埼玉県深谷市は、農家と、最先端技術を生かして農業の課題解決に取り組む企業との関係を深めることなどを目指し、常設の交流拠点「カタリバ深谷」をオープンさせた。こうした拠点ができるのは県内で初めてだという。 カタリバ深谷は、同市本住町の旧中山道沿いで10月30日にオープン。建物はガラス張りの店舗風だ。 市は近年、「持続可能な農業」の実現のため、後継者問題や異常気象への対応などの課題に、テクノロジーを駆使して取り組む企業との関係を構築している。 実証実験の誘致などを通じて、これまでに約170社。自律走行型農薬散布ロボットのパイオニア企業「レグミン」のように、東京都内から同市に本社を移転する企業も出てきた。 そんな中、企業側の「農家の人たちの声をもっと聞きたい」というニーズの高まりを受け、交流拠点をつくることになったという。 開館時間(平日午前10時~午後6時)はコーディネーターが常駐。市産業ブラン