理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。 量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています! にほんブログ村の「フランス語ブログランキング」にも手を出してしまった都合上、フランスを意識した記事をいくつか書いている。とはいえ「とね日記」の大多数の読者は理数系の方だから、今日はその共通項的なテーマを取り上げてみた。 *ブルバキ、数学原論とは ニコラ・ブルバキ(Nicolas Bourbaki)はフランスで活動した数学者で1939年から1998年にかけて「数学原論」という7千ページにもおよぶ膨大な数学書を次々に世に送り出したことで知られている。現代数学を根本から洗いなおし、一から構築してしまおうという壮大な試みである。(日本語版の「数学原論」は全37巻で構成されている。) 数学者といっても実のところブルバキとは架空の人物の名前で、その実体はフランスの若手数学者の集団だったの