大阪府は24日、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を行う大規模接種会場の責任者を務める医師が逮捕されたため、接種の予約受け付けを22日から24日まで停止したと発表した。24日夕に受け付けを再開し、接種は予定通り25日から始める。 府は大阪市中央区の府庁舎2カ所で、25日から1日最大2200人に3…
新型コロナウイルスについてテレビ番組などで発言している倉持仁医師(48)の病院に中傷ビラを貼ったなどとして、栃木県警は17日、宇都宮市北若松原2丁目、無職坂本淑子容疑者(67)を信用毀損(きそん)の疑いで逮捕し、発表した。「信用を毀損するつもりはなかった」と容疑を一部否認しているという。 県警によると、坂本容疑者は1月16日午後10時ごろ、倉持氏が院長をつとめるインターパーク倉持呼吸器内科の建物や駐車場の車などに「コロナが拡大したのは(倉持院長が)テレビに出たから」などと虚偽の事実を記したビラを貼り、病院の信用を損ねた疑いがある。倉持院長と面識はないという。 調べに対し、坂本容疑者は「倉持院長のところに行ったことで大丈夫だと安心し、行動を控えない人が出てきてコロナが拡大した。テレビに出てほしくなくて抗議をした」と供述しているという。 倉持院長は取材に対して「なぜこのようなことをしたのか動機
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大久保容疑者が経営するクリニックを家宅捜索し、押収品を運ぶ捜査員=23日午前11時25分、宮城県名取市) 全身の筋肉が動かなくなっていく神経難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症した京都市中京区の女性に薬物を投与して殺害したとして、京都府警が、嘱託殺人の疑いで、呼吸器内科医の大久保愉一容疑者(42)=仙台市=と、医師の山本直樹容疑者(43)=東京都=を逮捕した事件で、大久保容疑者は、厚生労働省の医系技官として約7年半働いていたことが、関係者らへの取材で23日分かった。 また、医師2人のうち大久保容疑者は「高齢者は見るからにゾンビ」などとネットに仮名で投稿し、高齢者への医療は社会資源の無駄、寝たきり高齢者はどこかに棄てるべきと優生思想的な主張を繰り返し、安楽死法制化にたびたび言及していた。 大久保容疑者が記したとみられるブログ「高齢者を『枯らす』技術」やツイッターには、安楽死に賛同する投稿
全身の筋肉が動かなくなっていく神経難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症した京都市の女性から頼まれ、薬物を投与して殺害したとして、京都府警捜査1課などは23日、嘱託殺人の疑いで、仙台市の医師の男(42)と、東京都の医師の男(43)を逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。 患者を「安楽死」させたとして医師が逮捕、または書類送検されるのは、2008年に富山県射水市の射水市民病院の元外科部長らが殺人容疑で書類送検(嫌疑不十分で不起訴)されて以来、12年ぶり。 捜査関係者によると、医師2人は被害女性の担当医ではなく、直接の面識はなかったとみられる。 捜査関係者の説明では、医師2人は京都市内のALS患者女性=当時51歳=から依頼を受け、昨年11月に同市内の自宅マンションを訪れ、室内で薬物を女性の体内に投与し、死なせた疑いが持たれている。
17日午前11時15分ごろ、「『俺はコロナだ』と言って、役場から逃げた男がいる」と愛知県大治町役場の職員が、津島署大治交番に届け出た。同署は役場関係者から事情を聴いている。 町は、他の来庁者に庁外に出てもらった上で、午前11時すぎから役場を閉鎖している。今後、消毒作業を行う。 町によると、同日午前10時半ごろ、1階ロビーにいた案内係の女性に対し、男が突然、マスクを外してせきをかけ、「俺はコロナだ」と言った。「冗談だ」とも言っていたという。男はその後、役場の窓口に書類を出し、立ち去った。 (中日新聞)
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愛知県蒲郡市で新型コロナウイルスに感染した50代男性が「ウイルスをばらまく」と知人に言い残してフィリピンパブなどを訪れた問題で、この男性が18日午後1時ごろ、県内の入院先の病院で死亡した。男性は新型コロナウイルス感染前から重い持病があったという。関係者への取材で分かった。 男性は4日に陽性が判明した後、県の自宅待機の指導に従わず、1人で同市内の居酒屋とフィリピンパブに立ち寄った。両店は店内を消毒した上で同日から営業を停止。パブ経営者の男性は13日、営業を妨害されたとして県警蒲郡署に被害届を提出、県警は業務妨害の疑いがあるとみて捜査する方針を発表していた。 パブでは30代の女性従業員が新型コロナウイルスに感染していたことも12日に判明。この男性に接客はしていなかったが、店に居合わせていたことが分かっている。男性の両親も先に新型コロナウイルスに感染していることが確認されていた。 (中日新聞)
山口県下関市の国立病院機構関門医療センターは10日、誤って抗がん剤を投与した70歳代の男性患者が死亡したと発表した。連続投与に制限がある薬であることに、医師も薬剤師も気付かずに投与を続けたためとみられる。 センターによると、男性は2月に骨折の治療で入院した。他の病院で脳腫瘍(しゅよう)の治療を受けており、親族が持参した服用薬に抗がん剤「テモダール」が含まれていた。整形外科の男性主治医(53)ら複数の医師は、抗がん剤であることを十分に認識しないまま処方箋(せん)を書いたという。 テモダールは副作用が大きく、連続投与が5日間までに制限されているが、主治医らは39日間連続して投与。男性は血液中の白血球などが減少する症状を起こし、6月4日に多臓器不全などで死亡した。院内の薬剤師はテモダールが取り扱いに注意を要する薬であることは認識していたが、連続投与に制限があると気付いていなかったという。会見した
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