物被害など深刻な社会問題となっている。 こうした中で、マスプロ電工は、同者が開発したSigfox通信を利用した通知システムを利用することで、罠が作動したことをすぐに確認でき、迅速な対応が可能となるシステムの実証実験を岡山県井原市で開始した。 このシステムは、箱罠の扉が閉まると、あらかじめ登録したスマートフォンなどにメールで通知される。 従来は獣害対策の担当者が定期的に箱罠を確認してからの対応だったが、このSigfox通信を利用した通知システム「ワナの番人」を導入することで、より迅速な対応が可能となる。 また、Sigfox通信は、一度に
東北大学は3月13日、口から飲み込める錠剤サイズの体温計を開発し、犬を使った実証実験に成功したと発表した。胃の通過時に胃酸で発電し、30分に1回のペースで腸内温度を計測。24時間以内に体外へ排出される。より正確な体内温度を把握することで、病気の早期発見や健康促進が期待できるという。 同大が開発した「飲む体温計」の大きさは、直径約9ミリ、厚さ約7ミリ。中に温度センサー、マイコン、集積回路、通信回路、積層セラミックコンデンサーが内蔵され、電極以外は樹脂で覆われている。電極に胃酸が触れると、レモン電池と同様の原理で発電し、コンデンサーを充電。たまった電力で、30分に1回程度の計測とデータの送信ができる。 温度計は便とともにトイレで排出。下水処理場の沈殿工程で回収、破棄されることを想定する。実験では、犬に飲む温度計を服用させた。市販のループアンテナを犬の体に近づけてデータを受信することに成功し、翌
神戸大学大学院理学研究科の板倉光学振特別研究員、中央大学の脇谷量子郎機構助教、京都大学の山本哲史助教、中央大学の海部健三准教授、神戸大学の佐藤拓哉准教授と源利文准教授からなる研究グループは、1Lの河川水中の環境DNA(※1)量を分析することで、ニホンウナギの河川での生息状況を把握できることを世界で初めて明らかにしました。これにより、ニホンウナギの河川でのモニタリングを短期間で効率的に行うことが可能となり、絶滅が危惧される本種資源の保全に大きく貢献できるものと期待されます。 図1 絶滅が危惧されるニホンウナギ (Anguilla japonica)この研究成果は、2月27日 (現地時間) に、英国科学誌「Aquatic Conservation: Marine and Freshwater Ecosystems」に掲載されました。 ポイントウナギ属魚類の河川内分布をモニタリングするための環境
by alex lang 顔認識技術は近年急速に発達している研究分野であり、スマートフォンの認証にも顔認証技術が採用されるなど、実生活にも顔認識技術の恩恵が反映されつつあります。そんな顔認識技術を動物に対して使用し、モニタリングすることの理由について、New York Magazineが報じています。 Why Humans Monitor a Lot of Animals Using Facial Recognition http://nymag.com/developing/2018/10/what-creatures-may-we-place-in-the-panopticon.html 個人の顔を識別して認証に使用したり、犯行現場の監視カメラに映った顔から犯人を特定したりすることができる顔認識技術ですが、実用に際しては多くの問題が指摘されています。例えば本人以外の人間がiPhoneの
2018年8月14日 12時46分 by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと スマホのカメラで生物の名前が分かるアプリ「LINNE LENS」のiOS版が登場 現在は魚類の認識に強く、日本の水族館にいる生物の9割に対応している 平均精度は90%前後で、一度見つけた生物はアプリ内の系統樹に記録される イメージ Linne株式会社は、生き物の名前をスマートフォンのカメラで識別できる「LINNÉ LENS(リンネレンズ)」のiOS版リリースを発表した。Android版は現在準備中で、今後リリースされる予定。 使用イメージ。 一度、見つけた生き物はアプリ内の系統樹に記録される 現在の精度では、魚類の認識に強みがあり、日本の水族館にいる生き物の9割に対応し、学習済みの水族館の生き物に対する認識成功時の平均精度は90%前後となっている。今後は、認識精度を高め、対象と生き物についても増やすべく、継
人類は2万年以上前から、田畑を耕し穀物や果物を栽培する農業で自らの食糧を確保しています。そして、農業の歴史は、作物を食い荒らす虫・鳥・イノシシなどとの戦いの歴史でもあります。アメリカのブルーベリー畑で作物を鳥に食い荒らされている農家が、全自動のレーザーかかしを置くことで鳥の撃退に見事成功したと報じられています。 Growers Are Beaming Over The Success Of Lasers To Stave Off Thieving Birds : The Salt : NPR https://www.npr.org/sections/thesalt/2018/08/12/633065620/growers-are-beaming-over-the-success-of-lasers-to-stave-off-thieving-birds 実際にレーザーかかしが動いている様子
藤枝市で、市内ほぼ全域をカバーするIoT(モノのインターネット)の通信網を活用し、イノシシの捕獲作業をより効率的に行うための実証実験が始まった。センサーによって、わなの捕獲状況をリアルタイムに通知するシステム。猟友会メンバーの高齢化が進む中、わなの見回りの負担軽減などを目指す。 実験はIT企業のフューチャーイン静岡支店(静岡市葵区)が志太猟友会藤枝第2支所の協力を得て取り組んでいる。GPS(衛星利用測位システム)と振動検知を備えたセンサーをわなに付け、振動を感知すると登録した猟友会メンバーらのメールアドレスに連絡が届く。22日は関係者が集まり報道機関に仕組みなどを説明した。 猟友会藤枝第2支所有害鳥獣捕獲班の久住英樹班長(73)によると、わなは設置した人が毎日、見回るのが原則。第2支所の捕獲班も高齢化の中で見回りは「大変な作業」という。 12月上旬からスタートさせた。センサーは現在、第2支
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