素材と文化と開発に関するagrisearchのブックマーク (2)

  • 古代エジプトの謎の物質、東海大学が製法を解明

    東海大学文化社会学部の山花京子准教授らの研究グループは、古代エジプトで陶器などに使用されながら、長い間製法が謎とされてきた「ファイアンス」について、石英、炭酸カルシウム、アルカリに漆喰の水酸化カルシウムを加えることで再現が可能になることを突き止めた。 組成分析で石英、カルシウム、アルカリが含まれていることは分かっていたが、実際に使用された材料や製法に関する記録が全く残っておらず、謎の物質とされてきた。 山花准教授は長年、ファイアンスの再現に努めてきたが、石英と炭酸カルシウム、アルカリに水を混ぜて練っても、立体的な造形や微細な装飾ができなかった。そこでピラミッドの石と石の接着に使用されていた水酸化カルシウムを主成分とする漆喰に注目、これを石英などに少量含ませて焼くことで立体的な構造の再現に成功した。 研究グループは今後、古代エジプトの実際の陶器のサイズや質感に近づけたレプリカを製作し、博物館

    古代エジプトの謎の物質、東海大学が製法を解明
    agrisearch
    agrisearch 2018/09/13
    「ファイアンス」
  • 色ってどんな風に発見されるの?

    時には偶然に、時には狙って。 18世紀初頭、ドイツの化学者ヨハン・ヤコブ・ディースバッハは研究所での仕事中、コチニールカイガラムシから赤い顔料を作ろうとしていました。コチニールカイガラムシとは小さな虫で、その抽出物は物から口紅まであらゆるものを染めます。ディースバッハ氏はこの洋紅色の抽出物をミョウバン、硫酸鉄と炭酸カリウムと化合すれば彼が望むような淡い赤色を作れると仮説を立てました。しかし、そこには問題が…。同氏が使った炭酸カリウムには異物が混入しており、顔料の化学組成を変えてしまっていたのです。ディースバッハ氏は知らず知らずのうちに、赤色よりも遥かに価値のある色を作っていたことに。それは、深い海のような青色でした。 プルシャンブルー何世紀もの間、青は自然からは少量しか見つからない非常に希少な顔料だと考えられてきました。同名の変成岩から作られたラピスラズリのような顔料は、貴重な金属である

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