昆虫と病害虫と野菜と開発に関するagrisearchのブックマーク (15)

  • 害虫探しを「あきらめない」天敵の昆虫を育成、防除の効果高める

    さまざまな野菜の害虫、アザミウマ類などの天敵「タイリクヒメハナカメムシ」のうち、害虫を粘り強く探してべる個体を選んで代々育て、防除効果を高める系統を作ることに成功した。農業・品産業技術総合研究機構(農研機構)の研究グループが発表した。幅広い作物や栽培環境に生かせるといい、化学農薬だけに依存しないための技術として期待される。 害虫防除は化学農薬によるのが主流だが、開発にコストや時間がかかる上、抵抗性の発達した害虫も現れて「いたちごっこ」が続く。農薬のみに依存せず、害虫の天敵を利用する方法の研究が進むが、天敵は農場に放つタイミングが極めて難しく、害虫がまだ少ないうちに放つと餓死したり、作物から離れたりしてしまう。逆に害虫が増えてから放つと定着はしても、防除が追いつかず手遅れになることがある。 こうした中、農研機構の研究グループは昆虫などの「餌の探索行動の切り替え」という性質に着目した。天敵

    害虫探しを「あきらめない」天敵の昆虫を育成、防除の効果高める
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    agrisearch 2024/02/26
    農研機構「タイリクヒメハナカメムシ」「あきらめ時間が、非選抜のものより2~3倍長い系統を育てることに成功した。これをナス栽培のビニールハウスに放ったところ、選抜した系統は非選抜に比べナスに長くとどまり」
  • (研究成果) 超音波でヤガ類の飛来を防ぐ手法を確立 | プレスリリース・広報

    農研機構 株式会社メムス・コア 京都府農林水産技術センター ポイント 農研機構は、株式会社メムス・コア、京都府農林水産技術センターと共同で、蛾類の嫌がる超音波を用いた害虫防除法を確立しました。夜に活動するヤガ(夜蛾)類1)を含む多くの蛾類は、天敵であるコウモリにべられないよう、コウモリの発する超音波から逃げ出します。成果はこの行動習性を利用したもので、超音波をほ場周囲に広く照射することで、ヤガ類が産卵のために農作物に飛来することを未然に防ぎ、農作物を害するヤガ類の幼虫に対して施用する殺虫剤の散布回数を大幅に削減できます。 概要 農業害虫のヤガ類は、幼虫が農作物を害することでその商品価値を著しく低下させます。ヤガ類の成虫は夜間に飛び回りますが、翅(はね)の付け根に音を感じ取る「耳」(図1)を持っており、天敵であるコウモリがエサを見つけるために発する超音波を聞くと、コウモリにべられな

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    agrisearch 2022/11/01
    農研機構植物防疫研究部門ほか「この超音波を水平方向360度に大きな音で照射可能な装置を開発し、イチゴの栽培施設とネギの露地ほ場において、これらヤガ類の飛来数と産卵数を減らすことに成功」
  • ナス害虫駆除に必殺「ゴマまわし」 徳島の農家で導入拡大:朝日新聞デジタル

    ナスの害虫対策として、天敵の虫を使った防除法が徳島県内で広がっている。県が2014年度から普及を図り、大幅に農薬を減らせて環境に優しいこともあり、導入する農家が増えている。植物としてのゴマを活用した防除法で、その名も「ゴマまわし」。高知県内での防除法にヒントを得た。 ナスにはアザミウマやコナジラミという害虫がつきやすく、実が傷ついたり、苗が枯れたりする。頭を悩ます農家を支援しようと、徳島県農林水産総合技術支援センター(徳島県石井町)の上席研究員だった中野昭雄さん(56)=現・資源環境研究課長=は12年ごろ、それらの害虫をべるカメムシの仲間のタバコカスミカメに改めて着目した。 十数年前、ナスのハウス栽培が盛んな高知県で、使われなくなったハウスでタバコカスミカメが好むゴマを栽培し、タバコカスミカメを増やして農家に配る取り組みが行われていることを知った。だが、徳島には使えるようなハウスがなかっ

