ベトナム・ハノイのカフェで携帯端末を使う人々(2013年11月28日撮影、資料写真)。(c)AFP/HOANG DINH NAM 【4月21日 AFP】自閉症の子どもを持つフランス人の母親が、異なる言語を話す、または言葉が全く話せない相手との意思疎通を可能にするスマートフォン(多機能携帯電話)用アプリを開発した。仏IT企業ソジェティ(Sogeti)が20日、発表した。同様のものとしては世界初とみられるという。 マリー・スピッツ(Marie Spitz)さんが開発したのは、「トーク・ディファレント(Talk Different)」と呼ばれるアプリ。700種類の画像、色、アイコン、音声を用いてメッセージが作成できる。これは、重度の自閉症のために言語能力が制限されている娘のポーリン(Pauline)さんと会話するためにスピッツさんが実践している代替意思伝達手段に基づくものだという。 スピッツさん