この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【6月8日 AFP】ウクライナ・カホウカ(Kakhovka)水力発電所のダムが決壊し、ドニエプル(Dnipro)川下流のヘルソン(Kherson)では洪水が発生した。屋根まで水に漬かった民家もあり、消防や警察は救助活動を続けている。 「家はなくなった。屋根さえも見えない」と、子ども5人を連れて自宅から避難したドミトロ・メルニコウさん(46)は娘の手を握りながら話した。「地区全体が水の下だ。1階の天井より上に水が来ている」 警察、救急隊員や兵士から成る救助チームはボートや水陸両用車を使い、取り残された住民の救助活動を行っている。中にはパスポートなどわずかな所持品しか持ち出せない人もいた。 6日のダム決壊以降、ドニエプル川の水位は5メートル以上上昇した
水位が著しく低下したイラク南部ナシリヤを流れるユーフラテス川(2023年2月27日撮影)。(c)Asaad NIAZI / AFP 【2月27日 AFP】イラク当局は26日、南部でチグリス(Tigris)川とユーフラテス(Euphrates)川の水位が大幅に低下していると明らかにした。至急対策を講じるという。 AFPの写真記者は南部ジーカール(Dhi Qar)州の州都ナシリヤ(Nasiriyah)で、ユーフラテス川の川底が露呈している様子を捉えている。 チグリス・ユーフラテス川の源流は共にトルコにある。イラク当局は長年、トルコのダムが水をせき止めているため、イラクに流入する水量が劇的に減っていると非難している。 昨年のイラクの公式統計によると、イラクを流れるチグリス川の水位は過去100年の平均水位の35%ほどにまで低下している。 イラクはしばしばトルコにダムの放流を要請している。また、農業
北極海のフランツヨシフ諸島沖の氷山(2021年8月16日撮影)。(c)Ekaterina ANISIMOVA / AFP 【9月19日 AFP】巨大なロシアの原子力砕氷船が凍り付いた北極海を突き進み、北極点(North Pole)への航路を切り開く。見渡す限り真っ白な世界。だが、ここでも気候変動の影響がうかがえる。 「1990年代や2000年代初期には、氷はもっと手ごわく、分厚かった」と、砕氷船の船長を務めるドミトリー・ロブソフ(Dmitry Lobusov)氏(57)は語る。30年近い船乗り生活の多くの時間を、北極圏で過ごしてきた。 昔は何年も融解しない氷がかなりあったが、「そんな氷も、今ではめったに目にしない」と話す。 ロブソフ氏の「50年の勝利(50 Let Pobedy)」号は、ロシアが増強中の大型原子力砕氷船団に属している。船団は、北極圏において、ロシアの力を誇示する役割も果たし
黄金の三角地帯を流れるメコン川。左側がラオス、右側がタイ(2019年9月20日撮影)。(c)Lillian SUWANRUMPHA / AFP 【2月23日 AFP】タイの国境を流れるメコン(Mekong)川が中国の野望に立ちはだかっている──その距離は97キロに及ぶ。 メコン川はチベット高原に源流を発し、中国、ミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア、ベトナムを通り南シナ海(South China Sea)に流れ込み、沿岸の数百万人の人々の生活を支えている。 中国は長年、タイを流れるメコン川をしゅんせつし、巨大貨物船――将来的には軍用艦艇――が通れる水路を確保したいと考えている。実現すれば、雲南(Yunnan)省からメコン地域の国々を通って、中国の貿易と安全保障の要となっている南シナ海までを結ぶ水路が出来上がる。 「川を分かち合い、未来を分かち合う」というキャッチフレーズを掲げる中国は、メコ
ミネソタ州コテージグローブには、1950年以来、防水および防汚製品向けの様々なPFASを生産してきた工場がある。(PHOTOGRAPH BY DANIEL ACKER, BLOOMBERG/GETTY IMAGES) 「PFAS」と聞いてもピンと来ないという人は多いだろう。「パーフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物」の略語だ。だが、米国人はこのPFASに日に何度も接触している可能性が高い。それどころか、体内に摂取しているかもしれない。 PFASは4000以上の異なる化学物質の総称で、家庭用品からファストフードの包み紙まで、あらゆるものに含まれている。人間の血液から検出されたとの調査結果さえある。(参考記事:「ファストフードで体内に「永遠の化学物質」の危険」) そのうえ、1月22日に米国の非営利団体エンバイロンメンタル・ワーキング・グル-プ(EWG)が発表した調査結果による
ブラジル・ペルナンブコ州カボデサントアゴスチーニョのイタプアマビーチで、原油をすくい上げながら浜に上がる少年(2019年10月21日撮影)。(c)AFP / Leo Malafaia 【11月28日 AFP】ブラジル北東部パライバ(Paraiba)州の海岸に最初に原油が漂着したのは、8月の終わりだった。それ以降、北東部9州で漂着を確認、海岸、砂洲、マングローブといった手付かずの自然が汚染され、海洋生物が被害を受けた。ブラジル史上最悪の原油流出だ。 原因はまだ分かっていない。だが、ギリシャ船籍のタンカーがこの惨事を引き起こしたとみられている。被害を受けた地域は、報道機関の大半が拠点とする各州都から遠く離れているため、この被害の写真を入手するために、AFPのリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)支局は、地元の才能ある写真家たちを探し出した。彼らの話を紹介しよう。 ■ペルナンブコ(Pe
