科学とリスクと統計に関するagrisearchのブックマーク (8)

  • 中谷宇吉郎 科学の限界

    今世紀にはいってからの科学の進歩には、まことに目ざましいものがあった。とくにこの十年以来、その進歩は、一大飛躍をなし、原子力の開放、人工衛星の打ち揚げなど、人類の歴史の上に、金字塔として残る幾多の事業を為しとげた。 こういう華々しい科学の成果に幻惑された人々の中には、あたかも科学を万能のものとする考え方が、次第に一つの風潮となりつつある。そして科学がさらに数段の進歩をすれば、人間のいろいろな問題が、全部科学によって解決される日が来るかの如き錯覚に陥っている人もあるようである。宇宙時代というような言葉が流行し、それが何か人間を変えることのように思われているのも、その一つの現われである。月や火星の景色を見たり、其処にある資源が利用できる日が来ても、それは百年前に、北極や南極へ行ける日を夢見ていたのと、同じことである。今日では、北極へも南極へも、飛行機ならば、文明圏から、十数時間で行ける。しかし

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    agrisearch 2023/07/10
    今では古い点があるとすれば、「科学者」がエビデンスベースで幸福や倫理や政治に関わる責務がある(無力とか知らないとは言えない)ということ。
  • 科学の世界に革命をもたらしえる力──『因果推論の科学 「なぜ?」の問いにどう答えるか』 - 基本読書

    因果推論の科学 「なぜ?」の問いにどう答えるか 作者:ジューディア・パール,ダナ・マッケンジー文藝春秋Amazonこの『因果推論の科学』は、その名の通り因果推論について、その先駆者の著者が書いた一般向けのサイエンスである。とはいえ、大半の人の反応は「因果推論ってなんなんだ」であろう。僕も何もわからぬまま読み始めたが、著者がこれは「科学の世界の革命」であると自賛するだけのことはある概念であることはすぐにわかった。 その一方、相当に難しい、とっつきづらい概念でもあり、いかな一般向けの著作といえども書を読んで理解するハードルは他のサイエンスと比べても高いといえるだろう。数式も出てくるし、統計学の用語もぽこぽこ出てくるので、素人がスルスルと読み通せるではない。とはいえ根気強く読んでいけば理解できるように書かれているし(数式自体は別に読み飛ばしても問題はない)、理解すれば因果推論の科学がいか

    科学の世界に革命をもたらしえる力──『因果推論の科学 「なぜ?」の問いにどう答えるか』 - 基本読書
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    agrisearch 2022/09/16
    「本書では統計用語の交絡(統計モデルに相関する外部変数。ウォーキングと健康の関係における年齢のようなもの)の定義について、条件付き確率P(Y|X)≠介入確率P(Y|do(X))を引き起こすものとしているが…」
  • 研究室特別編:新型コロナ、本当のこと 神戸大学 中澤港

    人類が初めて直面した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)については、謎が多いだけに、科学的に疑念を抱かせる情報が氾濫している。たとえば感染率ひとつとってみても、その数値や評価は様々だ。そこで、病原性や感染力、各種の検査、日の感染状況、そして出口戦略などの様々な疫学的側面について、感染症疫学に詳しい中澤港教授に解説してもらおう。(文=川端裕人)

    研究室特別編:新型コロナ、本当のこと 神戸大学 中澤港
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    agrisearch 2020/05/15
    感染症疫学
  • 地域における医師の確保について - 感染症は国境を越えて - アピタル(医療・健康)

    パレスチナ情勢 ウクライナ 速報 朝刊 記事一覧 紙面ビューアー 夕刊 記事一覧 紙面ビューアー 連載 ランキング その他 コメントプラス 特集 動画・音声・写真 土曜別刷り「be」 記者イベント 天気 数独 12星座占い サイトマップ 検索 ヘルプ Q&A(よくある質問) 総合ガイド お申し込み ログイン マイページ 有料会員紙面ビューアーコース登録済み 無料会員(クーポン適用中)紙面ビューアーコース登録済み 無料会員紙面ビューアーコース登録済み 朝日ID会員 紙面ビューアーコース お客様サポート(個人設定) お客様サポート(個人設定) お客様サポート(個人設定) メール設定 スクラップブック MYキーワード 会員特典・プレゼント 提携プレミアムサービス ログアウト