    ナス害虫駆除に必殺「ゴマまわし」 徳島の農家で導入拡大:朝日新聞デジタル
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    agrisearch 2022/04/13
    「ゴマをナスのそばに植える方法を考案。ゴマの枝を切り取ってタバコカスミカメを簡単にナスの苗に移すことができるほか…ゴマが育たない冬は、園芸植物クレオメを使うことで1年を通して害虫を防除できる」
  • トマトの害虫、天敵で防除 静岡県農林技術研究所がマニュアル公開|あなたの静岡新聞

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    agrisearch 2021/10/04
    「トマトの害虫「タバココナジラミ」を、天敵の「タバコカスミカメ」の捕食能力を利用して防除する施設栽培用の技術を確立した」
  • カテゴリ / 日本農業新聞公式ウェブサイト

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    agrisearch 2021/08/12
    スワルスキーカブリダニ
  • 天敵昆虫「タバコカスミカメ」生物農薬として7月7日に販売開始 農研機構

    農研機構は、(株)アグリ総研と高知県、福岡県、岡山県、静岡県、千葉県と共同で、キュウリやトマトなど施設園芸で問題となる難防除害虫のアザミウマ類やコナジラミ類の防除に有効な天敵昆虫「タバコカスミカメ」を生物農薬として開発。5月26日に農薬登録され、商品名「バコトップ」として株式会社アグリセクトが7月7日に発売する。 タバコカスミカメ成虫 天敵昆虫「タバコカスミカメ」は、キュウリやトマトなど多くの施設野菜で問題となっている、難防除害虫のアザミウマ類やコナジラミ類の防除に有効。「タバコカスミカメ」は日に広く分布するため、野外で採集した個体を土着天敵として利用することも可能だが、東日では生息密度が低く、防除に利用できるほどの数を採集できない。また、他の虫との識別も簡単ではないため、農研機構は全国の生産者が簡単に入手できるよう共同で製剤化した。 タバコカスミカメは捕能力、分散能力が高くコナジラ

    天敵昆虫「タバコカスミカメ」生物農薬として7月7日に販売開始 農研機構
  • (研究成果) 天敵昆虫タバコカスミカメの農薬登録完了 | プレスリリース・広報

    農研機構 (株)アグリ総研 (株)アグリセクト ポイント 天敵昆虫「タバコカスミカメ」が5月26日に農薬登録されました。キュウリやトマトなどの施設園芸で問題となる難防除害虫のアザミウマ類やコナジラミ類の防除に有効です。タバコカスミカメ剤は、7月7日に(株)アグリセクトから販売開始予定です。 概要 天敵昆虫タバコカスミカメは、キュウリやトマトなど多くの施設野菜で問題となっている、難防除害虫のアザミウマ類やコナジラミ類の防除に有効です。種は日に広く分布するため、野外で採集した個体を土着天敵として利用することも可能です。しかし、東日では生息密度が低く、防除に利用できるほどの数を採集できません。また、他の虫との識別も簡単ではありません。そこで農研機構は全国の生産者の皆さんが簡単に種を入手できるよう、(株)アグリ総研および5県の公設試と共同で製剤化しました。 タバコカスミカメ剤は、5月26日

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    agrisearch 2021/06/29
    「生物農薬として7月7日に販売開始」「バコトップ」
  • https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15584493572551

    https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15584493572551
  • 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所/シイタケ害虫の新たな天敵を発見 ―菌床シイタケを脅かすキノコバエをハチが退治する―

