高浜原発１・２号機 耐震性評価が妥当か試験へ NHKニュース原則４０年に制限された運転期間の延長を目指す福井県の高浜原子力発電所の１号機と２号機について、関西電力の耐震性の評価が妥当かどうかを確認するため、設備に揺れを与える試験が行われることになりました。試験の結果によっては、評価の見直しが必要になる可能性もあり、ことし７月の期限までに延長が認められるか、注目されます。 規制委員会は、このうち、安全対策が新しい規制基準に適合しているかの審査に事実上合格したことを示す審査書の案をすでに取りまとめていますが、詳しい設備の設計を確認する別の審査では、耐震性の評価に使っている従来と異なる新しい評価手法の妥当性が焦点の１つになっています。 １０日の審査会合で関西電力は、ほぼ同じ型の美浜原発３号機で、設備に小さな振動を与えて揺れの伝わりを確かめる試験を行う計画を示し、規制委員会は、おおむね了承しました。試験は今月中に行われる見通しで、結果によっては、評価手法な
