人口減少や人手不足、新型コロナウイルス禍下における非接触ニーズなどさまざまな課題を抱える小売店舗。売り上げが減少して黒字が維持できない小売事業者が増え、廃業も年々増加しているのが現状だ。同時に消費者側においても、特に少子高齢化や人口減少が急激に進む地域では、「買い物難民」という社会課題も引き起こしている。こうした小売店舗や消費者が抱える問題に対応すべく、NTTグループのテルウェル東日本(東京・
【声明】私たちは農と食が国家主義・排外主義の枠内で語られることを拒否します 私たちは農民です。農民として、自分の身の丈に合わせ、自然と相談しながら営農を持続し、ある者は有機農業に挑戦し、地域の農業を維持してきました。自由に、思いや行動や知恵や技術を発揮できることに誇りをもって食を作ってきました。 私たちは消費者であり生活者です。私たちは食べる者として、自身と将来世代の誰もが健康で幸せに生きることができるように、安心して食べ続けられるように、消費者生活者としての運動をつみあげてきました。 それこそが農と食の民主主義だと私たちは考えます。 7月の参院選は食と農をめぐって、排外主義的な農業でも良しとするのかという問いを私たちに突き付けました。 はじめて選挙に登場した参政党が、大量の候補者を立て、当選者を出し政党要件を獲得するという出来事がありました。同党は三つの主要公約の一つに「化学的な物資に依
宮城県や山形県の郷土菓子として知られる「ずんだもち」などを日本食品標準成分表の品目に追加する方針が30日、文部科学省の有識者委員会で決まった。地域特有の食品が収載されるのは極めて珍しい。 成分表は、国内で日常的に食べられている食品のエネルギーや、たんぱく質、ビタミンなどの栄養成分の量を示したもの。5年おきに改訂され、現行の2015年版には約2千の食品が載っている。 文科省政策課資源室によると、特産品が成分表に載れば、栄養士らが献立作りに生かしやすくなり、学校給食や外食による消費が広がるとして、各地から収載の要望が相次いでいた。 枝豆をすりつぶして餅に絡めたずんだもちと宮城県の葉物野菜「ちぢみゆきな」は、収載に必要な成分分析を済ませており、12月にも追加する。いぶりがっこ(秋田県)やふなずし(滋賀県)などは現在分析中で、20年版に載せる方針。(小林舞子)
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