「面白いアイデアだ」「発想の勝利ではないか」――筑波大学と大阪大学がこのほど発表した、カエルの合唱の“ある法則性”を活用する研究結果が、ネット上で注目を集めている。ニホンアマガエルの合唱は、個々では鳴くタイミングをずらし、全体では一斉に休む時間がある。この法則性をIoT機器のネットワークに応用すれば、近くの端末同士のパケット衝突を回避できる一方、省エネにもつながるという。 カエルの合唱とIoT機器のネットワークという、一見すると関係がないように思える事柄を結び付けた研究結果に、ネット上では「すごすぎる」「まさかの応用」などと驚きの声が上がっている。研究の経緯を、筑波大学の合原一究助教(システム情報系)に聞いた。 カエルの合唱に“隠された法則性” ニホンアマガエルの実験で、研究チームが確認した法則性はこうだ。短時間では「オス同士が鳴くタイミングをずらしている」が、長時間では「鳴いている区間(
藤枝市で、市内ほぼ全域をカバーするIoT(モノのインターネット)の通信網を活用し、イノシシの捕獲作業をより効率的に行うための実証実験が始まった。センサーによって、わなの捕獲状況をリアルタイムに通知するシステム。猟友会メンバーの高齢化が進む中、わなの見回りの負担軽減などを目指す。 実験はIT企業のフューチャーイン静岡支店(静岡市葵区)が志太猟友会藤枝第2支所の協力を得て取り組んでいる。GPS(衛星利用測位システム)と振動検知を備えたセンサーをわなに付け、振動を感知すると登録した猟友会メンバーらのメールアドレスに連絡が届く。22日は関係者が集まり報道機関に仕組みなどを説明した。 猟友会藤枝第2支所有害鳥獣捕獲班の久住英樹班長(73)によると、わなは設置した人が毎日、見回るのが原則。第2支所の捕獲班も高齢化の中で見回りは「大変な作業」という。 12月上旬からスタートさせた。センサーは現在、第2支
イノシシ捕獲、スマホで一発 ベテラン猟師と九大研究者が開発 [福岡県] 2013年09月18日(最終更新 2013年09月18日 03時00分) 実験でイノシシ4頭を一度に捕獲できた新型の箱わな 農作物を食い荒らすイノシシなどの野生動物を効果的に捕獲しようと、九州大の研究者とベテラン猟師が、スマートフォン(多機能携帯電話)の遠隔操作で扉を閉じることができる箱わなを開発した。スマホの画面でわな内部の画像を確認できるため、複数頭を一網打尽にするチャンスを狙え、間違えて別の動物を捕らえることも避けられる。福岡県の業者が来春をめどに商品化を予定しており、対策の切り札として注目されている。 野生動物の捕獲は猟友会が主に行ってきたが、高齢化が進み担い手が減少。このため、農家などが簡単に駆除できるようにと、福岡猟友会(福岡市)で活動してきた村上雅昭さん(67)と、今年3月まで九州大大学院農学研究院に所属
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