イタリア南部プーリア州フォッジャ近郊でトマト輸送の大型トラックと外国人労働者を乗せたワゴン車が衝突した交通事故の現場(2018年8月6日撮影)。(c)AFP PHOTO / CONTROLUCE 【8月7日 AFP】イタリア南部プーリア(Puglia)州で今月に入り、外国人農業労働者が死亡する交通事故が相次いで2件発生し、計16人が死亡した。これを受けてイタリア政府は6日、トマト収穫に従事する外国人労働者の劣悪な状況の改善に努めると表明した。 2件の事故はいずれもプーリア州フォッジャ(Foggia)の近くで起きた。まず4日にアフリカ出身の農場労働者らを乗せた車とトマト輸送トラックが衝突して4人が死亡、4人が重体となった。さらに現地報道によると、6日にはその日の収穫作業を終えて仮住まいの家に戻る労働者らを乗せたワゴン車がトマトを輸送中の大型トラックと正面衝突し12人が死亡した。消防当局による