鳩山由紀夫元首相が21日、地元の苫小牧で記者会見し、次期衆院選には出馬せず、政界を引退することを正式表明した。 野田首相は「多大なる貢献に心から感謝する」なんて言っていたが、これは野田の謀略だ。野田民主党は選挙公約に消費増税やTPP推進を掲げて、「党に公認を求めるなら、誓約書に署名しろ」と迫っている。鳩山がのめないことは百も承知で、踏み絵を迫り、引退に追い込んだわけである。ホント、薄汚いやり口で、鳩山陣営は野田に恨み骨髄だが、鳩山周辺によると、「民主党には野田以上に許せないヤツが何人かいる」らしい。 その筆頭は藤井裕久元財務相だ。 「藤井さんは大蔵省OBとして、塩や酒などの関連団体票をバックに参院比例区で当選を重ねてきた。同じ団体をバックにしていたのが鳩山由紀夫さんの父親、威一郎氏です。威一郎さんの初当選は1974年、藤井さんは1977年。つまり、藤井さんと威一郎氏は同じ業界団体票を