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ブックマーク / www.astroarts.co.jp (8)

  • 地球は先駆者、生命に適した惑星9割の誕生はこれから

    ハッブル宇宙望遠鏡と系外惑星探査衛星「ケプラー」などの観測データを基にした最新の理論研究から、生命が存在しうる惑星のうち9割以上はまだ作られていないという見積もりが発表された。46億年前に誕生した地球は、かなりの先駆者ということになる。 【2015年10月23日 HubbleSite】 ハッブル宇宙望遠鏡(HST)などの観測データによって、100億年前の宇宙では現在よりも速いペースで星が作られていたことがわかっているが、当時使われた星の材料となる水素やヘリウムは全体量から比べるとわずかで、宇宙にはまだ多くの材料が残されている。したがって、未来の宇宙ではこれからも多くの恒星や惑星が誕生する。 一方、「ケプラー」による観測データを基にした見積もりでは、天の川銀河内に10億個もの地球サイズの天体が存在し、そのうちの相当数が岩石惑星であると推測されている。現在観測可能な銀河が1000億個以上あるこ

    地球は先駆者、生命に適した惑星9割の誕生はこれから
  • 2015年5月7日 水星が東方最大離角 - アストロアーツ

    夕方の西の空に見えている水星が、5月7日に東方最大離角となる。夕方に見える機会としては今年最も高くなる。双眼鏡で探してみよう。 日没後の西の空低く見える水星が、5月7日に太陽からもっとも離れて東方最大離角となる。夕方に見える機会としては今年最も高くなる。1日ごろにはプレアデス星団と大接近しているので、西の空がひらけている場所があれば双眼鏡で探してみよう。 地球の内側を公転する水星や金星は、太陽の反対側に来ることはないので、決して真夜中には見えない。空の中での位置が太陽から大きく離れることがなく、見える時は必ず日没後の西の空か、日の出前の東の空となる。 今回のように太陽からもっとも東側に離れるときを「東方最大離角」と呼び、この日の前後は日没後に観測しやすい。反対に太陽から西側に離れる「西方最大離角」のときは、日の出前の東の空で観測しやすくなる。 ムックやDVD映像、シミュレーションソフト(W

    ch1248
    ch1248 2015/05/02
    東方最新作かな?
  • 冥王星の衛星に名前をつけよう

    【2013年2月14日 SETI Institute】 冥王星の2つの小さな衛星「P4」と「P5」は、それぞれ2011年と2012年に発見されたが、まだ名前がついていない。SETI研究所のウェブページでは、今月26日まで、広く一般からその候補を受け付け中だ。 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した冥王星と5つの衛星。クリックで拡大(提供:NASA, ESA, and M. Showalter (SETI Institute)) 冥王星の衛星P4は、2011年にハッブル宇宙望遠鏡の画像から発見された。続いて翌年にはP5も発見された。衛星の大きさは、P4が直径13〜21km程度、P5が直径10〜25km程度だという。 冥王星の衛星の名前は伝統的に、ギリシャ・ローマ神話にでてくる冥界やその王「ハーデス」に関連する名前がつけられている。1978年に初めて発見された冥王星の衛星はカロン、2005年に発見された

    ch1248
    ch1248 2013/02/14
    いつの間にか5つに。
  • 水星に大量の水の氷

    【2012年11月30日 NASA (1)/(2)】 太陽にもっとも近い惑星である水星に、水の氷が存在することが明らかになった。常に陰となっている低温の場所に見つかった氷は、太陽系における水の運搬の歴史を物語る。 「メッセンジャー」による北極付近の画像にレーダー検出の結果(黄色)を重ねたもの。クレーターと一致しているだけでなく、比較的低緯度のクレーターでは南側に集中しているのもわかる。クリックで拡大(提供:NASA/Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/Carnegie Institution of Washington/National Astronomy and Ionosphere Center, Arecibo Observatory) 2012年12月上旬の水星は、夜明け前に金星のすぐ左下に現れる。12月5日に西方

