三重県員弁郡東員町に設立された『シグマファームとういん』は、2015年に設立されたシグマサポートが運営する就労継続支援A型事業所です。「農・福連携のまちづくり」をスローガンに、地域住民から休耕地(約3.3ha)の提供を受け、障がい者雇用による露地栽培を行っています。現在、グローバルGAPの取得を進める同ファームの取り組みを支える必須アイテムとは? 事業所の運営全般を担当する、大西順子さんにお話しいただきました。 「農・福連携のまちづくり」に貢献 三重県員弁郡東員町にある『シグマファームとういん』は、障がい者が週5日のペースで農業に従事する、福祉サービス事業所です。野菜の栽培を通して、障がいがある方が社会にはばたくきっかけをつかむことを目指す同ファームでは、現在13名の入所者がスタッフ7名と共に日々農業に従事しています。 「障がい者雇用の農業は、一般的にはビニールハウスなどの施設栽培が多いの