中国江蘇省の沛県(ペイシェン)で犬が自分の命を犠牲にして飼い主を救った・・・というニュースをChina Daily Website(中華日報のオンライン英語版)が伝えている。 チェンさんの体を電流が流れた。彼は電線を手に握り締めたまま気を失ってしまった。犬は、飼い主の異変にすぐに気づき、激しく吠え立てた。そして、飼い主を救おうとして、電線に食らいつき、チェンさんの手から電線をもぎ取った。 そのおかげで、チェンさんは感電死を免れた。しかし、犬がチェンさんの手から電線をもぎ取った瞬間、電気の流路がチェンさんから犬へと移った。死のバトンタッチだった。 犬はその場で倒れ付した。二度と起き上がることはなかった。結果的に自らの命を犠牲にして飼い主を救ったのである。