「水の都」として知られるイタリア北部のベネチアで、降り続いた雨の影響で過去50年で最も高い高潮が発生し、町の中心部などが浸水する被害が出ました。 イタリアのベネチアでは、低気圧の影響でここ数日、雨が降り続き、12日午後11時前に187センチメートルの高潮を記録し、町の中心部などが水につかりました。今回の高潮は1966年の記録に次ぐ2番目の高さで、過去50年では最高だということです。 町の最も低い位置にある観光名所のサンマルコ広場は、一面、数十センチの高さまで浸水し、人々はひざあたりまで水につかり重い足取りで歩いていました。 記録的な高さの高潮についてベネチアの市長はツイッターで地球温暖化の影響だとしたうえで、イタリア政府に対策や支援を求めました。 またベネチアの市民は「観光客には魅力的かもしれないがベネチア市民にとっては深刻な問題だ。今年だけでなく将来にわたって課題となるだろう」と話してい
くもとり𓅪 @yama_sato3 【首都圏外郭放水路】台風19号が過ぎ去った翌日の見学会に参加した。過去2回見学に行ったことがあったが稼働中は初めて。70mの立坑に55mの水が溜まっていた。もしこの施設がなかったらどうなっていたか…ありがとう地下神殿(2019.10) pic.twitter.com/g4DUr2XQlV 2019-10-14 22:23:20
台風19号による豪雨で川の堤防が壊れる「決壊」が発生したのは、13日の夕方の時点で21河川の24か所に上ることが国土交通省の調査で分かりました。 また、水が堤防を乗り越える「越水」による氾濫は、国や15の都県が管理するのべ142の河川で確認されました。 堤防の決壊が確認されたのは、次の河川です。 《国管理の河川》 ▽吉田川の宮城県大郷町付近 ▽久慈川の茨城県常陸大宮市の富岡と塩原の合わせて2か所 ▽那珂川の茨城県常陸大宮市の野口と下伊勢畑の合わせて2か所 ▽都幾川(ときがわ)の埼玉県東松山市正代 ▽越辺川(おっぺがわ)の埼玉県川越市平塚 ▽九十九川の埼玉県東松山市正代 ▽千曲川で長野市穂保 《県管理の河川》 ▽秋山川の栃木県佐野市赤坂町 ▽黒川の栃木県壬生町上稲葉 ▽荒井川の栃木県鹿沼市野尻 ▽三杉川の栃木県栃木市下岡 ▽荒川の栃木県那須烏山市藤田 ▽蛇尾川(さびがわ)の栃木県大田原市北大
筆者は、本サイトにてちょうど1年前に、『東京電力「トリチウム水海洋放出問題」は何がまずいのか? その論点を整理する』と題して、福島第一原子力発電所において増加の一方である「トリチウム水」について解説しました。この記事はたいへんな反響を得て執筆者冥利に尽きるものでしたが、今年9月10日から新たな書き下ろし記事かと見紛うばかりに再び注目を集めています。 注目を集めているのは、原田義昭前環境大臣が退任寸前に「海洋放出しか方法がないというのが私の印象だ」「思い切って放出して希釈すると、こういうことも、いろいろ選択肢を考えるとほかに、あまり選択肢がないなと思う」と発言し、NHK他で報じられた*ことが切っ掛けとなっています。 <*環境相「処理水は海洋放出しかない」福島第一原発2019/09/10 NHK、“原田環境相、原発処理水「海洋放出しかない」2019/09/10 日本経済新聞> 続いて大阪府知事
Ricky_Elwood @David_R_Stanton forbes.com/sites/jamescon… 先日、Forbesに掲載された福島のトリチウム処理水放出に関する非常に素晴らしい解説記事。書いたのはジェームス・コンカ(James Conca)というPh.Dの科学者(地球と環境に関する研究者らしいです)。 ・何故トリチウム水を放出するのが安全かつベストなのか?… 2019-09-19 23:56:28 リンク Forbes It's Really OK If Japan Dumps Radioactive Fukushima Water Into The Ocean Slowly releasing Fukushima tritium-contaminated water into the Pacific Ocean is a very good idea. No other
流出してしまった油は、環境への負荷を考え、出来る限り早期に除去するのが望ましいです。石油の処理の仕方は、大きく物理的回収と、処理剤を使い化学的に油を処理する化学的回収に分けられます。他に、バイオレメディエーション(バイオスティミュレーション)を用いての石油処理が行われる場合もあります。以上の努力でも処理しきれなかった油は、海岸に漂着したり、海の中を彷徨うことになります。漂着した油については海岸のクリーンアップ(海岸清掃)によって、出来る限り早く除去するのが望ましいです。 オイルフェンスによる囲い込みと油の回収 海上で流出した石油は、放っておけば、どんどん拡散して海面を覆っていくため、最終的には広範囲の海域が汚染されてしまうことになります。これを防ぐためには、流出油を一定範囲内に封じ込めておく必要があり、そのために使用されるのがオイルフェンスです。タンカー事故などで石油流出事故が起こった場合
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