    地域における医師の確保について - 感染症は国境を越えて - アピタル(医療・健康)
  • 「甲状腺を考える」専門家意見交換会 市民のための環境学ガイド

    「甲状腺を考える」専門家意見交換会    03.01.2013 パンデミック疫学は物か 甲状腺がんは今後多発するのか 昨年12月28日の記事「理系と文系の溝 追補」では、朝日新聞の12月22日の記事を引用しました。それをまず、再掲します。 23日の朝日新聞社会面(22面)に、福島の子どもの甲状腺がんと被爆との関係の記事が載っています。 これは、環境省と福島県が主催する「放射線の健康影響に関する専門家意見交換会 ~第3回“甲状腺”を考える」(2013年12月21日開催)の講演会に基づく記事です。 朝日新聞の記事の概要 観察されたことは、「甲状腺検査は事故当時18歳以下を対象に行われ、9月30日現在で、約23万9千人のうち、59人ががんやがんの疑いと診断され、1人は良性だった」。 県立医大の鈴木真一教授は、これまで見つかったがんやがんの疑いのある例について、「被爆の影響とは考えられない」と講

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    agrisearch 2014/03/24
    「東日本大震災によって、津田教授の中で何かが大きく変わったのだろう。」
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    わたし的棚ぼた一万円選書 急に千葉さんに手渡された封筒、開けてみたら1万円札が1枚。何ごとかと思えば、同期の出張を代わったお礼をもらったらしい。 「葵はワンオペで育児してくれたから」と半分わけてくれました。 泡銭の1万円 これはもう、わたし的1万円選書をしろという思し召しなのでは……

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  • 数学的・科学的な知識を使いこなしてリスクを判断できるのが人間ではないのか。(まともな)科学技術社会論の佐倉先生のツイまとめ

    佐倉統 @sakura_osamu サイコロを振る。5回続けて1の目が出たら、「次はもう1は出ないだろうな」と思う。しかし、次に1が出る確率は(サイコロが普通に作られていれば)それ以前と同じ1/6である。人間の心理は、このように数学的確率からずれて認知する「錯確率」がよくある。リスクの認知も同じだろう。(続く) 2012-08-19 20:26:51 佐倉統 @sakura_osamu (続き)「もう1の目は出ない」と感じるのは、人間にとって「自然」「当然」である。しかし、その錯確率に従って賭を続ければ、確実に損をする。人々が主観的に快適に生活することも社会的に重要な要件だから、錯確率に一定の配慮をすることも必要だと思う。(続く) 2012-08-19 20:31:36 佐倉統 @sakura_osamu (続き)また、なぜ人間がそのように数学的確率とは異なるように確率を認知することがある

    数学的・科学的な知識を使いこなしてリスクを判断できるのが人間ではないのか。(まともな)科学技術社会論の佐倉先生のツイまとめ
  • Take a Risk:林岳彦の研究メモ

    ご無沙汰しており大変申し訳ありません。林岳彦です。マイナンバーカードのことを「ナンバカ」って略すアラフィフです。 今回は、わたくしの書籍出版のご報告です。 来る2/28に、岩波書店から『はじめての統計的因果推論』というを出版することになりました。 お気軽に読めるを書きたいと思って書いたので、お気軽に読んでいただければ望です。みなさまどうぞよろしくお願いいたします。 はじめての統計的因果推論 作者:林 岳彦岩波書店Amazon このを執筆できたのはひとえにブクマカーの皆様の後押しのおかげです。 私が因果推論について初めて格的に書いたのは13年前の以下の記事で、この記事にけっこうブクマがついたことが当時の私にとってかなりの励みになりました。 takehiko-i-hayashi.hatenablog.com さらに因果推論について書いた11年前の以下の記事はかなりバズり、多数の方々に

    Take a Risk:林岳彦の研究メモ
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    agrisearch 2010/08/31
    「主にリスク学と統計学」
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