    ch1248
    ch1248 2012/12/01
    すごいな
  • 太陽100億個分 最大級のブラックホールを発見

    【2011年12月8日 ジェミニ天文台】 米ハワイにあるジェミニ北望遠鏡の観測で、太陽100億個分という、これまでで最大質量のブラックホール2つが近隣の別々の銀河に見つかった。アメリカとカナダの研究チームによるもので、現在の宇宙において大型ブラックホールがどこにひそんでいるかという謎の一端を明かす成果だ。 しし座銀河団(Abell 1367)の銀河NGC 3842で見つかったブラックホールのイメージ図。中心の黒い部分がブラックホールで、右下の太陽系イメージに比べても事象の地平線(注)がかなり大きいのがわかる。クリックで拡大(提供:P. Marenfeld/NOAO/AURA/NSF) 100億年以上前、誕生して間もないころの宇宙には、超大質量ブラックホールが多く存在したと考えられている。このことは、これらのブラックホールを擁したクエーサーからの光により判明した。クエーサーとは、非常に明るく

  • 宇宙に満ちている可視光線源をほぼ全て解明!

    【2011年7月11日 名古屋大学】 名古屋大学と東京大学のグループが、NASAの探査機「パイオニア10号」と「11号」のデータを利用し、世界で初めて宇宙空間にある可視光線の明るさを計測した。これにより、現在既にわかっている可視光線源で宇宙に存在する全ての可視光線を説明できることがわかった。 パイオニア10号と木星。クリックで拡大(提供:松岡良樹(名古屋大学)、以下同じ) 宇宙空間の明るさと星間塵のエネルギーの関係。横軸が星間塵のエネルギー、縦軸が宇宙空間の明るさを示す。星間塵のエネルギーが0より下の点ではエネルギーが一定となっており、これが宇宙空間を満たす可視光線の明るさを示す。クリックで拡大 宇宙にどれだけの光が満ちているのかという問題は、「オルバースのパラドックス」(注1)を初めとして、宇宙がどのような姿なのかという問題と絡んで古くから議論されてきた。 地球にいると昼間は太陽が、夜は

  • 初めて分析された「スーパーアース」の大気

    初めて分析された「スーパーアース」の大気 【2010年12月6日 CfA】 巨大地球型惑星「スーパーアース」の大気が初めて分析された。その結果、大気はひじょうに厚く、成分の5分の1ほどが水蒸気である可能性が示された。 系外惑星GJ 1214bは、地球と比べると半径が約2.6倍、質量が約6.5倍あり、系外惑星の中でも巨大地球型惑星「スーパーアース」と呼ばれる種類に属する。中心星までの距離は200万km(地球―太陽間の約70分の1)、公転周期は38時間だ。その中心星GJ 1214は、へびつかい座の方向約40光年の距離にある暗い星で、地球から見てその中心星が太陽の位置にあったとすると、太陽の300分の1の明るさしかない。 米・ハーバード・スミソニアン天体物理学センターのJacob Bean氏らの研究チームは、地球から見てGJ 1214bが中心星の前を通り過ぎる(トランジットの)際、中心星から届く

  • 超巨大ブラックホールは銀河の星形成をさまたげる

    【2006年9月12日 NASA JPL News Release】 大型銀河の中心には超巨大ブラックホールがある。銀河が成長するほどブラックホールも成長するが、逆にブラックホールは大きくなるほど周囲で星が誕生するのを妨げ、銀河の成長にマイナスに作用するかもしれない。NASAの紫外線観測衛星GALEXの観測から明らかにされた。 超巨大ブラックホールの想像図。周囲を加熱し、物質を吹き飛ばしてしまい、周囲には赤く年老いた星しか残っていない。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech/Tim Pyle (SSC)) 銀河、超巨大ブラックホール、星形成の関係。横軸が銀河の質量で縦軸が超巨大ブラックホールの質量。青い銀河は星形成が見られる銀河、赤はほとんど見られない銀河をあらわす。ブラックホールの質量が銀河に対して一定(グラフ中の白線)以上の割合になると、星の誕生は急激に抑制されると考え

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