福島第一原発の事故のあと、新しい原発基準のもとでこれまでに合わせて5原発9基が再稼働した一方、福島第一原発を除き、多額の安全対策費用などを理由に廃炉が決まったり、廃炉を検討したりしている原発は8原発15基にのぼっています。 廃炉が決まったり、検討したりしている原発を除くと全国には15原発33基があり、青森県にある建設中の大間原発と島根県にある島根原発3号機を含めこれまでに27基で再稼働の前提となる規制基準の審査が原子力規制委員会に申請されました。 審査は「PWR」=「加圧水型」と呼ばれるタイプの原発が先行し、6原発12基が合格しています。 これまでに再稼働したのは、 ▽鹿児島県にある川内原発1号機と2号機 ▽愛媛県にある伊方原発3号機 ▽福井県にある高浜原発3号機と4号機 ▽大飯原発3号機と4号機 ▽佐賀県にある玄海原発3号機と4号機 の合わせて5原発9基です。