岡根谷 実里 / 世界の台所探検家 @m_okaneya フランス料理は知っていても、フランス人が日々何をいつ食べているかって案外知らない。 少なくとも私は、クロックムッシュが昼ごはんだとも、バングラデシュで冷水に浸したご飯を朝ごはんに食べることも、知らなかった。家庭料理って、生活の文脈を知ってこそ活き活きしてくるものだなあと思う。→ pic.twitter.com/0rT0aTHZKJ 2023-08-26 15:06:47
『炎の牛肉教室!(講談社現代新書)』(山本謙治/講談社) いわゆる「肉バル」の登場や全国各地で開かれる「肉フェス」、そして、寝かせてうま味をさらに増した「熟成肉」など、昨今は、さまざまな切り口を駆使した“肉ブーム”が巻き起こっている。 しかし、私たちはどれほど牛肉のことを知っているのだろうか。そんな疑問を投げかける書籍『炎の牛肉教室!(講談社現代新書)』(山本謙治/講談社)が刊行された。農と食のジャーナリストであり、牛のことを知るべくみずから“母牛”を所有するまでに至った著者の主張を読むと、私たちの知らなかった“牛肉の真実”にふれることができる。 ◎美味しい肉の代名詞「A5ランク」の誤解と真実 せっかく食べるなら、少しでも美味しい肉にありつきたいという思いが芽生えるのは当然。お店のメニューでよく見かける「A5ランクの牛肉」という表記は、肉のうまさを見きわめるためによく使われるフレーズだ。
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