1 概 要~庄原市東城町のキャベツ農場で実験と説明会 県立広島大学の庄原キャンパス(広島県庄原市七塚町5562)では,「キャベツの大規模経営モデル」に県など関係機関が位置付けている庄原市内の農場(庄原市東城町帝釈宇山390)で11月25日,スマート農業の実証実験を行います。農業生産法人の(株)Vegeta(谷口浩一社長)が保有する75ha(ヘクタール)のキャベツ農場で,スタートから5年ほどで,中国地方で最大規模の農場に成長しています。さらなる規模拡大を目指し,まずは農場を100ha以上とすべく,AIやIOTを駆使した「スマート農業」の実現を進めます。作業の効率化と省力化が目的で,当日はドローンによる農薬散布,機械化が難しいといわれてきたキャベツの,専用機器による全自動の収穫作業などの実験を公開します。 農場内では,スマート農業に使う機器やシステムを解説するパネルを展示。農場で生産したキャベ