ほんものの食べもの日記 オーガニック野菜など、ていねいにつくられたほんものの食べものについてのレポート&科学的な農業を実践した家庭菜園の記録、ハンター体験記など
しつこいようですが、セイタカアワダチソウの花粉を食べたテントウムシが 不妊化するという研究結果がありますから、畑の周りにセイタカアワダチソウが 咲いてるのを見たら引っこ抜いたほうがいいですよう。 IPMとは「Integrated Pest Management」の略で、 総合的有害生物管理のことである。 有害生物とは虫・病気・鳥獣も含めたものだが、 日本では「総合的病害虫管理」と呼ばれることが多い。 「全ての利用可能な病害虫防除技術を慎重に考慮のうえ、 病害虫密度の増加を抑え、かつ農薬及びその他の防御措置を 経済的に適正で、人の健康と環境へのリスクを軽減、 あるいは最小に維持する適切な手段のことを言う」 IPMの定義 FAO(国連食糧農業機関) ※ネオニコチノイド系農薬を使わない病害虫防除を探るフォーラム第一回 「農家が楽になる減農薬農業・天敵を利用したIPM」大野和朗さんの資料より 11
2008年、いちご、メロンの受粉用のミツバチが足りなくなりミツバチ価格が高騰した。 理由はオーストラリアからの女王蜂の輸入が途絶えたことだと言われている。 現在では蜂は足りていて農家は困っていない。困ってるのは国産蜂蜜が売れない 個人の養蜂家だ。蜂を守るために今すぐに消費者ができることは、 中国産ではなく国産の蜂蜜を食べることである。 2008年に船瀬俊介氏の『悪魔の農薬ネオニコチノイド』が出て早6年。 初めて読んだ時には「何言ってんの? この人」と思ったのだが、 なんだか知らない間に巷に「ネオニコ危険!」という声が高まり、 最近では規制するための署名運動も起こってたりして、 ネオニコチノイド系農薬の問題については依然として現在進行形である。 この騒動のなかで発言している慣行栽培の農家はいないし、 農薬関係の科学者、ミツバチ・天敵の研究者などからの情報発信も見かけない。 これは主に消費者と
SS(スピードスプレイヤー)で農薬まいてます。 ガアーッっていう大きな音がします。早朝の果樹産地に響き渡ります。 「ああ、今日は無風で晴天なのだな」と寝床で天気がわかるという。 産地担当時代、新緑の美しい5月は「作付」の季節であった。 「今年はこんだけ出荷してね」とかいう話をしに果樹産地に行き、 農家のお家に泊めてもらっては大酒を飲んでいた。 翌朝、スピードスプレイヤーという機械で農薬をまく音でよく目が覚めた。 窓から外を見ると、りんごや梨の樹がワサワサ揺れ、 農薬が高く吹き上がっている果樹産地ではおなじみの風景が見えた。 まだ酔ってて頭がふらふらするしで、この写真をいつも撮り損ねた。 そして、前夜、わたくしと同じように飲んでたはずのおじさまは、 もう起きて農薬をまいてたりするのだった。 今考えるとわたくしは仕事の邪魔しに行ってたのではないだろうか。 申し訳なかったなあ。 山梨のすもも農家
殺虫剤は害虫も殺しますが、ミツバチやクモなども殺します。そういう意味では「悪」。 しかし、特定の農薬を規制するよりは、全体の毒性で議論した方がいいと思うんだけどなあ…。 以前勤務していた会社(大地を守る会)で、私は産地担当という仕事を5年間していました。 産地担当とは、農家との作付契約・出荷物・出荷状況・作柄の確認などが主たる役割で、 農家のおじさま方と毎日ああでもないこうでもないと話をするのがお仕事。 時には飲んだくれ、時にはガミガミと言いたいことをストレートに言ってきた結果か 5年間で気遣いの全くできないガサツな女になってしまったのでありました。 それはさておき。 たまたま私の担当は落葉果樹類全般(りんご・なし・桃・ぶどう等々)だったことから 農薬の名前について、またその危険性についてやたらと詳しくなりました。 大地を守る会では大地を守る会基準で、使ってはいけない農薬が決まっています。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く