    2019年5月14日 国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所 シイタケ害虫の新たな天敵を発見 ―菌床シイタケを脅かすキノコバエをハチが退治する― ポイント 菌床シイタケの害虫であるナガマドキノコバエ類の幼虫を殺す寄生バチを発見しました。 この寄生バチがナガマドキノコバエ類の増殖を抑制する高い効果をもつことを実験的に証明しました。 自然環境に生息するこの寄生バチを天敵として利用する技術の開発を進めます。 概要 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所(以下「森林総研」)は、菌床シイタケの害虫であるナガマドキノコバエ類(以下「キノコバエ」)の天敵となる寄生バチを発見し、この寄生バチがキノコバエの増殖を抑制する高い効果をもつことを実験的に証明しました。 キノコバエは、シイタケの菌床栽培で大発生し被害をもたらす深刻な害虫です。森林総研では、天敵を利用して害虫を駆除する生物防

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    agrisearch 2019/05/20
    「菌床シイタケの害虫であるナガマドキノコバエ類の幼虫を殺す寄生バチを発見」「ハエヒメバチ亜科に属する新種の寄生バチ」
  • 「飛ばないテントウ虫」で害虫駆除 千葉県立農大が商品化 羽を特殊樹脂で固定

    ■研究指導者「命と生態系守る新技術」 農作物の敵アブラムシを駆除するため、県立農業大学校(東金市)の学生らがアブラムシをべるテントウムシを活用した害虫防除技術の実用化に成功、「テントロール」の商品名で1月から販売を始めた。飛ぶ能力が低い個体を交配させて遺伝的に飛べなくしたテントウムシを商品化したケースはあるが、同大学校の手法は自然界で採集した個体の羽を固定し、一時的に飛べなくする点が独創的。農作業の労力や農薬の削減につながる自然に優しい害虫対策と注目され始めている。 (城之内和義) 2月7日、旭市入野のハウスで葉物野菜のアイスプラントを栽培する長谷川功さん(60)は同大学校からテントロール500匹を購入した。「2月ごろから暖かくなってくるとアブラムシが出てくる。放っておくと樹液を吸われ、すすをかぶったように黒くなり弱ってしまう」。試験的に使って効果を実感できたため導入を決めた。 この日は

    「飛ばないテントウ虫」で害虫駆除 千葉県立農大が商品化 羽を特殊樹脂で固定
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    agrisearch 2018/02/13
    「テントロール」
  • 「虫には虫」の天敵農法 : 環境 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    農作物の害虫を天敵の昆虫で駆除する「天敵農法」が全国に広まっている。害虫以外の生物を殺したり、人体に有害な化学成分が農作物に残留したりする恐れがない長所がある。害虫駆除効果の高い天敵の開発と利用が各地で進んでいる。 ナスの温室で ナスの収穫量が全国1位の高知県で、ほとんどのナス農家が害虫退治に利用する「タバコカスミカメ」という天敵昆虫がある。体は緑色で、体長は数ミリ。ナスなどの野菜類に付くコナジラミなどの害虫を好んでべる。2005年頃、全国に先駆けて利用し始め、県内のナス農家の導入率は昨年、95%に達した。 ナス栽培が盛んな安芸市で天敵のカスミカメを増殖する温室を8月初旬に訪ねた。栽培されていたのはナスではなく、観葉植物の「クレオメ」や用にもなる「ゴマ」。温室は地元のナス農家が共同で管理している。 技術指導に当たる県安芸農業振興センターの桑尾亜須加さん(30)と森田千尋さん(25)がゴ

    「虫には虫」の天敵農法 : 環境 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
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    agrisearch 2017/08/28
    「タバコカスミカメ」「飛ばないテントウムシ」、いわゆる土着天敵☆
  • 施設キュウリとトマトにおけるIPMのためのタバコカスミカメ利用技術マニュアル(2015年版) | 農研機構

