ブックマーク / tarotan.hatenablog.com (3)

  • Fisherだけに5%閾値の責任を負わせるのは少し酷な気がする - Tarotanのブログ

    以下,記憶だけで書いたいい加減な話. 5%閾値を広めた責任者は,K.Pearson, Fisher, Neyman, Snedecor,そして,統計分析のハウツーの著者ら,さらに,私自身も含めた統計関連従事者(←統計家や統計学者ではない)ではないだろうか.Fisherだけに責任を負わせるのは酷な話だと思う. まず,1900年初頭には,K. Pearsonの提案をもとに,probable errorの3倍以上のものを”almost certain significance”とする分類がBiometrikaを中心に利用されていた.このprobable error (PE)は,Xが正規分布に従っている時に,μ± PEにXが属する50%となるもの.このPEは,元々は,Galtonが多用していた.(Galtonは,いまでいう四分位点から,PEを求めていた.Galtonの文献では,標と母集団の違い

    Fisherだけに5%閾値の責任を負わせるのは少し酷な気がする - Tarotanのブログ
  • 古典統計学・ベイズ統計・統計モデリングの関係について - Tarotanのブログ

    2019年1月4日 9:30頃 追記 同ブログ記事に対して黒木さんからTwitterにて以下のようなご指摘をいただきました(ごく一部のツイートだけを抜粋). #統計 もう一度書くと、 * 予測分布の予測性能の比較→AIC, WAIC, LOOCVなど * モデルによるサンプル生成の確率分布がサンプルの真の分布にどれだけ近いかを比較→自由エネルギー, BIC, WBICなど — 黒木玄 Gen Kuroki (@genkuroki) January 3, 2019 ありがとうございます. ご指摘通り,このブログ記事では(最近の統計モデリングにおける特徴のひとつとして)予測性能の評価のほうしか取り上げておらず,特にAICしか触れていません. 特異モデルでも妥当であると言われているWAICへの言及ができなかったのは,私がまったく理解していないだけからです.ニューラルネットワークやベイズモデルなど

  • 相関係数の大きさに対する目安の歴史的変遷 - Tarotanのブログ

    2022年3月15日 Googleドライブの権限変更のため,ファイルが共有されていませんでした.リンクを変更しました. 「相関係数が0.7あれば、相関が高いと言える」 などの目安を、教科書や入門書で見かけたことは ありませんか? 私は、ちょくちょく目にするのですが、 どこの 誰が いつ 言い出したのか、ずっと不思議に思っています。 下記のリンクにあるPDFファイルで、その歴史的 変遷を追ってみました。 相関係数の大きさに対する目安の歴史的変遷.pdf 相関係数の大きさに対する目安の歴史的変遷.pdf - Google ドライブ 長くてすみません。 上手にまとめることができませんでした。 今回調べたところでは、20世紀初頭のアメリカに おける統計学や教育統計学の入門書において、 いくつかの目安が誕生したようです。 イギリスのGalton, K. Pearson, Spearmanなども 相関

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