    カテゴリ 技術紹介パンフレット 技術紹介パンフレット 成果マニュアル 病害虫・鳥獣害 タイトル 施設キュウリとトマトにおけるIPMのためのタバコカスミカメ利用技術マニュアル(2015年版) 発行年月日 2015年12月 1日 概要 総合的病害虫・雑草管理(IPM)を推進する上で、天敵昆虫類の利用は、化学合成殺虫剤を削減しつつ害虫防除を行なうための中心的技術となります。雑性の捕性天敵タバコカスミカメはコナジラミ類、アザミウマ類の有力な天敵で、捕能力や分散能力が高いことから、わが国でも天敵温存ハウスを活用した保護利用が西日を中心に進められており、ナスなどで効果をあげています。種は捕能力が高いため害虫種を発生直後からすみやかに抑圧できる強力な防除効果をもつ一方で、雑性で植物を餌としても定着・増殖することが可能なため、これら餌植物を代替餌とした「バンカー法」を用いることによって、従来

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    agrisearch 2015/12/08
    「タバコカスミカメを用いたキュウリにおけるアザミウマ類、トマトにおけるコナジラミ類の防除技術を開発…定着性の向上には、本種に適したバンカー植物の探索を行い、その管理技術とあわせて技術体系を構築」
  • つくば・成田間40分短縮 関鉄・直行バス、高速経由

    法人カードは、法人経営者(法人代表者)、個人事業主が利用する経費支払専用のクレジットカードのことです。 法人カードの名義は法人代表者の個人名義になりますが、法人名義の経費支払に利用することができ、法人口座から引き落とされます。法人経営における経費支払いのためのクレジットカードです。光熱費、通信費、事務用品やオフィス家具の購入、インターネット広告、インターネットサービスの利用・・・など多くの経費支払いで法人カードが利用できます。支払いは法人口座から引き落とされ、明細も法人用として個人と分離できるので、会計上も重要な経営ツールとなっています。 法人カードと一般カードの大きな違いは 引き落とし口座が法人名義の銀行口座を設定できること 企業向け、個人事業者向けの特典・サービスが充実していること とくに法人名義の銀行口座から引き落としができることが重要で、会社で利用する経費の支払いに法人カードを使え

    つくば・成田間40分短縮 関鉄・直行バス、高速経由
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    agrisearch 2015/04/03
    「つくばチョウザメ産業」、チョウザメ肉缶詰販売、目標のキャビアはまだ。
  • 「飛ばないナミテントウ」が利用可能に | 農研機構 近中四農研

    ポイント ・天敵製剤として「飛ばないナミテントウ」の販売が始まりました。 ・初めての方にもわかりやすい利用マニュアルを発行しました。(以下のURLからダウンロードできます。) http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/publication/pamphlet/tech-pamph/052628.html ・施設野菜栽培におけるアブラムシ防除に幅広い作目での利用が可能です。 ・従来のナミテントウ製剤に比べ、防除効果が持続します。 概要 農研機構が開発した「飛ばないナミテントウ」(遺伝的に飛翔能力を欠くナミテントウ)が製剤化され、施設野菜用の生物農薬として販売が始まりました。あわせて利用マニュアルも発行しましたので、一般の生産者の利用が可能になりました。 ナミテントウ1)は、施設野菜にとって重要な害虫であるアブラムシ2)を大量に捕する能力がある

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    agrisearch 2014/06/24
    2014/6/16 商品名「テントップ」、アグリセクトから発売/「いわゆる雑種強勢を利用することを考え、別々に「飛ばない」系統を育成し、その系統間で最終的な交配をする」
  • 筑波大学〉注目の研究〉イモリの肢再生のしくみは変態によって切り替わる ~250年来の謎に迫る発見~

    従来困難であった5 nm以下の金属酸化物微粒子を 精密に合成できる技術を開発~放射光分析で構造歪が誘起する特異な電子状態を発見~

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    agrisearch 2014/06/11
    「トマトの変異体集団の中から花弁の色が薄くなった(エステル化キサントフィル欠損)変異体を選抜し、その原因遺伝子を初めて明らかにしました。」
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